東京電力 福島第一原発事故の刑事責任を問うた告発状受理についての記者会見 2012.8.1

記事公開日:2012.8.1取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・栗原)

 2012年8月1日(水)、司法記者クラブで、「東京電力 福島第一原発事故の刑事責任を問うた告発状受理についての記者会見」が行われた。
東京電力福島第一原発事故に関し、国や東電側に刑事責任があるとして提出されていた告訴・告発状が8月1日、東京、福島両地検に受理された。会見に臨んだのは、明石昇二郎氏、広瀬隆氏、保田行雄氏、河合弘之氏の4名。

■ハイライト

 東京地検への告発について、明石氏は(1)津波の被害が想定されたにも関わらず対策をしなかった事に対する刑事責任(2)事故発生後、一般の周辺住民に被害が及ばないよう対策をするのが原子力を推進してきた人間の責務であるが、それを怠った責任。以上2点を問題点として挙げた。広瀬隆氏は、原子力規制委員会の委員長候補の田中俊一氏に不快感を示した。委員長就任の辞退を要求し、原子力委員会の委員長代理をしていた事から「原発事故の当事者である」と、犯罪者として告発する構えだ。

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