東京電力 記者会見 11:00 2012.1.27

記事公開日:2012.1.27取材地: テキスト動画
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 2012年1月27日(金)、東京電力本店で、記者会見が行われた。

 窒素ガス封入や、プール循環冷却は平常通りに行われ、また、凍結防止対策とした、水の移送を夜間に8回行ったことを発表した。

■全編動画

  • 日時 2012年01月27日(金) 11:00~
  • 場所 東京電力本店(東京都千代田区)

プラント状況について

 原子炉への注水2号機に関しては注水量の変更作業を本日行なっている。給水系からの流量を8から7へ減少。炉心スプレイ系からの流量を1から2へ増加。作業実績は夕刻会見で行う。

 3号機は給水系の注水量を8.5から8.9へ増加。炉心スプレイ系からの注水量を1から0へ。炉心スプレイ系からの注水量を0にして、高台注水ポンプのホースの切り替え作業を本日行う。切り替えが終わったら給水系の注水量を9から8に減少、炉心スプレイ系0から1へ増加する予定。

 1号機の配管ホース切り替え作業は来週行う。使用済み燃料プールの循環冷却は通常通り。集中廃棄物処理建屋への溜まり水の移送に関して、2、3号機は凍結防止のため夜間運転を行っている。27日分含め、これまでに8回凍結防止対策のための移送を行なっている。6号機は移送予定なし。

 海底の覆土準備工事音波調査に加えて、本日はカメラでの海底状況の確認を行う。キュリオンとサリーでの高濃度汚染水の処理行なっている。本日はキュリオンとヴェッセルの2塔交換を行った。

 冬期対策で保温材取り付け作業を行なっているが、常用高台ポンプの入口側は取り付けが終わっている。突出ラインに関しては、ポリエチレン管への配管工事と合わせて実施中。予備ポンプに関しては、入口側の施行完了、出口側は来週完了予定。

(本日は記者からの質問は無かった。)

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