地域: 大阪府
「ISD条項は『インチキ訴訟で、大損害』だ」~学習会「TPPって、都会もヤバい。~TPPに便乗してすすんでいるもの~」 2013.10.4
2013年10月4日(金)19時、大阪市淀川区の淀川区民センターにおいて、「TPPって、都会もヤバい。~TPPに便乗してすすんでいるもの~」と題する学習会が開かれた。
NPO法人AMネットが主催したもので、パネリストとして神田浩史氏(西濃環境NPOネットワーク副会長)、松尾由美氏(コープ自然派ピュア大阪理事長)、色平哲郎氏(佐久総合病院内科医)が、TPPの問題点を語った。
特に、農業問題ととらえられがちなTPPが、農業分野だけにとどまらず、都会に住む市民の生活にも大きな影響を与えることを説明した。
大阪ガレキ差し止め裁判 第3回期日終了後の報告集会 2013.10.2
2013年10月2日(水)、大阪地方裁判所で大阪ガレキ差し止め裁判第3回口頭弁論が開かれ、裁判終了後、大阪・中之島の大阪市中央公会堂で報告集会が開かれた。
「堺市民と大阪維新の会との戦いだった」堺市長選、現職が維新新人に5万票の大差で圧勝 2013.9.29
9月29日に投開票が行われた大阪府堺市長選挙は、無所属で現職の竹山修身(おさみ)氏(63)が、大阪維新の会公認で前堺市議の西林克敏(かつとし)氏(43)を破り、再選を果たした。得票数は、竹山氏が19万8431票で、西林氏の14万569票に5万票以上の大差をつける圧勝だった。投票率は50.69%で、前回の市長選(43.93%)よりも6.76ポイント上昇した。
開票を待つ竹山氏の選挙事務所(堺市堺区)には、竹山氏を推薦した民主党や、推薦よりも関与の度合いが低い「支持」にとどめたものの、限りなく「推薦」に近いレベルの手厚いサポートをした自民党、さらに、大阪都構想を阻止するべく、独自候補を擁立せずに「自主支援」した日本共産党などの代議士や支援者、さらに報道関係者らが多数詰め掛けた。また、選挙事務所に入りきれない人々で、事務所前もごった返した。
9.29反原発デモ@大阪・なんば 2013.9.29
2013年9月29日(日)16時より、大阪市でTwitNoNukes大阪主催による「9.29反原発デモ@大阪・なんば」が行われた。
「9月29日投開票直前特集・堺市長選挙」 ~大阪都構想をめぐって民・自・共がサポートする現職VS維新の構図~国政への影響をもはらんだ、目が離せない展開に 2013.9.28
特集 大阪都構想
「堺市民にとって大阪都構想は百害あって一利なし」と現職候補が声を上げれば、維新公認の新人候補は、「堺という地名はなくならない。なくすのは市長という役職と市議会だけだ」と強調する―。9月29日(日)に投開票が行われる、大阪府堺市の市長選挙。無所属で、民主党が推薦し自民党が支持する、現職の竹山修身(おさみ)候補(63)と、地域政党・大阪維新の会の公認で出馬している新人、堺市議を4期務めた西林克敏(かつとし)候補(43)の一騎打ちとなっている。とりわけ、維新陣営が掲げる大阪都構想の実現には堺市の参加が不可欠であることから、大阪都構想への賛否が最大の争点となっている。
孫崎享氏講演 東アジア青年交流プロジェクト 日中交流ステップアップ講座 第2回 領土問題 <境界>を考える(尖閣諸島を事例に) 2013.9.26
元外交官で評論家の孫崎享氏は、尖閣諸島の領土問題に関して「棚上げを言えば、国賊扱いされる。言論の自由がなくなりつつある」と述べて、日本社会に広がる空気を危惧した。さらに、「マスコミは権力の一部。妄信を止めて、自分で情報を得て考え、発信していかなればならない」と警鐘を鳴らした。
「最高検の見解にくみした、はじめから結論ありきの、後から理由をつけた不公正な判決」~大阪地検特捜部証拠改竄隠蔽事件で元部長・副部長の控訴を棄却 2013.9.25
大阪地検特捜部による証拠改竄隠蔽事件で、犯人隠避罪に問われ、一審の大阪地裁で懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた元部長の大坪弘道被告および元副部長の佐賀元明被告の控訴審で、大阪高裁は両被告の控訴を棄却し、有罪とした一審判決を支持する判決を言い渡した。
「大阪都構想を実現し堺を活性化させたい」「堺という地名はなくならない」 ~堺市長選・西林克敏候補(大阪維新の会公認)と橋下徹大阪市長による街頭演説 2013.9.22
9月29日(日)に投開票が行われる、大阪府堺市長選挙に、地域政党・大阪維新の会の公認で出馬している西林克敏候補(43)が、22日(日)12時半、堺市で最も規模の大きい駅である南海高野線堺東駅前にて街頭演説を行った。
「堺市民にとって大阪都構想は百害あって一利なし」「堺は健全財政。大阪府との二重行政の状態にもない」~堺市長選挙・竹山おさみ候補(無所属・民主推薦・自民支持・現職)による街頭選挙活動 2013.9.22
9月29日(日)に投開票が行われる、大阪府堺市長選挙。無所属で、民主党が推薦し自民党が支持する、現職の竹山おさみ(修身)候補(63)が、22日(日)15時、堺市南区の泉北ニュータウンの玄関口である泉北高速鉄道・泉ヶ丘駅前で街頭演説を行った。
大阪府豊能町議会選挙 高崎渉候補 街頭演説 2013.9.21
2013年9月21日(土)、大阪府豊能町(とよのちょう)議会議員選挙に立候補した高崎渉候補の街頭演説が行われ、個性的なパフォーマンスで支持を訴えた。豊能町議選の投開票は22日。
