記事一覧(公開日時順)

世界に類を見ない「自家採種禁止法」である改正種苗法。アメリカでもEUでも植物品種保護法があり、自由に「自家採種」している。「種取り」は農家の権利だ!~12.11「第2回種子法廃止違憲確認訴訟」東京地裁門前集会 2020.12.11

記事公開日:2020.12.11取材地: 動画

特集 種子法廃止!「食料主権」を売り渡す安倍政権
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 2020年12月11日(金)、午後2時から東京地裁で行われた「第2回種子法廃止違憲確認訴訟」を前に、午後1時から、東京地裁正門前にて、門前集会が開催された。

 「日本の種子を守る会」元農林水産大臣の山田正彦氏があいさつをし、「世界中で農作物の自家採種を禁じているのはイスラエル以外に無い!」と12月2日に参院で可決・成立した「改正種苗法」の不当さを訴えた。


西村康稔新型コロナ対策担当大臣会見、第18回分科会の提言に、医療の逼迫など、専門家の皆さんと強い危機感を共有していると表明、「初めて『緊急事態宣言を回避すべく』という表現が入った」厳しい状況! 2020.12.11

記事公開日:2020.12.11取材地: テキスト動画

 西村康稔新型コロナ対策担当大臣の会見が、12月11日、第18回新型コロナウイルス感染症対策分科会の後で開かれた。会場は、中央合同庁舎第8号館 1階 S101・S103会見室である。

 冒頭、いつもよりも険しい表情の西村大臣は、「医療の逼迫など、強い危機感を(分科会と)共有している」、分科会の提言に「初めて『緊急事態宣言を回避すべく』という表現が初めて入った」厳しい状況だと認識していると述べた。


医療現場の労働者が人間らしく生きるため、社会保障としての医療を取り戻すため立ち上がった船橋二和病院労組! ストライキ報告と、船橋市、厚労省への申し入れ後の会見~12.4 船橋二和病院労働組合記者会見 2020.12.4

記事公開日:2020.12.11取材地: テキスト動画

 2020年12月4日(金)、14時半より参議院議員会館にて船橋二和病院労働組合(新組合)が記者会見を開いた。

 同労組の8人のメンバーはこの日よりストライキに入り、松戸徹 船橋市市長と田村憲久 厚生労働大臣に、医療労働者の待遇改善(職種、雇用形態での区別をしない一律の給付金要求)、採算優先ではない社会保障としての医療の推進を求めることなどの申し入れをおこなった。


コロナワクチンスピード認可・接種への動き加速と、人々の間に高まるワクチン忌避、女子1万メートル東京五輪代表の新谷仁美選手ら五輪選手も「接種拒否」を次々と表明!(前編) 2020.12.11

記事公開日:2020.12.11 テキスト

 11月半ば、米医薬品大手の「ファイザー」と「モデルナ」が、各々開発中の新型コロナワクチンの「高い治験結果」を矢継ぎ早に発表した。さらには、米欧の規制当局に対し、異例のスピードで「緊急使用/販売許可」申請を行った。コロナ対策の「劣等生」と揶揄される英国は、先鋒を切って国民への大規模接種の決定を下した。欧米各国政府は、ワクチンによるコロナ封じ込めを「切り札」のように喧伝するが、一方、多くの国で、ワクチンに不信感を抱き、接種を望まない国民が数多くいるという調査結果が出ている。


米国の政権移行期の空白を突いて 中国は包囲網を突破!? バイデン政権で「ワシントン・コンセンサス」へ回帰する米国の未来は復活か、没落か! 岩上安身によるインタビュー 第1023回 ゲスト 中国通エコノミスト・田代秀敏氏 第3弾 2020.12.2

記事公開日:2020.12.11取材地: テキスト動画独自

特集アメリカ大統領選挙2020
※2020年12月17日テキストを追加しました。

 岩上安身は12月2日、シグマ・キャピタル株式会社チーフ・エコノミストの田代秀敏氏に、この秋第3回目となるインタビューを行った。田代氏は、日本有数の中国通エコノミストである。IWJでは、マスメディアが伝えない、岩上安身による田代氏へのインタビューを通じて、多様な角度から急速に成長し、影響力を拡大している中国の実像を皆様に伝え続けてきた。


福島第一原子力発電所の雨水移送配管内部からラチェットレンチ発見!! 移送管の試運転で発覚! 点検の有無を問われ「個人持ち工具なので管理していない」!? ~12.10東京電力 定例会見 2020.12.10

記事公開日:2020.12.10取材地: テキスト動画

 2020年12月10日、東京千代田区の東京電力臨時会見場で、福島第一原発内の新事務本館からのインターネット中継による定例会見が行われた。

 11月26日、福島第一原子力発電所内の雨水移送管の試運転を行ったところ、雨水移送はできたが、移送管内部から異音が発生していることがわかった。内部を確認したところ、ラチェットレンチ(ボルトやナットを締める工具)が発見された。2018年11月にこの配管が新設された際に混入されたものと思われる。


