「俺は20年(実際は15年。タイソンはこの時、誇張して表現していた)も試合していないんだぞ。彼はたったの3年だ。なんでだれも俺の心配をしないんだ」54歳のマイク・タイソンの復帰戦は16分ドロー! 2020.12.12

記事公開日:2020.12.12 テキスト
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(文・翻訳:尾内達也 文責:岩上安身)

 54歳のマイク・タイソンの15年ぶりの復帰戦の相手は、元世界4階級制覇のロイ・ジョーンズ・ジュニア、51歳だった。この試合は、2020年11月29日にロサンゼルスのステープルズ・センターにおいて無観客で行われた。

 エキシビションマッチの結果は、16分ドロー(引き分け)。判定決着なしのルールだった。

 エキシビションマッチとは、公式記録にカウントしない特別実演試合を意味する。

 「荒ぶる神」タイソンは圧倒的だった。

 米スポーツメディア『ESPN Ringside』によれば、タイソンとジョーンズがパンチを当てた数はタイソン「67」に対しジョーンズが「37」。その内の強打に関しては、タイソンが「57」発でジョーンズが「28」発で、タイソンが圧倒した。

▲マイク・タイソン(Wikipediaより)

記事目次

  • タイソンのパンチは煉瓦塀も砕く!
  • 「最大の衝撃は、あの年齢の2人が重傷を負って試合を止められることもなく、16分間も殴り合いができたことだ」!
  • タイソンは昔も今も巨万の富を生み出すモンスター!
  • タイソンは試合直前にも試合中にも大麻を吸っていた!
  • タイソンはカリフォルニアとカリブ海で大規模な大麻ビジネスに乗り出していた!

タイソンのパンチは煉瓦塀も砕く!

 タイソンをヘビー級チャンピオンに育て上げた伝説のボクシング・トレーナー、カス・ダマトは、タイソンのパンチの破壊力について、本心から、こう述べたという。

 「(前略)いいか、あいつのパンチは煉瓦塀を砕けるくらい強烈だ。あいつのパンチは強烈なだけじゃなくて、実に効果的だ。右でも左でも相手をKOできる」

※マイク・タイソン著『真相 マイク・タイソン自伝』p79. ダイヤモンド社[初版2014年]2020年

 エキシビションマッチ終了後のインタビューで、タイソンの対戦相手のロイ・ジョーンズ・ジュニアは、インタビュアーのジム・グレイに「短い時間だったが消耗したように見える。ボディーショットが効いたのか」と聞かれてこう答えている。

(…会員ページにつづく)

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