使用済タイベックや伐採木などの廃棄物を焼却する”雑固体廃棄物焼却設備”の建設工事が進み、明日11月25日から汚染のない模擬廃棄物を使ったコールド試験を始めることがわかった。設備の機能や性能の確認を行う予定。
使用済タイベックや伐採木などの廃棄物を焼却する”雑固体廃棄物焼却設備”の建設工事が進み、明日11月25日から汚染のない模擬廃棄物を使ったコールド試験を始めることがわかった。設備の機能や性能の確認を行う予定。
記事目次
■全編動画
雑固体廃棄物と呼ばれる使用済みタイベック、ゴム手袋などの装備品と、ウエス、紙など工事廃材、更に廃油、伐採木などは、放射性物質が付着しているため処分できず、福島第一原子力発電所内で保管している。タイベック等だけで現在5万8千立法メートルも分量が溜まっている。
これらを焼却し減容するための”雑固体廃棄物焼却設備”の建設工事が行われている。明日11月25日から年末にかけて、汚染のない模擬廃棄物を使ったコールド試験を行い、設備の機能や性能の確認を行う予定。
その後、規制当局による使用前検査の後、ホット試験として汚染のある実廃棄物をつかった焼却試験を来年2月をめどに行うことがわかった。
焼却設備では、バグフィルタとHEPAフィルタの二段のフィルタで、放射能濃度を100万分の1以下に除去する仕様となっている。その後の排気は排気筒から放出される。
フィルタで除去するが、期待した性能が出るのか、今後の廃炉工程の終了まで対応できるのだろうか。また、焼却後の灰はドラム缶で保管することになる。処分できない放射性廃棄物がゼロになるわけではない。
■■■■■■
以下、東京電力ホームページより、リンクを表示
2015年11月24日
2015年11月23日
2015年11月22日
2015年11月21日
2015年11月20日
2015年11月24日
2015年11月20日
2015年11月24日
2015年11月20日