2013年1月23日(水)12時30分から、東京都千代田区の日本外国特派員協会(FCCJ)主催で、「日本外国特派員協会主催 記者会見『進化するオンラインコンテンツ』 」が行われた。本を単純に電子化したものではなく、時代の最先端の端末や、そこで実現できる表現を前提に作られた、専用コンテンツ=コミックアニメーションについて、会見が行われた。新しく電子出版社を立ち上げた建石俊之氏、そのコンテンツ第1弾を制作した押井守氏、藤原カムイ氏が、独自の感性で再構築した「マンガ」の「新様式」について語った。
(IWJテキストスタッフ・花山/奥松)
2013年1月23日(水)12時30分から、東京都千代田区の日本外国特派員協会(FCCJ)主催で、「日本外国特派員協会主催 記者会見『進化するオンラインコンテンツ』 」が行われた。本を単純に電子化したものではなく、時代の最先端の端末や、そこで実現できる表現を前提に作られた、専用コンテンツ=コミックアニメーションについて、会見が行われた。新しく電子出版社を立ち上げた建石俊之氏、そのコンテンツ第1弾を制作した押井守氏、藤原カムイ氏が、独自の感性で再構築した「マンガ」の「新様式」について語った。
■ハイライト
建石氏は冒頭、このプロジェクトをスタートした経緯について、「電子出版は世界的に注目されている新しいビジネスであり、今後拡大していく大きなマーケットと考えて、電子出版の専門会社を立ち上げた」と述べた。コミックアニメーションと名付けた理由を、「日本から世界に届けたい文化である、コミックとアニメーションを融合した新しいコンテンツ作りのため」と説明し、「既存の本を単にスキャンするだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのハードウェアや、アプリケーションの技術の進歩を利用し、電子化を念頭においたコンテンツを作っていく」と語った。
次に建石氏は、1月20日に発売を開始した、最初のコミックアニメーションについて、「従来のマンガの様式とは違い、独自の切り口、表現方法を使っている作品」と述べて、2つの作品を紹介した。
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