2012年3月7日(水)、参院議員会館で行われた、「福島・岩手・宮城・千葉県の子どもの尿検査についての日仏同時記者会見」の模様。
(IWJ・中埜)
2012年3月7日(水)、参院議員会館で行われた、「福島・岩手・宮城・千葉県の子どもの尿検査についての日仏同時記者会見」の模様。
■イントロ
尿検査は福島、岩手、宮城、千葉の各県の3歳から18歳21人、22歳1人、36歳1人の計23人が対象。フランスのACROに送られゲルマニウム半導体検出器で検査した結果、15人から放射性セシウムが検出された。また、食生活やハウスダスト吸引など、生活パターンとの関連性も指摘された。
福島第一原発から190キロ離れた場所でも内部被曝が発生していることが判明。検査を受けた人々のアンケートから食生活の変更によって検査結果に差が出ていることもわかり、食品からの摂取や呼吸器からの吸引が内部被曝にどのように影響するか、継続的な調査が重要だとした。