ようやく離党届を受理!都民ファーストの小池都知事は選挙戦中、自民党を離党していなかった!IWJが自らの取材で確認! 2017.6.29

記事公開日:2017.6.29 テキスト
このエントリーをはてなブックマークに追加

※2017年6月28日のツイートをまとめました。

 自民党広報に問い合わせたところ、6月1日に小池百合子氏は離党届を提出しているが、まだ離党手続きは済んでいないとのこと。

 理由を尋ねたところ、離党扱いを協議する「党紀委員会」に対し、二階幹事長が離党手続きの申請をしていないからとのこと。なぜ、幹事長が申請をしないか、重ねて問うと、「そこまで聞かれても困る」という回答だった。これが深謀遠慮に基づくものかは不明。

▲都議選で応援演説をする小池百合子東京都知事(WikimediaCommonsより)

 ワイドショーの「小池劇場」にどっぷりつかった、どんな政治オンチでもわかる、都民ファーストは公明や維新と同じ、自民の補完勢力である、という事実。都議会議員は国会議員の選挙の手足となる。都民が「自民は嫌だから都ファへ」という投票行動を取れば来たる国政選挙で自民を利することになる。

 都政では争っても国政では政府・自民党と連携していく立場を明確にしたものだ。首相周辺「小池氏は都議選は戦うが、自民党本部とはけんかしないということだろう」

※2017年7月3日付けの速報ツイートを追記しました。

 小池百合子知事は都民ファーストの会の代表を本日付で辞任する意向を明らかに。後任には野田数幹事長。野田氏は09年、自民党で都議に当選。12年、当時の橋下徹大阪市長と連携する「東京維新の会」を結成。同年、日本維新の会で衆院選に出馬するも落選。

 野田氏は都議時代の2012年9月、「我々臣民としては、国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」し、大日本帝国憲法の復活を求めるという「請願」の紹介議員となり、これに賛成した極右議員。

詳細は→ 小池百合子新都知事が、仰天の人事を発令!特別秘書に「我々臣民は国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄」という思想を持つ極右を選任! 2016.8.5

IWJの取材活動は、皆さまのご支援により直接支えられています。ぜひ会員にご登録ください。

新規会員登録 カンパでご支援

関連記事

「ようやく離党届を受理!都民ファーストの小池都知事は選挙戦中、自民党を離党していなかった!IWJが自らの取材で確認!」への2件のフィードバック

  1. @55kurosukeさん(ツイッターのご意見) より:

    速報! 都民ファーストの小池都知事は、自民党を離党していなかったことを、IWJが自らの取材で確認! http://iwj.co.jp/wj/open/archives/386325 … @iwakamiyasumi
    都民ファーストVS自民という小池劇場が茶番ということは明らか。結局は自民党内の権力争いに過ぎないのか。
    https://twitter.com/55kurosuke/status/880175747654066176

  2. 木場健三 より:

    高速道路を逆走どころか、今はもう憲法や法や規則を逆走がまかり通るインチキ社会。不正と放射能汚染で真っ先に日本は亡びるのかな。正義と真実のかすかな灯が大きな松明になり日本とそして地球が救われることを祈る。それにしても、インチキメディアが世界に蔓延している事実に目を醒めさせていただき、感謝です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です