【IWJ速報6月11日】米州首脳会議が終了、バイデン政権はIPEFに続きまたも関税引き下げなどを伴わない、南米北米諸国による対中包囲網「経済的繁栄のためのアメリカパートナーシップ(APEP)」を提案! 米国は人権問題などを理由に3カ国を排除するも、メキシコなどが反発し大統領が欠席! 中国『環球時報』は「『もはや米国の裏庭』ではない、ラテンアメリカ諸国は連帯のメッセージを送る」と論評、仏『フィガロ』は移民政策をまとめるのがやっとの「中途半端」な会談、お土産は中国製品だったと皮肉! ロシア『RIA』は「米国にとって致命的な脅威が、米国の裏庭に出現した」と論評! 2022.6.16
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昨日の日刊IWJガイドでもお知らせしたように、6月6日から10日にかけて、第9回米州首脳会議が、2022年のホスト国である米国ロサンゼルスで開催された。開催前から、バイデン政権が、人権侵害がある、独裁政権であるなどと批判し、キューバとベネズエラ、ニカラグアの3ヶ国を招待せず、それに反発したメキシコやグアテマラ、ホジュラスなどの8カ国の首脳が欠席するなど、波乱の幕開けであった。