2012年9月28日(金)、岡山県岡山市の岡山プラザホテルにて、「岡山県知事候補・伊原木隆太氏 推薦団体、企業拡大選対会議」が行われた。各党、各団体からの激励を受けた伊原木隆太氏は、知事選に挑むにあたっての決意を語った。
(IWJテキストスタッフ・富山/奥松)
2012年9月28日(金)、岡山県岡山市の岡山プラザホテルにて、「岡山県知事候補・伊原木隆太氏 推薦団体、企業拡大選対会議」が行われた。各党、各団体からの激励を受けた伊原木隆太氏は、知事選に挑むにあたっての決意を語った。
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伊原木隆太氏は、1998年から2012年5月まで、岡山市に本社を置く大手百貨店(株)天満屋の家業を継ぎ、代表取締役社長を務めた。
失われた10年、20年の間に進んだ日本の国力低下、岡山の県民所得の減少にみる国内での相対的地位の低下を憂う伊原木氏は、「家業も大事だが、我々の会社も客観的に見れば、岡山という大きな親亀の上に乗った沢山の子亀のひとつに過ぎない。岡山をなんとか元気にしたい」と述べた。
決意表明の中で伊原木氏は「この挑戦に人生をかけている。創意工夫、情熱、努力といった『民間企業の当たり前』を役所に取り入れることで、役所はもっと役立つ場所になると信じている。民間の力、発想を活かして、それぞれの地域、それぞれの産業を元気にしたい」と語った。
教育の分野では「かつて、教育県と呼ばれていた岡山。現在では小学生の不登校率が全国ワースト1位、中高生の校内暴力全国ワースト5位。全国学力テストにおいては都道府県別の順位で小学校が45位、中学校が42位。教育県岡山の面影は全くない。皆さんのお子さんが通うにふさわしい学校を取り戻さなければ行けない」と、荒廃した教育現場の再生を掲げた。
最後に「産業の振興と教育の立て直しをしっかり行うことで、岡山県の未来は明るくなると信じている」と述べて、県政トップを目指す意気込みを示した。