国民投票法「改悪」案審議でコロナ禍でも容赦なく近づく憲法改悪の足音!! 自民・二階幹事長と立憲民主・福山幹事長が来年1月の通常国会での採決で手打ちか!? 2020.12.10

記事公開日:2020.12.10 テキスト

 改憲手続きを定めた国民投票法改正案が、今国会で初めて審議された。採決は見送られたものの、自民党の二階幹事長と立憲民主党の福山幹事長が会談し、来年1月の通常国会での採決について合意したというニュースが飛び込んできた。

 自民党が長年実現しようとしてきた憲法改悪につながる可能性が高い今回の改正案が、コロナ禍の混乱の中、手続きも不透明なまま進んでいくことに危機感を抱かざるを得ない。


「菅総理が掲げているたった2つのエビデンス、どちらもインチキ!だから国民はこのGoToは相当いかがわしいと思うのです!」~12 ・8野党合同国対ヒアリング ―持続化給付金、GoToトラベル、休業支援金 2020.12.8

記事公開日:2020.12.10取材地: テキスト動画

 2020年12月8日、東京千代田区の衆議院本館で、持続化給付金、「GoToトラベル」事業、休業支援金の問題について、野党各党の国会対策委員による合同ヒアリングが行われた。


香港の民主活動家に実刑判決! 黄之鋒氏は禁錮13ヶ月半、周庭氏は禁錮10ヶ月、林朗彦氏は禁錮7ヶ月…中国による自由と民主主義の「圧殺」は、隣国にとっても他人事ではない! 2020.12.9

記事公開日:2020.12.9 テキスト

 2020年夏に香港国家安全法が成立して以来、多くの人が恐れていた事態が現実となった。

 香港の民主化政治運動団体「デモシスト(香港衆志)」の著名メンバーである黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と周庭(アグネス・チョウ)氏、林朗彦(アイバン・ラム)氏の3人に実刑判決が言い渡され、それぞれ即時収監された。


金沢で単身赴任中の42歳男性が発熱でPCR検査を希望するも受けられず、死亡後に陽性と判明! 政府はいつまでPCR検査抑制を続けるのか? 新型コロナウイルス感染症対策と経済再生の1つの正解は「無症状感染者の可視化と隔離」! 2020.12.9

記事公開日:2020.12.9 テキスト

 金沢で単身赴任中の42歳の男性が、PCR検査を受けることを希望しながら、検査を受けることなく自宅で亡くなった。男性の死亡後、PCR検査で新型コロナウイルス陽性が確認された。日本では春の第1波のときにも、女優の岡江久美子さんがPCR検査を受けられないまま容体が急変し、緊急入院後に陽性が確認されたが、重症化し亡くなっている。


2020年5月に行われた「政府のコロナ対策は科学的か」アンケートがそのままその後の感染拡大予告!31カ国のコロナ対策の科学者による評価は、ニュージーランドが1位、中国は3位、米国は31位と最下位! 日本は22位、政策の転換が必要!! 2020.12.9

記事公開日:2020.12.9 テキスト

 新型コロナ第2波に見舞われ、あえいでいる英国で、『エコノミスト』誌が11月11日、「(各国)政府のコロナ対策は科学的か」というランキングを掲載した。31カ国を対象に、世界各国の約2万5000人の研究者に対して行った、各国政府のコロナ対策がどの程度科学的かというアンケート調査のまとめである。


3つの大罪「自国を犠牲にした対米隷属、原子力導入・推進、新自由主義路線」を敷いた中曽根元総理葬儀に際し、明治天皇大葬と並ぶ弔旗・黙祷要請!! 閣議了解による事実上の強要は内心の自由侵す!~10.15 合同葬弔意要請に関する野党合同ヒアリング 2020.12.8

記事公開日:2020.12.9 テキスト動画

 10日17日土曜日に行われた故中曽根康弘元総理の内閣と自民党による合同葬をめぐり、文部科学省が全国の国立大学、日本私立学校振興・共済事業団、公立学校共済組合や文科省の機関に、葬儀に合わせて弔旗の掲揚や黙祷するようお願いする文書を送付していたことが明らかになった。


感染防止か経済活動か?新型コロナ感染者激増の中、世論や医師らの訴えに耳を貸さない政府! なぜ「GoToトラベル」事業を中断できないのか?~12.8西村康稔 新型コロナ対策担当大臣 定例会見 2020.12.8

記事公開日:2020.12.8取材地: テキスト動画

 2020年12月8日(火)午前11時頃から、東京都千代田区永田町の中央合同庁舎8号館会見室にて、西村康稔 新型コロナ対策担当大臣の定例会見が行われた。

 冒頭、会見前に開催された政府与党政策懇談会、および、大阪府からの看護師派遣の要請などについて、西村大臣から報告があった。詳しくは全編動画をご確認いただきたい。


分科会尾身会長の発言「Go Toトラベル含む人の動きと接触減らすことが必須」に対して、大臣は「直接聞いてないので発言控える」!!~ 12.8赤羽一嘉 国土交通大臣 定例記者会見 2020.12.8

