明るく楽しい学習会@金町~講師 理学博士 早川由紀夫群馬大学教授 2012.4.29

記事公開日:2012.4.29取材地: 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJ・中埜)

 2012年4月29日(日)、東京都葛飾区金町地区センターで行われた、「明るく楽しい学習会@金町」の模様。

■ハイライト

  • 講師 早川由紀夫先生
  • 日時 2012年4月29日(日)
  • 場所 金町地区センター(東京都葛飾区)

 冒頭で早川氏は、今回の会場から約2キロ離れた水元公園の放射能測定値を伝えた。

 「0.258マイクロシーベルト/h という数値。この中でお花見をした方々が沢山いたが、これについてどう思うかは皆さんそれぞれの判断。私は学者なので、その事実を記録したということ」。

 参加者の半数以上が葛飾区民だったこの場所で、「恐ろしい事もたくさん口にすると思うが、事実をありのままに率直にお話しする。現実を直視出来る方々がお集りのことだと思う」と氏は続けた。

 火山学が専門の早川氏は、事故直後から独自の解析で「汚染マップ」を作成。そのマップを元に、事故後どの様に放射能汚染が拡がったのか、またその汚染状況をチェルノブイリと比較するとどのようなものなのか等が解説された。

 質疑応答では、焼却灰問題や放射線測定器を使用した場合の数値の捉え方、今後の生活の中でどのように被ばく防御を考えて行くかなど、より踏み込んだ話題が展開。約2時間に及ぶ講演会となった。

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です