原子力災害事前対策等に関する検討チーム 第7回会合および緊急被ばく医療に関する検討チーム 第5回会合 2013.1.24

記事公開日:2013.1.24取材地: テキスト動画
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(IWJテキストスタッフ・関根/奥松)

 2013年1月24日(木)10時より、東京都港区の原子力規制庁で、「原子力災害事前対策等に関する検討チーム 第7回会合および緊急被ばく医療に関する検討チーム 第5回会合」が合同開催された。原子力規制委員会の中村佳代子委員は、ヨウ素剤についての意見を取りまとめ、「安定ヨウ素剤の件は、防護の一環として飲むという方向では、ここにいる皆さんの意見は一致している。だが、(安定ヨウ素剤は)医薬品になっているので、服用のタイミングが難しく、なかなか踏み込んだ書き方ができない」などと述べた。

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  • 議題 1. 検討結果の原子力災害対策指針への反映について
  • 議題 2. その他

 まず、中村委員が「昨年より、原子力災害事前対策と、緊急被ばく医療に関する事項について議論を重ね、方向性が共有できてきた。それで今回、どのように指針に盛り込むかを話し合いたい」と、今回のPTの趣旨を説明した。次に原子力規制庁の金子修一原子力防災課長から、原子力災害対策指針に盛り込む内容案と、被ばく医療体制の整備・救急・災害医療組織の活用、安定ヨウ素剤の予防服用体制の整備、スクリーニングの実施体制の整備、内部被ばくの抑制、皮膚被ばくの低減、汚染拡大の防止などのための避難所などにおける具体的な体制など、指針に入れ込むべき要項について、配付資料をもとに説明した。

(…会員ページにつづく)

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