2012年12月6日(木)、埼玉県さいたま市大宮駅東口で、「埼玉5区全候補 街頭演説(藤島利久氏)」が行われた。藤島氏は「原発のゴミは、次の世代に後始末を残すか、いま我々がするかだ。この衆議院選挙は脱原発国民投票である」と訴えた。
TPPについては不参加を表明、「農業問題から見ると、アメリカは広い農地があるから、そこで作った作物を日本に売りつけるということだ」と述べた。そして、日本の農業を守るために「田舎に仕事を作り、都市の若者たち、労働者たちに移り住んでもらう。荒れた畑や田圃を耕す人にお金を出す」とした。
エネルギー政策に関しては、「原発2基を動かすために、火力発電所7基を止めているだけだ」とし、自然エネルギーへの移行を提案した。藤島氏は「山本太郎氏との調整で、杉並から埼玉へ移ってきた。未来の党の最後の公認候補になった」と述べ、「私たちは次の社会のために生きる。若い世代に核のゴミを押し付ける政治は駄目だ」と繰り返し強調した。