2012年10月9日(火)、東京都千代田区の環境省(中央合同庁舎第5号館)で、長浜博行環境・原発事故担当大臣の定例会見が行われた。
(IWJテキストスタッフ・岡田・佐々木)
2012年10月9日(火)、東京都千代田区の環境省(中央合同庁舎第5号館)で、長浜博行環境・原発事故担当大臣の定例会見が行われた。
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10月5日、東電から新たに、事故当初のテレビ会議の映像が提供され、政府の介入が、現場の作業に支障を来たしている場面が見受けられた。記者からは「今後、新たな原発事故が起きた際、対応するのは、電力会社と国のどちらであるか」と質問があがったが、長浜大臣は「事業主体のみで対処するのは困難ではないか」と回答した。
また、10月7日に大臣は、野田佳彦首相と共に福島第一原発及び同県楢葉町を視察し、首相から除染作業の加速を指示された。その除染作業に関し「今後どのように取り組んでいくのか」という記者の質問に、「除染を加速しなければ、故郷に帰還したいと思う方々の要望に答えることはできない。今月中に、今後の計画をとりまとめたい」と答えた。