“豪腕・小沢”の次なる一手とは!? 生活の党が「自由党」に党名を変更、小沢氏「保守票なければ政権とれない」――山本太郎議員は党籍を残し「山本太郎となかまたち」から比例区で候補者擁立へ 2016.10.12

記事公開日:2016.10.15取材地: 動画
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(取材:浅野百衣、文:須原拓磨)

 「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表と山本太郎代表が、10月12日(水)に記者会見を開き、党名を「生活の党と山本太郎となかまたち」から、「自由党」に変更することを発表した。

 自由党は、1998年に結成された政党で、党首を務めたのは小沢一郎氏。小沢代表は、この党名変更について「自由党の時が、一番、政治的理念も政治政策も非常にはっきりとして、その意味において、非常に筋道の通った活動をすることができた」と述べ、「保守の自民党以外の票をとらなければ、政権はとれない」と、次期衆院選をにらんだ党名変更であると説明した。

■ハイライト

  • 会見者 小沢一郎代表、山本太郎代表
  • 日時 2016年10月12日(水) 16:30~
  • 場所 衆議院第二議員会館(東京都千代田区)

「山本太郎となかまたち」で比例ブロックに候補者擁立へ~山本代表「無党派であったり、政治に対して無関心の方々にリーチできるような受け皿をつくりたい」

 この日の会見で山本代表は、自由党に党籍を置きながら、「山本太郎となかまたち」という形で、比例ブロックに候補者を擁立する意向を表明した。

 そのうえで、「6割にも満たないような投票率の中で、同じパイを政党として奪い合うというところから少し離れた考え方で、無党派であったり、政治に対して無関心の方々にリーチできるような受け皿をつくりたい」と話し、「まず東京の比例ブロック。もしも資金、他の事情が許せば、南関東、北関東というところに広げていければ、というふうに思っています」と今後の展望を語った。

▲小沢一郎氏と山本太郎氏――10月12日、衆議院第2議員会館

▲小沢一郎氏と山本太郎氏――10月12日、衆議院第2議員会館

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