2015年6月18日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。ALPS処理後の廃棄物を保管する容器”HIC”の上蓋に水がにじんだ問題で、全HICの点検を続けているが、17基のHICに上蓋が仕様と異なるものが使われていることが判明した。東電はそれらの上蓋を交換するなどして対応。6月15日に第二施設保管分の確認を完了した。
2015年6月18日17時30分から、東京電力で定例記者会見が開かれた。ALPS処理後の廃棄物を保管する容器”HIC”の上蓋に水がにじんだ問題で、全HICの点検を続けているが、17基のHICに上蓋が仕様と異なるものが使われていることが判明した。東電はそれらの上蓋を交換するなどして対応。6月15日に第二施設保管分の確認を完了した。
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ALPSで汚染水を処理した時に発生する廃棄物、スラリーを保管する容器”HIC”の上蓋から水がにじみ出した問題で、東京電力は容器の点検を続けている。上蓋には、保管中に発生する水素ガスを排気するベント孔を設ける仕様になっているはずが、ベント孔がないものが使用されていることが分かっている。
HICの納品時や使用前に、ベント孔を検査していないものや、点検記録のないHIC478基について改めて点検し、17基の上蓋にベント孔がない、あるいは仕様より少ないことが発覚した。それらはベント孔のある物に交換し、対応している。6月15日をもって第二施設保管分の確認を完了した。
6月16日午後1時20分頃、ALPS建屋内で、30代男性の協力企業作業員が道具類運びの際につまずいて転倒し負傷した。入退域管理棟救急医療室にて医師より、”右大腿骨膝関節部骨折”で全治三か月と診断された。
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2015年6月18日
2015年6月17日
2015年6月16日
2015年6月17日
2015年6月18日
2015年6月16日
2015年6月18日