地下水ドレンからくみ上げた地下水のトリチウム濃度が、依然として高いままであることがわかった。10月26採水の分析結果4000~6000Bq/Lであり、そのままでは浄化できないことから、2号機タービン建屋へ戻し滞留するということだ。
地下水ドレンからくみ上げた地下水のトリチウム濃度が、依然として高いままであることがわかった。10月26採水の分析結果4000~6000Bq/Lであり、そのままでは浄化できないことから、2号機タービン建屋へ戻し滞留するということだ。
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建屋周辺の地下水位を制御するため、護岸部分で”地下水ドレン”と呼ぶ5つの井戸から地下水をくみ上げている。これは、中継タンクを経由して、サブドレンピットからくみ上げた地下水とあわせて集水タンクに集め、その後に浄化、水質分析した後、運用基準を満たしているならば海洋へ放水している。
作業員の被ばく管理の観点から、サブドレンや地下水ドレンの主要な井戸の水質は、月に一回程度分析を行っている。
その結果、10月26日採水の分析結果、地下水ドレンAは3900Bq/L、Bは6100Bq/Lだった。運用開始前の8月17日採水の結果では、Aは3800Bq/L、Bは4400Bq/L、Cは16000Bq/L、Dは2600Bq/L、Eは250Bq/Lだった。
トリチウムは浄化し除去することができないため、その濃度が運用目標の1500Bq/L以上の場合、発電所構内のタンク等へ移送し、貯留するように運用方針を定めている。その方針通りに構内へ戻したということだ。
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