山本太郎議員「秘密保護法は『完全に奴隷にします法』」 若手弁護士らが危険性を訴えるフェスを開催 2013.11.20

記事公開日:2013.11.20取材地: テキスト動画

 「現代の治安維持法」「終わりの始まり法」「完全に奴隷にします法」ーー。世紀の悪法が、国会で成立されようとしている。

 11月20日(水)、「明日の自由を守る若手弁護士の会」が主催して「特定秘密保護法フェス」と題するトークライブを開催した。山本太郎議員やミュージシャンの三宅洋平氏らが参加し、法案についての基調報告やディスカッションが行われた。会場では立ち見が出るほど多くの参加者が詰めかけ。この法案への市民の関心の高さがうかがえた。


「山場を迎えている今、議員会館前に集まってほしい」 ~「秘密保護法反対」座り込み行動 2013.11.20

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 特定秘密保護法案の審議が山場を迎えている11月20日、衆議院議員会館前で約40人の市民が、反対を訴え、座り込み行動を行った。

 呼びかけ人である新社会党員の高橋氏はIWJのインタビューに対し、「この法案に対しあまり多くの声があがっていない現状。2006年の教育基本法改正の際は、全国から集まった市民でこの歩道を埋めつくした。そうした行動が少ないことを残念に思うが、誰かがやらないといけない。賛同する人は集まって欲しい」と話した。


「『右翼軍国主義者』と自ら名乗って恥じないこの男に、秘密保護法を与えたら日本はどうなる!?」〜「『特定秘密保護法案』の廃案を求めるメディア関係者総決起集会」を開催! 2013.11.20

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 連日、各所で特定秘密保護法案をめぐる議論が行われている。

 東京千代田区・砂防会館では11月20日、鳥越俊太郎氏などのジャーナリストが、「『特定秘密保護法案』の廃案を求めるメディア関係者総決起集会」を開いた。

 政治ジャーナリストの田勢康弘氏は「外国の例を見ても、権力というものは歴史的に隠したがる、最終的には嘘をつくものだ」と述べ、「42年間政治を見ているが、これほどひどい法案が出てきたことはない。今まではどこかに恥じらいがあったが、今はもう恥じらいがない。その背景の一つは、メディア批判がある」と指摘した。


福島県鮫川村の焼却炉爆発事故、再稼働に向け環境省が村民限定で一度きりの住民説明会を開催 村外への説明は「チラシかインターネットで」 2013.11.14

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 「なんとか施設の運転を再開できるように取り組んでいきたい」――。

 福島県鮫川村の高濃度放射性廃棄物の焼却施設で起きた爆発事故について、11月14日、環境省が初めて住民説明会を開いた。事故が発生したのは8月29日午後。環境省は、現場の作業員が運転マニュアルに反したことが事故原因だと断定。事故当時、消防や警察への通報が遅れたことについても「現場のルール違反」と結論付けた。

 同省の山本昌宏課長(廃棄物対策課)は、「人為的ミス」を未然に防ぐための管理・設備強化などの再発防止策を説明し、早期の再稼働に理解を求めた。炉そのものについては「安全な施設である」とし、かねてから指摘されている構造的欠陥を否定した。


一人一票裁判「違憲状態」判決、弁護団の升永氏「裁判所に緊張感がない」 2013.11.20

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 20日(水)、一人一票裁判の大法廷が行われ、「違憲状態」の判決が下された。升永英俊弁護士をはじめとする弁護団らは、昨年12月の衆議院選挙の無効を求めたが、この訴えは退けられる結果となった。今回の判決では、一票の格差が違憲であることが認められたにもかかわらず、その違憲状態のもとで行われた選挙を有効とされた。その理由については、昨年12月の選挙の時点では、違憲状態の是正に必要とされる合理的期間を過ぎていなかったためとされている。


東電定例会見17:30「福島第一原発5、6号機、福島第二にも損傷燃料がある」 2013.11.20

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 2013年11月20日17時30分ごろから東京電力本店で定例記者会見が開かれた。新たに福島第一原発5,6号機にそれぞれ1体、福島第二原発の2号機に1体の漏洩燃料があることが分かった。従って、福島第一、第二合わせて84体の漏洩燃料があることが明らかになった。


