福島第一原発構内道路脇の側溝付近からの発煙は火災と判定、たまたま通りかかった作業員が発見~東電定例会見 2015.3.30

記事公開日:2015.3.30取材地: テキスト動画
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 2015年3月30日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。構内道路脇の側溝付近から発煙しているのを、たまたま通りかかった作業員が発見、消防連絡し、火災と判定された。発煙原因はまだ調査中だという。

■全編動画

構内道路脇から発煙、「火災」と消防判断

 福島第一原発構内の道路両脇から発煙しているのを、たまたま通りかかった作業員が発見。双葉消防に連絡し、火災と判断されたことを報告した。

 発煙のある側溝の蓋をあけると、電線ケーブルや配水ホース類が焦げた状態になっていたという。電線ケーブルや配管は二重化されており、また当該配水ホースは撤去する予定だったため、プラント等の状態には影響しないと東電は説明。発煙の原因については現在は調査中で、取りまとまり次第、発表される。

3号機原子炉建屋1階シールドプラグの移動要因を推定

 3号機原子炉建屋1階シールドプラグが移動していることの要因について、規制庁からの要請を受けて調査、推定した結果を発表した。

 原子炉格納容器には、内部への搬入などのため、機器ハッチと呼ばれる出入口がある。それを塞ぐ、高さは2.8m、幅2.5m、厚さが約80cmの蓋がシールドプラグと呼ばれるもの。大型で、重量が非常に重いが、レールの上に乗っており、5人程度が力をかければ動くような構造になっている。

 調査の結果、3号機だけで移動していることから地震の影響は小さく、また周囲に爆発の形跡が見られないことから、格納容器内の水素爆発が原因とは考えにくいという。建屋水素爆発でシールドプラグ外側の圧力が下がったことなど、内外の圧力差により移動すると考えられると説明した。

 規制庁の求めに応じて調査、推定したもので、東電はこの結果をもとに、何か対処や対策をすることは考えていないという。

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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示

報道配布資料

2015年3月30日

2015年3月29日

2015年3月28日

2015年3月27日

プレスリリース

2015年3月30日

2015年3月27日

福島第一原子力発電所の状況について(日報)(東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響)

道関係各位一斉メール

2015年3月30日

2015年3月29日

福島第一原子力発電所 データ集

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