2012年3月21日(水)、合同庁舎4号館にて行われた岡田克也副総理の定例記者会見の模様。
(IWJ・平山)
2012年3月21日(水)、合同庁舎4号館にて行われた岡田克也副総理の定例記者会見の模様。
■ハイライト
冒頭、問題となっている公務員新規採用抑制の件に関し、希望退職の導入、民間の再就職支援会社の活用などによる中高年層の自発的な再就職を支援するための措置を検討中だとした。
そのうえで、こうした早期退職に対するインセンティブを高めるための措置は、現在はまだ制度設計の段階であり、最終的に法案化するにはまだ時間を要する、とした。いずれにしろ、若年層の就職にしわ寄せがいく一方、中高年層は再就職先が斡旋されるなど、優遇措置をとる方針に変わりがない方向だ。
また、「社会保障と税の一体改革」について、国民新党の亀井静香代表が増税に反対していることに関し、「国民新党からは自見金融大臣が入閣しているが、閣内不一致にはならないか」という記者からの質問に対しては、「誠意を持ってお話をしなければならないというふうに思っております」とかわした。