ふくしま集団疎開裁判 世界市民法廷<東京法廷> 2012.2.26

記事公開日:2012.2.26取材地: 動画
このエントリーをはてなブックマークに追加

(IWJ・原佑介)

 2012年2月26日(日)、日比谷コンベンションホール(千代田区立日比谷図書文化館)にて行われた、「ふくしま集団疎開裁判 世界市民法廷<東京法廷>」の模様。

■イントロ

 6月24日、郡山市の小中学生14名が郡山市を相手に、年1mSv以下の場で教育を実施するよう求める仮処分の申し立てを福島地方裁判所郡山支部に行った。しかし地裁は12月16日、この申し立てを却下。理由として、14名を除く他の生徒の意向が確認されていないこと、計画的避難区域ではない郡山市から教育活動の実施を差し止めて避難を決定するほど、急迫した危険性は認められないこと、といった点が上げられた。

 この結果を受け、ふくしま集団疎開裁判の会は、実際に行われたふくしま集団疎開裁判の法廷での「外部被ばく・内部被ばく・法律争点」を再現。さらに、陪審員を市民が務めた場合を想定した陪審劇、会場の来場者が陪審員としてどのような判決を下すかシミュレーションを行う「市民法廷」も実施。因果関係が証明されず「グレイゾーン」とされる汚染地域でも、予防原則の観点から子どもたちを避難させるべきである、という意見が会場から相次いだ。

アーカイブの全編は、下記会員ページまたは単品購入より御覧になれます。

一般・サポート 新規会員登録単品購入 330円 (会員以外)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です