「この国の主権者として立憲主義を取り戻し、本当の民主主義を実現する」野党統一候補・森ゆうこ氏出陣!1議席をめぐり与党候補と一騎打ちへ 2016.6.22

記事公開日:2016.6.22取材地: テキスト動画
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(佐々木隼也)

※6月23日テキストを追加しました!

 「オールにいがた」を背負い、野党統一候補・森ゆうこ氏が選挙戦に出陣した。参院選(7月10日投開票)の公示日である6月22日、新潟県三条市で街頭演説を行った森ゆうこ・元参院議員は、集まった市民に「今回は絶対に勝たなければならない選挙だ」と力強く訴えた。

 新潟選挙区は「1議席」をめぐり、自民党の現職・中原八一氏(公明推薦)と、野党統一候補となった無所属の森ゆうこ・元参議院議員、そして幸福実現党の推す横井基至氏が激突する。実質、与党と野党(+市民連合)の一騎打ちだ。

 森氏はまず、アベノミクスは「一部の金持ちや権力者の経済政策」と喝破。そのうえで、「額に汗して一生懸命働きながら、つつましくまじめに暮らしている皆さんを大事にするための経済政策を押しすすめなければならない」と語った。

 そして自身も母親であり、2人の孫を持つ「おばあちゃん」として、現政権が進める安全保障政策の危険性を訴えた。

 「今声を上げなければ、自分の子どもを守れない。今、行動しなければ子どもたちの命と未来を守れない。誰の子どもも殺させない。ママたちのこの悲痛な願い。そしてこの国の主権者として、立憲主義を取り戻し、本当の民主主義を実現する」

 IWJの選挙特番の解説者をつとめた元日経新聞記者の宮崎信行氏によれば、公示日時点では、森ゆうこ氏はかなり苦戦であるという。でも、選挙戦はこれからが本番である。「改憲勢力」を食い止める一議席をとれるかどうかは、多くの市民の応援次第。要注目の選挙区だ。

■全編動画

  • 日時 2016年6月22日(水) 11:45~
  • 場所 三条市役所前(新潟県三条市)

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