2011年11月4日(金)、憲政記念館講堂で行われた「TPPを考える国民会議 総決起集会」の模様。
10月30日の共同通信によると、関係筋が明らかにした話として「野田総理がTPP交渉参加の意向をシンガポールへ伝達する方針を固めた」との記事が配信された。TPPを考える国民会議は、「現在経済連携PTにおいては、議員間の議論がようやく始まったばかりであり、この様なタイミングでの発言や報道は議員間の議論に予断を与える」とし、発言や報道について抗議、撤回を求めた。
その直後となる今回の総会は、同会議副代表・世話人の山田正彦衆議院議員を始め、民主、自民、社民、みんなの党など超党派議員が登壇し、TPP反対の意見を述べた。同会議世話人、金子勝慶應義塾大学経済学部教授は、韓国、カナダ、オーストラリアなどの先例を挙げ、日本が取るべき経済連携協定のあり方を訴えた。