2012年4月20日(金)、東京都文京区の文京シビックホールで行われた、「『STOP!権力の暴走』国民大集会~ 小沢一郎政治裁判の不当判決は許せない~」の模様。
各市民団体の代表者のほか、国会議員や個人ブロガーなどが登壇し、検察権力・国家権力の暴走に警鐘を鳴らした。参加者は森ゆうこ議員、階猛議員、小林正枝議員をはじめ、植草一秀氏、宮崎学氏、二見伸明氏、仙波敏郎氏、山崎行太郎氏など。会場には約1,200人の一般市民が詰めかけた。
主催者代表として平野貞夫氏が挨拶。3年以上に及ぶ、小沢一郎氏の陸山会事件の裁判について、政治操作とも思えると述べ、日本国家は危機を迎えているとした。植草氏も「小沢政権の誕生を阻止するために行ったものとみて間違いない」と主張。実質的な犯罪を裁くのではなく、犯罪を「発掘」しようとする検察を批判した。
森議員は、市民のネットワークによる支援に感謝の意を示したうえで、「もはや今の民主党は国民の生活を第一に考えていない」と現政権を批判した。また、検察審査会の実態調査を目的とする法務委員会の秘密会の開催を、衆参両院に対して要請することを発表。23日には国会議員の署名とともに要請文を提出し、記者会見を行うという。「戦いはまだまだ続く。最後まで頑張っていきたい」と決意を表明して締めくくった。
真の民主主義実現を願い、会場に詰めかけた人々と共にシュプレヒコールを繰り返して、閉会。陸山会事件の判決は4月26日の金曜日に東京地裁で下される。