作業工程上の問題により地中に敷設した6.9KV高圧線を地絡させる事故が発生したが、作業者のけがやプラントの異常はなかった。地絡により一部の設備は予備系電源で動作させている。
作業工程上の問題により地中に敷設した6.9KV高圧線を地絡させる事故が発生したが、作業者のけがやプラントの異常はなかった。地絡により一部の設備は予備系電源で動作させている。
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工事に伴う安全対策として、トラ縞ロープによる通路確保のため、ロープ用ピンを地面に刺したところ、誤って高圧ケーブルを刺し、地絡事故が発生した。幸いにも作業者にけがや感電などの事故は無かった。しかし、免震棟の電源盤にある”地絡電流制限抵抗器”から発煙した。
現在、事故箇所を含むケーブルは、上流の遮断機7Aを開放し、切り離している。下流にある「2号機燃料プールの冷却系」、と「窒素ガス分離装置A」は共に予備系の電源系で稼動しているという。しかし、地絡箇所から発煙した抵抗器までの設備は、異常がないかどうかを点検しなければいけない。その後に復旧工事を行うことになる。
また東電は本年7月28日にも、防草シートを固定するピンを打ち込む工事中に、地中の電源ケーブルを貫通、地絡させる事故を起こしている。再び同様の事故が起こってしまった。原因調査、再発防止策がきちんと行われているのだろうか、疑念を隠せない。
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2015年11月19日
2015年11月18日
2015年11月17日
2015年11月19日
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