2012年9月19日(水)16時半より、東京都新宿区のJR新宿駅西口で、「民主党代表選 立候補者 街頭演説」が行われた。集まった聴衆からは、各候補の演説がかき消されるほどの野次や怒号が相次ぎ、場は騒然となった。
代表選候補者は、野田佳彦氏、赤松広隆氏、原口一博氏、 鹿野道彦氏の4人。原口候補はこの日、沖縄へ訪問中のため欠席となった。
開始直後から、「解散しろ」「帰れ」など、聴衆の罵声が飛び交い、演説内容が聞き取れない場面もあった。各候補が実績や抱負を語るあいだも、抗議の声が圧倒的だった。
野田候補は演説で「社会保障費の増大を賄うために公平感を持った負担を」と、消費税増税の必要性を訴えた。話題が原発におよぶと、「原発やめろ」「野田やめろ」の声が大きくなり、一時デモのような様相を呈した。街頭演説が終了した後も、一部の聴衆から、現場のマスコミ報道陣や、原発政策への抗議の声が続いた。