辺野古の新基地建設の撤回と普天間基地即時撤去をアメリカ政府に直接訴えるため、山内徳信参議院議員を団長に、市民団体からなる訪米団が渡米した。
2012年1月26日に開かれた「沖縄市民訪米団を支援し、辺野古アセスの撤回を求める院内集会・記者会見」では、ワシントンD.C.に滞在中の訪米団と、衆議院会館の会議室に集まった市民団体や国会議員をスカイプ中継で繋ぎ、報告会と記者会見が行われた。
訪米団は米国防総省に、①普天間撤去、②辺野古撤回、③高江ヘリパッド禁止、④嘉手納拡張禁止、⑤地位協定の改定の5項目の要望書を提出。「日、米政府ではなく、沖縄県民の声を初めて聞いた」と現地からの声を受け、沖縄の実情がアメリカには伝わっていないことを認識したと報告。その後、辺野古違法アセスやりなおし訴訟について、辺野古アセスのずさんさについて登壇者からの説明が続いた。