2012年5月16日(木)、衆議院第一議員会館で行われた、「第二回 新政研 国民と司法の関係についての特別研究会」の模様。
(IWJ・須原拓磨)
2012年5月16日(木)、衆議院第一議員会館で行われた、「第二回 新政研 国民と司法の関係についての特別研究会」の模様。
■イントロ
小沢氏の控訴が決定した後に発足した「国民と司法の関係についての特別研究会」はこの日で二回目を迎える。今回は健全な法治国家のために声を上げる市民の会代表の八木啓代氏を招き、陸山会事件の経緯や市民の会の活動について報告。それに関する勉強会という形になった。
八木氏は供述調書と捜査報告書の違いから丁寧に解説。供述調書は被疑者の署名捺印があり、それゆえに裁判で証拠として認められる。それに対して、捜査報告書は検事が独断で作るものであり、それ故に第三者は中身を把握することができないこと、また裁判での証拠価値は殆ど無いことを八木氏は説明した。
また、同会は捜査報告書は田代検事が作成したもの以外にもあるのでは、という情報を掴んだ後、田代検事の上司5名に対する公開質問状を提出。その後返答がなかったため八木氏は新たな告発を計画し、それに伴い告発状を提出したいという市民が2日間で約170名集まり、その人数分の告発状を提出した。
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