記事公開日:2020.12.8取材地: テキスト動画

 2020年12月8日、国土交通省にて、 赤羽一嘉国土交通大臣の定例記者会見が行われ、IWJで生中継した。

 会見では大臣からの報告はなく、「Go Toトラベル」を中心に、質疑応答が行われた。


立憲民主・原口一博衆議院議員「政治とカネの問題はウンザリです!」とどまるところを知らぬ政府与党の不正と汚職! 今度は吉川貴盛元農林水産大臣!~12.7 第1回養鶏業者裏献金疑惑 野党合同ヒアリング 2020.12.7

記事公開日:2020.12.7取材地: 動画

特集 野党合同ヒアリング

※2021年2月27日、テキストを追加しました。

 2020年12月7日(月)午後1時から、東京都千代田区永田町の衆議院本館にて、第1回養鶏業者裏献金疑惑 野党合同ヒアリングが開催された。

 ヒアリングには農林水産省と法務省の担当官らが出席し、鶏卵業者による吉川貴盛元農林水産大臣らへの裏献金疑惑、クルーズ船接待、鶏卵事業の基金制度などについて、野党議員からの質疑に応じた。


元公立女性関連施設職員・瀬山紀子氏「仕事のやりがいや人のために何かやらなくてはという思いが搾取されている」!! ~11.22 第12回なくそう!官製ワーキングプア集会 反貧困集会2020 2020.11.22

記事公開日:2020.12.7取材地: 動画

 2020年11月22日(日)東京・文京区民センターで、「第12回なくそう!官製ワーキングプア集会 反貧困集会2020 コロナがあぶり出したもの -公共サービスの脆弱さと非正規労働者」が開かれ、医療、保育、介護等の現場の現状について、報告が行われた。


菅政権の「火種を消すために家ごと燃やしてしまえ」という手法! 日本学術会議問題で岩上安身の呼びかけに応じた早稲田大学・水島朝穂教授、明治学院大学・木下ちがや研究員、法政大学・中沢けい教授、神戸学院大学・上脇博之教授のメッセージ! 2020.12.6

記事公開日:2020.12.6 テキスト

 菅総理による日本学術会議新規会員への人事介入の件は、学問の独立性の侵害、任命権の解釈の恣意性が問題となっている。任命拒否された6人は、軍事研究解禁に反対するのではないかと、菅政権に判断され、任命が拒否された疑いがある。

 岩上安身による日本学術会議トップの関係者に対する取材によれば、現在、日本学術会議内部では、軍事研究解禁賛成派と反対派のバランスがギリギリのところに差し掛かっている。この6人を任命しないことで、賛成派が反対派を上回ることになる可能性が高いため、周到に準備した上で、任命を拒否した可能性がある。


任命拒否問題を受けて情報発信強化に努める日本学術会議。過去の提言発出状況、菅首相の指摘に応える会議の方向性などを表明!~11.12日本学術会議 記者会見 2020.11.12

記事公開日:2020.12.6取材地: テキスト動画

 2020年11月12日(木)16時半より、港区の内閣府日本学術会議にて記者会見が行われた。

 会見には日本学術会議会長 梶田隆章氏、同 副会長 望月真弓氏、同 副会長 菱田公一氏、同 副会長 高村ゆかり氏、同 第一部幹事(日本学術会議アドバイザー) 小林傳司氏が出席した。


東アジアに平和を!韓国と沖縄と連帯し武力なき平和をつくろう 2020 ZENKOスピーキング・ツアー(京都) ―講演:奥間政則氏(土木技術者)ほか 2020.12.5

記事公開日:2020.12.6取材地: 動画

 2020年12月5日(土)18時30分より京都府京都市のハートピア京都大会議室にて、ZENKO 平和と民主主義をめざす全国交歓会主催により「東アジアに平和を!韓国と沖縄と連帯し武力なき平和をつくろう 2020 ZENKOスピーキング・ツアー」が開催され、奥間政則氏(土木技術者)が講演をした。


新型コロナウイルスの抗体は少なくとも半年は持続するという調査結果を横浜市立大学が発表! 同様の抗体調査結果をニューヨークとカリフォルニアの共同研究プロジェクトも発表!「ワクチン開発に期待が持てる」! 2020.12.4

記事公開日:2020.12.5 テキスト

 横浜市立大学の山中竹春教授をリーダーとする「抗体検査プロジェクト」チームが、感染後半年後も新型コロナウイルスをブロックする働きのある「中和抗体」を98%の人が保有していたことがわかった。

 新型コロナウイルスの抗体は数ヶ月で消えるとの研究もあったが、山中教授の報告は、それをひっくり返すものとなる。しかし、一方で「集団免疫の獲得」を目指した、積極的なコロナ対策をうたなかったスウェーデンは深刻なコロナ禍に見舞われている。人々が感染し、抗体をもつことで集団として克服してゆく、というシナリオは座礁したかに思われる。個々の研究の検証は、まだ今後にかかっているようである。