亀井金融大臣会見 2010.5.11
亀井大臣「今日はちょっと時間ないんだ」
一同「おはようございます」
亀井大臣「十分ぐらいしか無いんで」
亀井大臣「今日は閣議ではね、例の保険業務の一部改正、これ閣議決定しました。
これも、まあ、小泉政治、自公政治のね、まあ弱肉強食というかね弱いものを切って捨てる政治、ね、これを直すと言う事の一環でやるわけでしてね。
零細な共済事業がちゃんと事業計画で出るという事をやるわけですから、今国家でもちろん成立をさせます。
後は別にないんで…」
大塚副大臣「今日は皆さん、55分には終わりますんで手短によろしくお願いします」
ソノダ「保険毎日のソノダです
共済の法案で行政庁の裁量に委ねられる部分はどのような…」
亀井大臣「はい?」
ソノダ「行政庁の、各行政庁の監督部分ですね、裁量に委ねられ部分が多いように思えるんですけども、金融庁の統括して監督というか見ていくための仕組みというのは、その、ガイドラインだけという感じでいらっしゃいますか?」
亀井大臣「これはねぇ、彼も苦労してくれてねぇ、本当にね、緊急にやれって言ったもんだからね、一年ぐらい…局としてはね、えー、ものすごい数なんだよ。
だからいろんな団体が有るでしょ?それがいろんな、こういう事をやってるわけだからね、オレンジ共済みたいなことがあっちゃ困るしね、だからそういう意味で実態をちゃんとふまえて、まあ、あの、事業継続を可能にする、そのあれというのは、うーん、どこまでかと言ったらおかしいけどね、どの程度の体制をとってもらえば、それが、この保険者にとってもね被害が及ぶ可能性が、万一の場合起きないようなことが出来ないかという事を含めてのね…各省庁にまたがった、このまあ、あれ取るでしょ?あの、なんだ、法人格もとっていくわけだけどね。
その各省庁でまたがったことを、金融庁さぁほんの僅かな職員、優秀だけどね全部直接というわけには行かないんで、第一次的にはそういうところに、やはり責任をもってやってもらうということが一番現実的だと。」
大塚副大臣「ソノダさんねぇ、あのう、問題意識は的確でいらっしゃるので、だからガイドラインをしっかり作ることで過度な裁量にならないように、あの、ある程度の教則は念頭に置いておくという、そういう方向で行くと、はい」
亀井大臣「ほんとは、そう、あのねぇ団体でさぁそういう点で細かくこだわられればね、個別に作られればいいんですよ、その、そこらはちゃんとやりますから。」
大塚副大臣「保険毎日さん読んでますから、書いて下さい、ね。」
亀井「あんた読んでるの?」
大塚副大臣「ええ、届けてくれてますから、大臣にも届けます」
亀井大臣「いや、おれは本読まんから」
(一同笑い)
高橋「フリーランスの高橋清隆と申します。
この共済の関係の年次改革要望書に明記されていたものですけれども、アメリカからの年次改革要望書は2008年10月以降、アメリカ大使館のホームページから掲載が無いんですけれど、この特に鳩山政権になってからそのような要望書のやり取りというのは水面下でも行われていないんでしょうか」
亀井大臣「俺のところには来てない、あんたのとこ来てない?」
大塚副大臣「いや来てないですよ」
亀井大臣「恐れおののいてるんだろうね、ちゃんとした政権で」
高橋「で、出されてないっていうご認識ですか?鳩山政権になって以降は」
亀井大臣「来てないんだろうね」
大塚副大臣「いやちょっと確認してみないと、それわかんないですね
ホームページに載ってないの?」
高橋「載っていません、2008年10月版でとまってます」
亀井大臣「とにかく、こんどね、郵政改革ではね、音を上げちゃったよ、ホント音を上げちゃった。俺んとこは(5:01不明)前もって言ってあるからな、来ないんだけどね。ぜんぶここよ、大使館ぐるみで、外務省だろ?外務省、条約局長まで押しかけてきたんだよ、経済局長から、来て言ってる内容はアメリカにどう言う。今の外務省はね国務省分局だよ、これちゃんと報道してくれよ、これ」
