今はひとり 山本太郎氏 街頭演説(東京8区) 2012.12.14

記事公開日:2012.12.14取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・富山/奥松)

 2012年12月14日(金)17時30分から、東京都杉並区のJR荻窪駅北口で、今はひとり 山本太郎氏の街頭演説が行われた。今回の選挙の争点は「命」であると訴える山本氏。応援演説に駆けつけた歌手の沢田研二氏は、「山本太郎のように勇気のある若者が、ちゃんと打って出てきました」と述べ、山本氏への投票を呼びかけた。

■全編動画(17:35~ 1時間13分)
※冒頭、音声が乱れ大変聞き取りにくい状態となっております。大変申し訳ありません。ご了承ください。

30分~ 沢田研二氏による応援演説
  • 日時 2012年12月14日(金)17:30~
  • 場所 JR荻窪駅北口(東京都杉並区)

 応援演説に立った26歳の支持者は「放射能はじわじわと影響が出る。私に真実を教えてくれたのは山本太郎さんです。私たちは動物実験じゃない」と内部被曝の恐ろしさを語り、若者に対して、選挙へ参加することの大切さを訴えかけた。

 続いて、応援演説に駆けつけた、歌手で俳優の沢田研二氏は「勇気ある若者がちゃんと打って出てくれた。候補者は皆、国難と言っているが、原発を止めることが一番大事。それをやらないことには、経済などのさまざまな問題は解決できない。これはなんとかしないといけない」と述べ、山本氏への支援を呼びかけた。

 また、福島県郡山市在住の子どもを持つ支持者は「山本さんは、福島第一原発が爆発した時から声を挙げ、この若さで、恐怖を抱えながら、私たちの所に何度も来てくれた。嘘つきで、堕落し、自分の生きている間だけ裕福で、平和であれば良いと考えている大人がたくさんいる。その人たちも、真面目に生きてきたと言うが、だったらどうしてこんな世の中になったのだろうか。今、誰を政界に送らなければいけないのか、考えていただきたい」と訴えた。

 最後に山本氏は「原発事故、それによる放射能被害、放射性物質の拡散は矮小化され、ごまかされ続けている。事故は収束どころか、まだまだ続いており、現場では、命を削りながら最悪な労働環境の中、作業員は頑張ってくれている。今ここで変えないと嘘ですよね?」と街頭の人々に語りかけた。

 今回の争点を「命を守る者」と「国の未来を売り飛ばす者」の二者択一である、と語る山本氏は、「議員も、それを取り巻く人たちも、あまりにしがらみが多い。僕は本当のことしか言わない。皆さん一人ひとりの力がないと、不条理を押し付けられている人たちがそのままにされてしまう。どうか脱原発を掲げ、命を大切にしようとしている候補者に、票を入れてほしい」と訴えた。

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