「住民帰還のための基本的考え方を了承」第32回原子力規制委員会 2013.11.20

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 原子力規制委員会は11月20日、検討チームがまとめた「帰還に向けた安全・安心対策に関する基本的考え方」を了承した。個人線量計を用いて個人の被曝線量を測定することと基本とし、国としてロードマップの策定、相談員の配置とその支援を提言した。


竪川「弾圧」裁判 審議再開は「必要がない」として却下 「理由もなしに却下になったのは初めてです」 2013.11.19

記事公開日:2013.11.19取材地: テキスト動画

 1年9ヶ月に及ぶ、竪川弾圧裁判の報告会が19日(火)に行われた。

 2012年2月8日、江東区役所は竪川公園に暮らす野宿者の排除を行った。翌日、それに抗議するために江東区役所を訪れたをした園良太氏らは、意図せずして区役所のガラスを割ってしまい「器物損壊罪」での逮捕される。検察は「威力業務妨害罪」に切り替え、園氏を起訴した。この裁判が竪川弾圧裁判である。19日、園良太氏への控訴審判決が言い渡された。


竪川弾圧裁判「Tシャツが政治的」との理由から入廷拒否 被告人不在のまま懲役1年の判決 2013.11.19

記事公開日:2013.11.19取材地: 動画

 暗黒裁判なのかーー。江東区の竪川河川敷野宿者への強制執行に抗議して逮捕された園良太氏らへの公判が、11月19日、東京高裁で本人不在のまま行われ、一審で下された懲役1年・執行猶予3年のまま、控訴棄却となった。

 2012年2月8日、江東区役所は竪川河川敷公園の野宿の小屋に対し、行政代執行を行った。翌日、これに抗議するために江東区役所を訪れた園氏らは、区役所側との押し問答の末、「器物損壊罪」とされた。検察は「威力業務妨害罪」に切り替え、園氏を起訴。一審で懲役1年・執行猶予3年が言い渡された。


封じられたレイシストデモへのカウンター 警察による表現規制の法的根拠はあるのか 2013.11.17

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 警察の対応に、明らかな変化がみられ始めた。

 東京都・銀座で11月17日、排外デモとそれに対する抗議のカウンターが行われた。水谷橋公園を15時半に出発する排外デモ隊に合わせ、公園周辺では、15時前からカウンターの市民がデモ参加者らに対して「帰れ!」などと抗議の声を上げていた。

 機動隊の数はデモ参加者とカウンターの市民を足した数よりも多く、現場は騒然とした。カウンターの市民らは機動隊によって1ヶ所に集められ、出入りできないよう取り囲まれた。


「柏崎刈羽原発6,7号機の初の審査会合を21日に開催」原子力規制庁定例ブリーフィング 2013.11.19

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 2013年11月19日(火)14時から、森本英香原子力規制庁次長の定例ブリーフィングが行われた。11月21日(木曜日)に行われる第50回新規制基準適合性に係る審査会合で、東電柏崎刈羽原発6、7号機が初めて議題として取り上げられることが分かった。


特定秘密保護法 みんなの党が修正案賛成へ 党本部前で市民が抗議行動 2013.11.19

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 「みんなの党は『官僚の党』に改名しろ!」

 衆議院での審議が続く特定秘密保護法案について、自民・公明と修正協議を行っていたみんなの党は11月18日、首相による「指揮監督権」を新たに盛り込む修正案を提示。与党との間でほぼ合意に達した。みんなの党側が政権に歩み寄ったかたち。あとは日本維新の会との修正協議を残すのみで、はやくて20日(木)にも特別委員会で採決される見通しだ。


「アメリカのペテンを見抜けない、われわれにも責任がある」 〜アーサーのペテン学講座 憲法を活かす力を蓄えるために 2013.11.18

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 「重要な情報を自ら取りにいくためには、社会にあふれるペテンを見抜く能力が求められる」──。

 2013年11月18日、東京の八王子市学園都市センターイベントホールにて、詩人で作家のアーサー・ビナード氏を講師に迎え、PLEASE NO WAR市民の会、I 女性会議(あい・じょせいかいぎ)八王子支部、館町ひとの会主催による「アーサーのペテン学講座 憲法を活かす力を蓄えるために」が行われた。


