稲田朋美政調会長の、「いざという時に国の安全を守るのは、憲法学者ではなく、私たち政治家だ」という発言はこの上なく危険である。いざという時に法を超えた判断を行う、と言っているに等しく、真性の無法者の発言である。ただちに議員辞職すべきだ。
- 社説 安保法案「違憲」撤回して別の対応探れ(沖縄タイムス 6月9日)
稲田発言は、自民党の大半の政治家に共通する無責任体質を独善的に表現したものでもある。稲田一人の問題ではすまない。すでにこの国は非常時下にある。原発の事故と今も続く放射能の漏出に、稲田はじめ政治家は何か責任を取って国民を救ったか?
個人情報を漏出した年金機構の事件は、まさに「いざという」事態そのものだが、稲田ら自民党の政治家に何ができたというのか? 原状回復もできず、被害者への補償もしない。無能と無責任と厚顔無恥を晒しているだけではないか。
国会議員にも天皇陛下にも、憲法尊重擁護義務が課せられている。憲法を尊重しない稲田らは、それだけで違憲であるが、そもそも稲田は憲法に定められた手続きによって選出された議員なのであり、憲法を否定するならば自らの議員身分を否定しているに等しい。自己矛盾であり、議会から去れ。
こういう議員、いや人間をご都合主義というんだね
稲田朋美議員については論外です。権力と武力行使が結びつくと人はここまで変わってしまうのでしょう。他の自民党議員についてもその変貌ぶりに失望をこえあきれています。
この国が非常時下にあることはつい回避したくなる現実です。やがて北米西海岸まで太平洋の海域に放射能汚染が発生します。そのときにアメリカ国民の強烈な「反日感情」を日本が被ります。この問題について政府与党は嘘をつくだけでなく「否認」しているだけです。否認した現実は形を変え歪み狂気となって現れているようです。分析はともかく、今後の対策としては、小出裕章さんが2015年4月25日の記者会見で話されていたコンクリートと鋼鉄のダム建設が必要であろうと思います。わが国のダム建設技術をもってしても多大な労力とお金がかかりますが、この際、政府与党の言う「後方支援による平和貢献」で各国にあてている予算をぜひ福島にも配分してほしいと思います。今の凍土壁による汚染水対策は「戦力の逐次投入」です。
環境と教育と出会い・・・が、 人となりとなり・・・成長する
気づく力が人を豊かにする・・・なのに 嗚呼・・・
気づくは自分の腹に落ちねばネ・・・ 稲田さん
気づけるくらいなら世話はないのだが・・・ 仕方ない