2012年1月24日、岡田克也副総理が定例会見を行った。岡田副総理は冒頭、国家戦略会議の副議長に就任したことを報告。さらに、原子力災害対策本部の議事録が作成されていなかった問題に関し、公文書は行政を検証する民主主義の根幹を支えるインフラであり、説明責任が強く求められる事案であるにもかかわらず、それが作成されていなかったことは極めて遺憾だとした。保安院に迅速な対応を求めるとともに、今後同じことが繰り返されないために公文書管理法の遵守を徹底するよう指示すると語った。
2012年1月24日、岡田克也副総理が定例会見を行った。岡田副総理は冒頭、国家戦略会議の副議長に就任したことを報告。さらに、原子力災害対策本部の議事録が作成されていなかった問題に関し、公文書は行政を検証する民主主義の根幹を支えるインフラであり、説明責任が強く求められる事案であるにもかかわらず、それが作成されていなかったことは極めて遺憾だとした。保安院に迅速な対応を求めるとともに、今後同じことが繰り返されないために公文書管理法の遵守を徹底するよう指示すると語った。
■ハイライト
記者からの質問は、社会保障と税の一体改革に集中。内閣府が示した財政の中長期試算で、財政健全化の黒字化のために2020年度も残る16兆円の赤字への対処法として、副総理は、「2015年に消費税10%をまずはしっかりとやる」としたうえで、将来の財政と行政改革の進捗状況により、税率はその都度検討の対象とすると述べた。年金制度については、現状での財源不足を強調しつつ、消費税10%を主たる財源とはせず、年金保険料の引き上げに含みを残した。