【岩上安身のツイ録】「私たちは野球を愛しています」早実・清宮が激戦の東・西東京大会開会式で魂揺さぶる選手宣誓! しかし投手力の弱い早実は、予選を勝ち抜いて甲子園に出場する可能性はかなり低いとの観測も!? 2017.7.9

記事公開日:2017.7.9 テキスト
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(岩上安身)

※7月8日付けのツイートを並べて掲載します。

 夏の甲子園を目指す、各都道府県での予選大会が始まった。梅雨が明けたとはまだ聞かないが、東京は幸いに夏空が広がった。西と東の東京大会の開会式。宣誓は春季東京大会で日大三高を18対17の激闘で下し、優勝した早実の主将・清宮幸太郎選手。

 早実の清宮選手。宣誓は冒頭、いきなり「私たちは野球を愛しています」という、胸を鷲掴みにされるフレーズで、宣誓は行われた。「ライバルは同時に同じ夢をかける同志」「青春の全てをかけて戦うことのできる幸せと喜び」と清々しい言葉が続く。

 そして締めくくりは、「野球の神様に愛されるように全力で戦うことを誓う」。梅雨は、この球児の宣誓で、野球の季節到来を告げられ、吹き飛ばされたかもしれない。野球と青春と、そして陽光まばゆい夏と。胸が高鳴る、嬉しい季節が巡ってきた。

 以下、清宮による宣誓全文。

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 「私たちは野球を愛しています。

 私たちは野球に出会い、野球に魅せられ、野球によって様々な経験を重ねてこの場所に立っています。

 いよいよ、今日から夢の舞台へのたった1枚の切符を得るための戦いが始まります。…」

 「…私たちは東東京、西東京の頂点を競うライバル同士ですが、同時に同じ夢を追いかける同志でもあります。

 青春の全てをかけて戦うことができる幸せと喜びを、支えてくれる全ての皆様に感謝しながら、…」

 「…野球の素晴らしさが伝わるよう、野球の神様に愛されるように全力で戦うことをここに誓います」

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 胸を打たれた。母校早実の後輩びいき、という要素を差し引いても、素晴らしい宣誓だったと思う。

 一年生で夏の大会で活躍した時から注目されてきたが、3年間通じてチームはついに投手力に恵まれず、この2年間は特にその傾向が甚だしい。清宮の3年になってからのホームラン量産は驚異的なハイペースで、今、103号。だが、甲子園に出られるかどうか。

 西東京は、大阪ほどでないにしろ、強豪校ひしめく、激戦区。昨年夏、まさかの伏兵、八王子に負けて、夏の大会出場を果たせなかった悔しい思いが。僕は1人のOBとして、可能な限り、母校の応援に行っているのだが、今年のチームは、応援に行けてない。

 西東京大会第1シードの早稲田実業の初戦は15日、ダイワハウススタジアム八王子の第1試合(午前9時)に予定。甲子園に出られないかもしれない清宮のチームを目に焼き付けておきたいし、応援に駆けつけることで、その可能性を少しでも高められたら。

 正直、八王子に朝9時はきつい。前夜も深夜まで仕事。当日の午後には都心で重要なインタビューもある。行けるか?わからないが、応援したい!ので、強行します! ハッシュタグ #早実応援 で、早実OBOGに限らず、ファンの方、一緒に応援しましょう。

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