2012年4月26日(木)、合同庁舎4号館で行われた、「第2回 需給検証委員会」の模様。
(IWJ・遠田)
2012年4月26日(木)、合同庁舎4号館で行われた、「第2回 需給検証委員会」の模様。
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委員会は、各電力会社が提出した今夏の電力需給の見通しについて、供給力をこれ以上に増やすことは困難との考えで一致。再生可能エネルギーについても、新設の太陽光発電は今後の発電見通しが不明確、風力発電はピーク時に出力がゼロになるケースが多発するという理由から、供給力に見込まない方針を固めた。
需要の算出については、今夏の気温予想が難しいという理由から、2010年並の猛暑を前提とし、経済の回復や節電の定着分も条件に加えることを確認。今後、ピーク時の需要抑制について議論する予定。
また、東京都の節電対策について、大野輝之都環境局長へのヒアリングも行われた。大野局長は、今冬の最大電力が昨冬より約3%程度削減できたことについて、「照明を間引くなど夏での対策が定着しているのでは」と分析した。