「朝日のあたる家」太田隆文監督 舞台挨拶 2013.9.21
2013年9月21日(土)、原発事故によって避難を強いられることになった家族を描く映画「朝日のあたる家」の太田隆文監督による舞台挨拶が大阪・十三のシアターセブンで行われた。
なくさんとって、うちらの堺「堺大好き、堺っこ大集合」 中島岳志氏講演「市民にとっての『大阪都構想』」 2013.9.7
特集 大阪都構想
2013年9月7日(土)18時半より、大阪・堺市のサンスクエア堺においてイベント「なくさんとって、うちらの堺『堺大好き、堺っこ大集合』」が開催され、メインゲストとして招かれた大阪生まれの中島岳志・北海道大准教授らが講演を行った。橋下徹・大阪市長らの大阪都構想では、大阪市とともに堺市は廃止され再編・統合するとしている。
私たちは安全なものを食べたい! ~放射能やTPPが心配~ 安田節子氏講演 2013.9.7
特集 TPP問題
「今まさに日本は、放射能汚染とTPPという2つの難題の前で崖っぷちに立たされている」。こう切り出した安田節子氏は、放射能汚染とTPPが、いかに私たちにとって危険であるか、主に食品の安全の観点から警鐘を鳴らした──。
2013年9月7日、大阪府豊中市のとよなか男女共同参画推進センターすてっぷホールで、「私たちは安全なものを食べたい! ~放射能やTPPが心配~」が開かれた。講師の安田氏は、食品の放射能汚染や遺伝子組み換え問題などに詳しく、『食べ物と放射能のはなし』(クレヨンハウス・ブックレット)、『自殺する種』(平凡社新書)などの著作がある。さまざまな事例を示しながら、「日本がTPPに参加すれば、食の安全がさらに脅かされる。あきらめずに反対の声を上げよう」と呼びかけた。
自由を取り戻す!9.1全国集会 大阪府警本部ぐるぐるデモ 2013.9.1
2013年9月1日(日)13時より、大阪市中央区のエル・おおさかで「警察・検察・裁判所にレッドカード~自由を取り戻す!9.1全国集会」が行われた。2012年12月、大阪府警に逮捕されたモジモジ先生こと下地真樹・阪南大学准教授らがスピーチを行い、警察・司法機関の抗議行動弾圧の不当性を訴えた。集会後16時より、参加者は「大阪府警本部ぐるぐるデモ」と題し、大阪府警察本部周辺を周回するデモを行った。
「学会は何をしているのか」 ~区域外避難者は今 放射能汚染に安全の境はありますか ―低線量被曝被害による分断の構造― 基調講演 島薗進氏 2013.8.31
「政府は事故収束宣言を出し、賠償を打ち切ったが、原子力緊急事態宣言はそのままだ。この宣言の発動中は、原子力災害対策特別措置法が適用され、政府に権限が集中するからだ」──。
2013年8月31日(土)13時より、大阪市西天満にある大阪弁護士会館で、日弁連人権擁護大会プレシンポジウム「区域外避難者は今 放射能汚染に安全の境はありますか ―低線量被曝被害による分断の構造―」が行われた。基調講演では島薗進上智大学教授が、日本の有識者や学会の姿勢について語り、パネルディスカッションでは、除本理史大阪市立大教授が、政府の原子力緊急事態宣言について言及した。
映画「標的の村」監督三上知恵氏舞台挨拶 2013.8.31
2013年8月31日(土)11時半より、大阪・十三の第七藝術劇場で2012年9月の沖縄・普天間基地封鎖を追ったドキュメンタリー映画「標的の村」の監督・三上知恵氏の舞台あいさつが行われた。
北澤宏一 民間事故調委員長講演「再稼働される原発のリスクと再生可能エネルギーの世界の情勢」 2013.8.30
2013年8月30日(金)18時半から、大阪・十三のシアターセブンBOX I において「市民社会フォーラム第112回学習会」民間事故調委員長・北澤宏一氏講演「再稼働される原発のリスクと再生可能エネルギーの世界の情勢」が行われた。
「避難とは逃げることではない。勇気ある闘いだ」 〜絵本『さだ子と千羽づる』朗読と山口泉氏講演「東京電力・福島第1原発事故の現在」 2013.8.25
2013年8月25日(日)15時より、大阪市難波のジュンク堂書店難波店で、絵本『さだ子と千羽づる』刊行20周年・山口泉『避難ママ』刊行記念「JUNKU難波トークセッション 広島・長崎・チェルノブイリ、そして福島 ―朗読と講演―」が行われた。
山口泉氏は、広島の原爆投下から10年後に白血病に倒れた実在の少女「さだ子」と、福島第1原発事故後の子どもたちを重ね合わせ、「過去の話ではない。同じ運命が現在進行中だ」と警鐘を鳴らした。
核の産業利用が進む限り、被曝の事実は矮小化される。被災者支援法の骨抜きはその象徴 ~村田三郎氏講演「広島・長崎、水俣、福島を通して見えるもの」 2013.8.25
2013年8月25日、大阪市天王寺区のホテルアウィーナ大阪で行われた「市高教第49次夏季教育研究集会」の記念講演は、村田三郎氏(阪南中央病院副院長)がスピーカーを務めた。「残念ながら今日の話には、2年半前にこの勉強会で話したのと同じ内容のものが、だいぶ含まれる」。労働者被曝や低線量被曝の問題に長くかかわってきた村田氏は、福島第一原発事故発生から2年半が経過した今もなお、改善が見られない、被災地の放射能被害の状況を憂えた。広島・長崎の原爆被害時にあった「弱者切り捨て」が、福島でも始まっているとの訴えは、集まった人たちの耳目をさらった。