東電定例会見「福島第一原発4号機からの燃料取出しを開始、今日は4体をキャスクに移送」 2013.11.18

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 2013年11月18日17時30分ごろから東京電力本店で定例記者会見が開かれた。本日より福島第一原発4号機の使用済み燃料プールからの燃料等の取出しを開始し、4本をキャスク内へ移動完了したことを発表した。得にトラブルは無いとのこと。


“沖縄密約”スクープの西山太吉氏が講演「特定秘密保護法、政府が成立を急ぐのは『日米軍』のため」 2013.11.16

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2013/11/16 日本政策学校 西山太吉氏 講義「特定秘密保護法と民主主義について」

 毎日新聞の元記者で、1972年の沖縄返還を巡る日米間の”密約”をスクープした西山太吉氏が、11月16日、東京・市ヶ谷の日本政策学校で講演した。西山氏は、政府が今国会での成立を目指す特定秘密保護法案について、「(政府がこの法案を作ったのは)日米同盟の性質が変わってきたからだ」と語った。


「TPPより、愛と世界で繋がろう」 渋谷・原宿でTPP・原発・特定秘密保護法反対のデモ 2013.11.16

記事公開日:2013.11.16取材地: 動画

特集 TPP問題|特集 秘密保護法

 「TPPより、愛と世界で繋がろう」と呼びかけた「11.16みんなでストップ!TPPデモ実行委員会」の主催で、11月16日、TPPや原発、特定秘密保護法などに反対するデモが行われた。


生態学の観点から見た福島原発事故の影響、生物学者ティモシー・ムソー氏の報告 2013.11.16

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 16日、福島の野生生物を調査したティモシー・ムソー氏が放射線が生態系へ与える影響について研究報告を行った。

 ムソー氏は、報告のなかで、ひとつの例として、羽に部分的に白い斑点が出ている福島のツバメの写真を見せた。日本の他の地域を同様に集中的に調査していないため放射能の影響であるかは確かではないとしながらも、チェルノブイリと福島の比較をしながら野生動物に見られる影響の傾向を示した。


21日衆議院で採決か!? 〜特定秘密保護法に反対する女性12人が記者会見 2013.11.15

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 国会議員、弁護士、作家、ジャーナリスト、医師、反原発活動家など、異なる分野で活躍する女性たちが、11月15日、「一人でも多くの女性に、この法案のおかしさを伝えたい」と特定秘密保護法に反対する記者会見を開いた。

「あっちでもこっちでも反対の声をあげたかった。TPPや原発政策に反対する女性たちに、この法案の問題点にも気づいてほしい」

 女性が集結する意義をこのように述べた福島みずほ参議院議員のほか、会見には経済ジャーナリストの荻原博子氏、作家の雨宮処凛氏や原子力資料情報室の澤井正子氏など、12人が出席した。作家の落合恵子氏、文学者の池田香代子氏や精神科医の香山リカ氏など、賛同者に名を連ねる女性の数も日々増えているという。


「秘密保護法の問題は『知る権利』『報道の自由』にすり替えられている」 ~出版関連労組交流会議が反対のシンポジウムを開催 2013.11.15

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 特定秘密保護法は、11月19日にも各党が修正案をまとめ提出すると見られている。いよいよ今国会での法案成立が現実味を帯びてきたなか、出版界からも反対の声が上がり始めている。出版関連労組交流会議による秋季シンポジウム、「出版・報道の現場から撃ち破れ!秘密保護法-言論統制 ・監視国家化」が15日、東京しごとセンターにて行われた。


特定秘密保護法 「政府が最も隠したいのは日米関係の実態」 沖縄返還“密約”スクープの西山太吉氏が安倍政権を批判 2013.11.15

記事公開日:2013.11.15取材地: テキスト動画

 沖縄返還をめぐる日米の密約を暴いた「西山事件」で知られる元毎日新聞記者の西山太吉氏が11月15日、日本外国特派員協会で記者会見を行い、政府が今国会での成立を目指す特定秘密保護法案について、「日本政府が最も隠したいのは、日米関係における軍事、政治、経済の運用や約束事だ」と語った。