琵琶湖畔への「木材チップ不法投棄」 東電側は回答控える ~東電定例会見 2014.3.14

記事公開日:2014.3.14取材地: テキスト動画
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 2014年3月14日17時30分から、東京電力本店で東電定例記者会見が開かれた。琵琶湖畔への「木材チップ不法投棄」に関して、「個別の案件なので回答は控える」「皆様にご迷惑をおかけしているということに関してはお詫びを申し上げたいと思います」と、広報担当が繰り返し弁明した。

■全編動画

  • 日時 2014年3月14日(金) 17:30~
  • 場所 東京電力本店(東京都千代田区)

工事のため1号機SFP冷却を10日程度停止

 1号機SFP(使用済燃料プール)の代替冷却系を、屋根カバーを設置する工事のため、3月14日から10日程度停止することが発表された。

 付近にある1-2号スタック(排気筒)は、地上高60m付近の斜材(補強材)が破断していることが、すでに発表されている。いずれ修理しなければならないが、現時点では修理の計画は具体的に立っていない。

 当面は、破断個所付近のボルト等が落下して損傷するのをあらかじめ防止する対策を施す。その近くにある重要な機器である、1号機冷却装置関係の上に屋根をかけることを計画している。その作業の関係で、10日間ほど停止する予定だ。

1号機タービン建屋内に雨水流れ込みか

 1号機タービン建屋一階の「松の廊下」と呼ばれる付近に、水たまりが発見された。付近に水が通る配管などはなく、また水の核種分析の結果などから、東京電力は「天井から雨水の回り込みだろう」と判断している。

 現場では天井部から断続的に水が流入し、水たまりへ流れ込んでいると報告された。そのため、周辺に土嚢などを積んで、水の処置の準備をしている。どのように処置をするかは、まだ検討中とのこと。

 現場付近は線量が高いことから、詳細な原因や流れ込み箇所の調査はできない状態だ。ただし、タービン建屋の屋根は、震災後の事故による爆発で落下物などがあり、また一部穴が開いていて、下から見上げると空が見えるような状況。仮の手当てなどを施したが、その後は手入れができない状態で置かれているため、状況によっては「雨漏り」のような形で回り込んでくることはあるという判断だ。

共用プール西側で凍土遮水壁の実証試験を予定通り本日スタート

 凍土遮水壁の実証試験が始まった。この事業は国が主体になって行うものであることから、「それがどこでゴールになるのかということについて、私共の方から申し上げるところではないと思う」との説明があり、F/Sの判断の目途などは説明されなかった。「そういう判断は、全て政府の側にあります」と東京電力は弁明した。

木材チップ不法投棄について

 福島県から搬出された「木材チップ」が、滋賀県の琵琶湖の河川敷に不法投棄されていた事件についての質問が、TV局記者から上がった。

 東京電力広報担当者は「個別の案件なので回答は控える」「警察当局が動いている案件に、捜査上の問題という風に考えて回答は控える」と回答。「皆様にご迷惑をおかけしているということに関しては、お詫びを申し上げたいと思います」と繰り返すだけだった。

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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示

報道配布資料

2014年3月14日

2014年3月13日

プレスリリース

2014年3月13日

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響

道関係各位一斉メール

2014年3月14日

写真・動画集

2014年3月14日

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