2012年03月11日(日)、東京電力本社で、東電社員黙祷および西澤社長訓示(14:46~)が行われた。
藤本孝副社長をはじめ、山崎雅男副社長、武井優副社長といった幹部社員が出席する中、福島第一原子力発電所入りする同社西澤俊夫社長が、スクリーン越しに社員に向けた訓示を行なった。
(平山茂樹)
2012年03月11日(日)、東京電力本社で、東電社員黙祷および西澤社長訓示(14:46~)が行われた。
藤本孝副社長をはじめ、山崎雅男副社長、武井優副社長といった幹部社員が出席する中、福島第一原子力発電所入りする同社西澤俊夫社長が、スクリーン越しに社員に向けた訓示を行なった。
■全編動画
2012年3月12日14時46分、東京電力本店にて、社員による1分間の黙祷が行われた。藤本孝副社長をはじめ、山崎雅男副社長、武井優副社長といった幹部社員が出席する中、福島第一原子力発電所入りする同社西澤俊夫社長が、スクリーン越しに社員に向けた訓示を行なった。
訓示の中で西澤社長は、「福島第一で亡くなった作業員のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げる」と述べるとともに、「今後も引き続き、福島第一原子力発電所の安定化に向けた中長期的な取り組みをおこなっていきたい」と述べた。
また「現場の職員の取り組みは高く評価されている」、「ともに歩みを続けている社員の皆さん、ありがとう。是非、皆さんとこの難局を乗り越えて行きたい」などと述べ、訓示はあくまで社員向けのものであり、被害者への謝罪の言葉はなかった。また西澤社長および勝俣会長は、報道陣に向けた会見を行わなかった。