4.13原発再稼働許すな!首相官邸前&関電本社前抗議 2012.4.13

記事公開日:2012.4.13取材地: | テキスト動画
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(IWJ・須原、松田)

 2012年4月13日(金)、東京都千代田区の首相官邸前で「4.13 原発再稼働許すな!首相官邸前&関電本社前抗議」が行われた。この抗議行動は、「Twit No Nukes」が呼びかけ、「首都圏反原発連合有志」の主催で、4閣僚会合の実施に合わせて行われている。

■ハイライト

  • 日時 2012年4月13日(金)
  • 場所 東京電力本店(東京都千代田区)、関電本社前(大阪府大阪市)
  • 主催 首都圏反原発連合有志

 抗議行動には、大飯原発から直線距離で約20キロメートルのところに住んでいるという人や、京都から来たという人、また原発技術者らも参加し、「なんでこんなことを叫ばないといけないのか」「言葉に出すのが悔しい」などと涙をこぼしながらスピーチを行った。参加者は、それぞれ思い思いに原発再稼働に異議を唱えた。

 抗議行動が終盤に入った時、「4閣僚が大飯の安全性を認め、再稼働必要の判断を下した」との報道が入った。そのことが参加者に伝えられると、再稼働反対の声はますますヒートアップし、大きなシュプレヒコールが何度も官邸へぶつけられた。

 この日の抗議は、少しでも長く続けたいという思いから主催者が申し入れを行い、通常よりも20分延長して行われた。全く止むことのない抗議の声が続く中、終了の時刻を迎えると、主催者は「今日はいったん終わりましょう。次は倍の人数、その次はまた倍というふうにして、頑張っていきましょう」と、先の闘いに向けてさらなる参加を呼びかけた。この日は、主催者発表で約1,600人が集まった。

 主催者の1人は「再稼働の判断は、うすうす感じていた。しかし、ここで屈するつもりは最初からないし、全然懲りていない。どんどん圧力をかけていく」と今後の抱負を語った。


 同時刻、大阪市北区中之島の関西電力本社前でも抗議行動が行われた。参加者は、代わる代わるマイクを手に取り、「再稼働なんかありえない」「原子力に頼らない生活はできるはずだ」「企業としての安全対策の責任を果たせ」などと再稼働に対する異議をぶつけた。

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