2014年3月17日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。3月25日に福島県漁連の組合長会議があるが、東京電力は新たな排水基準値をもって、地下水バイパスについて説明し、了承を得たい考えだ。
2014年3月17日17時30分から、東京電力本店で定例記者会見が開かれた。3月25日に福島県漁連の組合長会議があるが、東京電力は新たな排水基準値をもって、地下水バイパスについて説明し、了承を得たい考えだ。
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今月末の3月25日に、福島県漁連の組合長会議があり、東京電力は地下水バイパスについて説明、地元の漁連からの了承を得たいとしている。
実際にくみ上げた地下水のサンプリング分析結果などは以前に公表しており、設備や分析結果に新しい材料はない。規制委員会の承認を得た排水基準を、東電は2月3日に発表しており、国の後ろ盾を得た基準値で管理するということで、漁連を説得したい考えだ。
2月19日に、H6エリアタンクにて、移送配管のバルブ状態の管理に不備があったことから、約100トンの汚染水がタンク上部より漏えいした。東電はバルブの状態について、いつ、だれが、どのように操作したのかをヒアリング調査し続けている。しかし、本日の段階で、新たな情報はないと報告した。
前回3月14日の会見で、原発作業員の被曝線量の限度値が、2011年の緊急時に引き上げられたが、現在は平時の値に戻っていることから、現状の作業員は限度値を上回らない経験の浅い作業員が多いのではないか、という趣旨の質問が記者からあがり、これに対する回答があった。
2011年当時は緊急時対応ということで、作業被曝線量を250mSv/年にしていた。その後、ロードマップ・ステップ2に移行する際、100mSv/(5年)に戻すことになったが、急に戻すとベテラン作業者が線量オーバーで作業できないため、移行期が設けらた。
2012年(平成24年)4月30日までは移行期間ということで、その間に作業の引き継ぎ等が行われたという。
3月31日で下河邉和彦取締役会長が会長職を辞し、4月1日に數土文夫氏が後任会長に就く。新旧会長の交代時の会見、あるいは下河邉会長単独での会見の予定はないのか、記者から質問があがった。広報担当者によると、現時点で予定はないが、要望として承るとのこと。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2014年3月17日
2014年3月16日
2014年3月15日
2014年3月17日