2015年8月13日(木)17時30分から、東京電力定例記者会見が行われた。相次いだ死亡事故を受け、安全点検を行うことから、陸側遮水壁(凍土壁)工事の予定変更し、工程を先延ばしすることを発表した。
2015年8月13日(木)17時30分から、東京電力定例記者会見が行われた。相次いだ死亡事故を受け、安全点検を行うことから、陸側遮水壁(凍土壁)工事の予定変更し、工程を先延ばしすることを発表した。
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東京電力は、福島第一原子力発電所で8日に発生した死亡事故を受けて、総合的な安全対策のため、作業を一旦立ち止まって、再度安全確認を徹底するようにしている。
それに伴い、陸側遮水壁(凍土壁)工事のスケジュール延期について発表があった。新たに施工した凍結管にブライン(冷媒)を供給する配管を接続するため、ブラインの供給を休止する予定だったが、その工程が先に延ばされた。
また、試験凍結を行っているが、凍結管周辺の地下水位が、3日連続で、1日当たり15cm以上低下する場合、その凍結管へのブライン供給を停止することにしている。
北側にあるNo.7凍結管ではブライン供給を停止しているが、新たに4号機建屋南側にあるNo.16、17、18の凍結管でも水位低下がみられた。そのため、No.16は13日朝から、No.17、18は14日の朝からブライン供給を一時停止することになった。
このような大規模な地下の凍結施工、地下水の制御は世界に例がなく、挙動は未知のもの。しばらく試験を継続しデータを蓄積するしかない。本来の目的である建屋地下への地下水流入抑制が、本当に達せられるのか、まだ誰にもわからない状況だ。
建屋周辺の地下水をくみあげるサブドレンは、震災後の整備、試運転の後、一年近く運転していない。そのため、東京電力は、12日よりポンプ等の動作点検といった健全性の確認を2週間程度かけて行っている。
一方、サブドレンピットから地下水をくみあげ浄化、放水することが計画されているが、地元漁協と議論中であり、まだ決まっていないという。
いずれにせよ、お盆の時期であることと、安全総点検を行うことから、進展はまだ数週間先になると予想される。
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以下、東京電力ホームページより、リンクを表示 (08/11 ~ 08/13 )
2015年8月13日
2015年8月12日
2015年8月11日
2015年8月12日
2015年8月11日
2015年8月12日
2015年8月12日