(一同笑い)
亀井大臣「本当だよ、もう。今の外務省、残念ながらね国賊と言われてもいいやね、わが国の利益ということを考え…向こうの言ってることをそのままさぁ、ガンガンガンガン「大変なことになります、大変なことになります」 俺も今までいろいろ経験したけどね、自民党以外にもね。すさまじいねもう、さすがのね親米中の親米のね、あれだよなぁ、大塚大臣までね、ねぇ、ひどいって音を上げたけど、そうだよ。
そりゃぁ外務省がやるのがひどい、そりゃ大使以下が言うのはね、そりゃ自国の利益のためにあるんだから当たり前だけど、外務省がさぁ、それをそのまま受け売りしてさぁ「大変なことになる、大変なことになる」ほんな…郵政改革についてまで…閣議決定の場まで出てきたんだよ、最終場面で。
ひとつはね、ものすごい根回しをされちゃったんだよ今度、いろんな各省庁に対して。
もう大変なこと、あなたがたそれをねぇ分からんでさぁ、分からんことは無いんだろうけどね、もうそういう、ものすごいアメリカのねぇ、ひとつエゴですよ、特に保険部分ね、含めて。
それの中でこの郵政改革を阻止しようとしているね、ことについて目をつむって、尻馬に乗って日本のマスコミ、全部そうでしょ? この郵政改革を叩きまくってるんですよ、これ。ほんとにねおかしくなってるよね、うーん」
大塚「あと二人ぐらいなんで、ごめんなさいね。はい、どうぞ」
岩上「フリーの岩上です。
今お話されたお話、あの、大変重要なお話だと思いますので、もう少し詳しくお聞きしたいんですけども、アメリカの圧力というものは、現実には郵政改革、あるいはその、金融庁の行政に対してどのようにかかってきたんでしょうか」
亀井「いやぁ、今言ったみたいに郵政改革に対して激しい形で来ましたよ。
とにかく閣議決定の日まで来たんだから。異常ですよ」
岩上「彼らの要求はどう言うものでしょう」
亀井「いやだから民業圧迫と称してさぁ、ね?だから手足を縛れということですよ、簡単に言いますとね、日本郵政の限度額の問題含めてね。
新しい事業展開について手足を縛って、ね、今のアメリカの権益を失われないようにしようということでしょうけどもね。
だからこちらはちゃんとそこらはね、アメリカ向けというんじゃない、でなくて世界向けに、また日本の国内向けにね、間違った民業圧迫が起きちゃいかんということで、ちゃんと国民の目で、国民の目線でそういうことをやると、第三委員会までそういうことまでしちゃってるんですよ、そこまで丁寧に手続きやってるわけですよ、これはね。
日本郵政が勝手に社の利益を追求する、とにかく何でもかんでも勝手にやるということじゃなくて、国民の目線で第三委員会がね、約十人程度に考えてますけどね、そこの結局あれでチェックを受けて、新規事業についてはね、金融関係やっていくことにしてる、そこまでこっちは丁寧にやってるのにさぁ。
もうさすがの紳士のね、大塚大臣も怒っちゃった」
ノムラ「(9:02不明)のノムラでございますけれども。
昨日欧州のほうで金融危機の対処フォームが出ましたけれども、国債の買いきりとか言うことで、下手をすれば悪性の財政インフレが出てくるような恐れも無きにしも非ずというような感じでありますけれども、非常に欧州、あるいはアメリカとも、どうもその様子がおかしく思われるんですけども、そういうことであればあるほど、やっぱりあのう、日本はこれまでも外需に頼ってきたですね、経済を改めて抜本的に内需主導とアジアと共同して経済を立ちなおすような、そういう大胆な経済政策をですね、本格的にもう取り組むべきときに来たんじゃないかと思いますけど」
亀井「私は基本的には仰るとおりだと思いますよ。
あのねぇ、金融バブル的な物でね舵添えていこうというねぇ。
まあある面ではね汗をかかないでね、こう、利益を得るということに魅力を感じがちなんだけどもね、うまく行ってるときはいいわけだけども、行かなくなったらこれは大変な事態が起きる、アメリカがそうでしょ?日本だって過去経験してるでしょ?
