2014年8月1日14時から、東京電力で「原子力安全改革プラン進捗報告(平成26年度第1四半期)記者会見」が開かれた。「原子力部門の行動指針」を文章化したこと等を、今期の主なトピックスとして発表した。
2014年8月1日14時から、東京電力で「原子力安全改革プラン進捗報告(平成26年度第1四半期)記者会見」が開かれた。「原子力部門の行動指針」を文章化したこと等を、今期の主なトピックスとして発表した。
記事目次
■全編動画
■原子力安全改革プラン進捗報告(2014年度第1四半期)に係るクライン委員長のコメント
2013年3月末に発表した原子力改革プランに基づいた改革の進捗について報告があり、いくつかのトピックスを発表した。
改革監視委員会は、これまでは会見が開かれていたが、時間の都合が合わないとして、クライン委員長からのコメントがビデオメッセージとして公表された。
今期は、福島第一原発のような「廃炉措置」と、柏崎刈羽原発のような「発電炉の運転」とは異なるものであり、それぞれベンチマークするよう指摘を受けたと、姉川尚史・タスクフォース事務局長は説明した。
加えて、汚染水対策は個々の対策だけでなく、全体的・包括的な管理体制が必要であり、そのために明確な文書化をせよと指摘されたという。
姉川氏は、これまでドキュメンテーションが後手に回っていたと報告。文書化に関しては、経営層のビジョン、バリュー、期待事項をきちんと明文化して組織の隅々まで行きわたらせることが重要だが、これまで行っていなかったとし、そこで「原子力部門の行動指針」を文章化したこと等を、今期の主なトピックスとして発表した。
<参考>