2012年1月12日(木)、文科省16階特別会議室にて、第122回放射線量審議会が開かれた。
議題は「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(昭和26年厚生省令第52号)の一部を改正する省令及び食品、添加物等の規格基準(昭和34年厚生省告示第370号)の一部を改正する件(諮問)」に係る検討についてや、「水道法に規定する衛生上必要な措置等に関する水道水中の放射性物質の目標の設定(諮問)」に係る検討についてなど。
登壇した「コープふくしま」の佐藤理氏は、自信らの行った調査で、現行の暫定基準値でも安全だとし、新基準となる100bq/kgでは、福島の風評被害はさらに広がり、大きな社会的損失、経済的損失であるとした。(00:37:00頃)
厚労省は、新基準は、食品全体に当てられる年間線量について、コーデック委員会が、食品の介入免除レベルとして年間1mSvを採用したガイドラインを提示していることを踏まえ、年間1mSvに設定した。一般食品の基準値を100Bq/kgに、また、牛乳及び乳児用食品の基準値を50Bq/kgとしたことを報告した。