日本の金融機関がさぁ、銀行がもう借りたくない人までかね借りろ担保なんかどうでもいいってさぁ、金貸しまくってマンション建てたりあれしてね、どんどんどんどん儲かりもしないような仕事さしといてさ、金を貸してそれであれするというね、もう、金のための経済みたいに成っちゃったわけでしょう?日本だってね、バブル時期というのは。実体経済が自由に成っちゃったわけです、あの時ね。それがはじけちゃって実体経済までおかしく…それを今、ずーと引きずってるわけでしょ?ずーとね。
だからそういう意味では仰るように、そのヨーロッパにしてもね、やはりこの、ただそういうギリシャの国債についてそういう支援をして、てこ入れすることは大事だけど、要はそれによってギリシャ経済の実体経済がきちんと立ち直っていくということがなければね、借銭を取るが面倒見るというだけじゃね、これどうにも成らないのでね、だからそういうことを、やはりギリシャ自身が努力をしていき、ヨーロッパ自体がその手形をね、ある意味で助けていくということなんでしょうね。
金銭的な支援というだけじゃなくて、あなたが仰るね、経済自体活性化していくということをやっていくと言う事でしょう。
大丈夫ですね、日本もそうだけど。だから日本でいま怖いのはね、もうバカなエコノミストがね、俺は本は読まんけどね広告だけ見るからね新聞なんか持ってきてもね、もう見るとさぁ、ギリシャのあれでねぇ、二の舞になっちゃ大変だぁ大変だぁ、出てただろ?日本の国債が…今日の新聞だよあれは、ほんとねこんなでっかい広告でてるんだよなぁ。
だけどね、そういうひとつの風潮が生まれたら大変な話になるよ。
ギリシャと日本は違うからな、基本的に違うんだからね。それをギリシャが大変だからね、また財政規律だし、おそらくね財務省あたりそんなニコニコニコニコしてみてね、ああギリシャがね、あれは大変だと言ってみんな大騒ぎしてるのはね、これはいいこっちゃ、と、緊縮財政やる環境が出来たなんて言ってね、あいつら思ってるに決まってるんだよ。
だからそれは間違い、はい」
大塚「手短にいけるのでしたら…」
(12:50不明)「アメリカのいろいろな圧力というのが個別に出ているとは思うのですが、全体として、今度普天間もそうだと思うのですが、そのポイント、一番今感じておられる…いろんなところによって差があるとは思うんですけども、全体としてそうなのか」
亀井「結局さぁ、アメリカが悪いんじゃないんですよ、日本が悪いんだよ。我々自身が悪いんだよ、相変わらず占領ボケしてるからですよ。普天間の問題だってそうでしょ?ねぇ。
口を開けば抑止力というでしょ?ねぇ。海兵隊が抑止力になってるから海兵隊が活動しやすい状況にしておかないとね、日本には抑止力が無くなるみたいなことを言ってるでしょ?ほんと?ねぇ、そんなこと有るはずないじゃない。
そりゃ海兵隊も抑止力の一部に成っていることは事実ですよ、そうだからといってね、抑止力というのは国を守る気概ですよ、国民の。これが抑止力の基本なんだよ、ねぇ。
それにしたがって自衛隊が、ねぇ、装備が駄目だ練度が駄目だ体制が駄目だっていうのをね、専守防衛の中でね、まあもちろん国民負担の問題もあるけどもね、そういうことを考えながらちゃんと整備をすること、抑止力なんだ、これが。そうでしょ?ミサイル攻撃に対してMD防衛をね、大して金かかりませんよ、こんなものね。
そういうことをちゃんとやると…ぜーんぶアメリカのね、海兵隊だ、在日米軍だというね、今の日本狂ってるんですよ、日本人ていうのはほんとそこらがね…それを残念ながらねぇ見てみるとねぇ、大学出てさぁなんか講師をして教授までしてるようなねぇ、何の勉強してるのみたいなそういう連中がさぁ、そんなことばっか言ってるんだよ、それがあんた、安全保障の専門家みたいなツラしてね、間違ってますよこれね。
だから皆さん方にぜひねぇ、日刊紙はダメだから、あんた方がね、ほんとよ。だから今日も簡単に切り上げてきた」
(一同笑い)
亀井「あなた方は自由な立場なんだから、ある面ではね、ぜひそこらを含めてね…
やはり日本人の魂をね、奮い起こすということをやるのがね、これ抑止力なんですよ。スイスだってそうでしょ?これよく言われる事だけどね。
そういうことを抜きにしてね、なんか海兵隊海兵隊、そりゃ大事だけどさぁ。
俺はだってね、海兵隊大事だと思うからね、田村玲子ておるでしょ、産経新聞なんていってね、おばちゃん、ねぇ。
あのおばちゃんねぇ、東大時代はさぁ構内をねぇ、5,6人男子学生を連れてのし歩いて、女親分だったんだよ。俺は子分にならないよ、おれはもっとね美人…(15:44不明)
それがさぁ、あれもう十何年前だな、20年以上まえぐらいかな、沖縄の海兵隊員が給料安いから富士山も見ないで日本の国内も見ないでね、皇居も見ないで、それで本国に帰っちゃうと。ぜひ日本の国内をみさして帰りたいということを思いついたんだよ、彼女が。あいつ良いことも考えるんだよ、あのババアね、あっ(笑い)なぁ。
それでさぁ俺んとこにね、金いるからちょっと出してくれって来たんだよ。
おれまぁ親しかったし、それ分かったと、わずかだけどねぇ。
それから彼女はずーと初めてね、ずーと続いてますよ。その後、あれだ安倍婦人だとかね、いろんな方ずーと応援をして、毎月、いや毎年ね、だから海兵隊員がきてね、おれ合気道やってたから合気道の訓練までね、やってあれしたりしてね、あるいは京都に行ったりして、全部じゃないよ、金わずかしかないから、それをやって海兵隊員をアメリカに返すというようなことをね、あの田村のおばちゃんやってるんだよ。
だから私は、海兵隊員なんかを粗末にしろと言ってるんじゃない、だから俺は金も出したやったんですよ。
だけどそれだけに頼ってね、日本を守りましょうというような、おかしいよこれ。今だけど、マスコミ人もそうなっちゃってるな。
お、時間だ」