┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに～自民党新人議員15人に一人10万円分の商品券を配った石破茂総理が、参院予算委で土産代の相場を問われ、「100万円単位のものはお土産に入らない。マックスで10万円。それが批判されているので、数万円ぐらいが相場かも」と、庶民感覚からかけ離れた答弁！ 新たに石破総理と閣僚14人の政党支部への個人献金をめぐり、政治資金収支報告書への虚偽記載の可能性も発覚！ 自民党裏金問題の中、「クリーン」なイメージで総理になったはずの石破氏も、結局は「同じ穴のムジナ」だった!? 長年、自民党の中にいながらクリーンな政治家は一人もいない!?「総理に求心力があれば絶対に漏れない話」と、政権崩壊を危ぶむ声も！
┃
┠■IWJの財政は崖っぷちです！ 3月は1日から11日までの11日間で、17件、34万8000円のご寄付・カンパをいただいています。ありがとうございます！ この金額は、月間目標額350万円の10％にあたります。昨年8月から始まった第15期は、半期が過ぎ、7ヶ月連続で月間目標を割り込み、累積のマイナス額は1277万4502円です！ IWJが3月以降も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いいたします！
┃
┠■【中継番組表】
┃
┠■フジテレビの生放送に爆笑問題・太田光、再び!! 元旦のフジテレビの生放送特番「爆笑ヒットパレード」の大トリの漫才で、「フジテレビつぶれます！」「日枝出てこい！」と叫んだ爆笑問題・太田光が、「フジを怒らせ、出禁に」とネット上で噂されるも、3月8日の「ENGEIグランドスラム」というお笑い特番の大トリに起用され、生放送中に、「『逃走中』（フジの人気番組）、日枝のことか？」と、フジテレビの「ドン」日枝久氏に2度目の言及！ 今回は、直前に発表された自らの事務所「タイタン」の内部調査で発覚したオンラインカジノ利用者の問題で自爆ネタも！
┃
┠■クルスク戦線でウクライナ軍が撤退へ!? ゼレンスキー大統領が「停戦交渉の切り札」と固執し、多くの兵力と武器を投入したクルスク侵攻で、ウクライナ軍の支配域は残りわずか140平方キロ！ ロシア軍は800人の兵士が、ガスの残存するパイプラインの内部を15kmかがんで進み、ウクライナ軍の背後を襲撃する決死の「ポトク作戦」に参加!!「ポトク作戦」の驚くべき内容をロシアメディアが独占スクープ！ 参加した兵士は、残存していたガスと、酸素不足で「肺が焼けるように痛み、頭が割れるような痛みを感じた」と命がけの作戦だったことを告白！ ロシアの軍事アナリストは、「クルスクの完全解放は1、2週間以内」と予測！
┃
┠■＜岩上安身による最新インタビュー報告！＞国連からも脱退か!? WHOから脱退し、世界の秩序に背を向けるトランプ大統領が追求するのは、剥き出しの米国の利益！ ディールは正義！～孫崎享氏　岩上安身によるインタビュー第1185回ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏（後半）
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■はじめに～自民党新人議員15人に一人10万円分の商品券を配った石破茂総理が、参院予算委で土産代の相場を問われ、「100万円単位のものはお土産に入らない。マックスで10万円。それが批判されているので、数万円ぐらいが相場かも」と、庶民感覚からかけ離れた答弁！ 新たに石破総理と閣僚14人の政党支部への個人献金をめぐり、政治資金収支報告書への虚偽記載の可能性も発覚！ 自民党裏金問題の中、「クリーン」なイメージで総理になったはずの石破氏も、結局は「同じ穴のムジナ」だった!? 長年、自民党の中にいながらクリーンな政治家は一人もいない!?「総理に求心力があれば絶対に漏れない話」と、政権崩壊を危ぶむ声も！

　おはようございます。IWJ編集部です。

　石破茂総理が、自民党の当選1回の衆議院議員15人に対し、1人10万円の商品券を渡していたことが、政権を揺るがす大きな問題となっています。

　この問題は、3月13日付『朝日新聞』が、「石破茂首相（自民党総裁）の事務所が3月初旬、昨秋の衆院選で初当選した複数の自民党議員に対し、商品券を渡していたことが朝日新聞の取材でわかった」と報じたことが、発端です。

※石破首相側が15人の議員側に商品券配布　10万円ずつか、複数証言（朝日新聞デジタル、2025年3月13日）
https://digital.asahi.com/articles/AST3F35BJT3FUQIP002M.html

　石破総理は、13日夜の記者会見で、事実を認めた上で、「ポケットマネーで用意した」「法律に抵触するものではない」「政治活動に関する寄付でなく、政治資金規正法上の問題はない」と主張しています。

　3月14日付『産経新聞』は、石破総理がこの13日の記者会見で、記者からの「政治資金規正法に抵触しないか？」などの質問に、「第何条の、どの趣旨で仰っていますか」「どの条文を仰っていますか」「（条文の）どこの部分ですか」などと、繰り返したと報じています。

※「第何条どの条文を仰っていますか」石破首相は繰り返し　商品券配布問題で一問一答（上）（2025年3月14日）
https://www.sankei.com/article/20250314-24WIIZIFT5BS5MSQJD3VF26OJA/

　しかしこの問題は、直接法律に違反しているかどうか、という点もさることながら、石破総理の唖然とするほどの、庶民的金銭感覚の欠如こそが、最大の政治的な問題だといえるのではないでしょうか。

　長年、自民党の中にいた政治家の中で、クリーンな政治家は1人もいないのではないかと、深い失望感を覚えます。ポスト石破氏の総理総裁候補として高市早苗氏の名前も取り沙汰されていますが、タカ派の政策は、右翼・保守層にはウケがいいものの、問題は高市議員もまた、自民党というムラ社会の中で、「裏金作り」「裏金バラまき」という自民党の「不文律」と、ひとり無関係でい続けることができたのかどうかです。

　石破総理は、自民党の裏金問題を受けて、党内外で「クリーン」なイメージが支持されて、自民党総裁となったはずです。

　しかし、衆院選の最中には、裏金問題で公認を得られず、無所属で立候補した自民党議員が代表を務める政党支部に、2000万円を支給していたことも発覚しています。

　衆院選で大敗し、過半数割れとなった今国会では、「政治とカネ」問題が最大のテーマの一つとして、野党から厳しい追及を受けています。

　問題となった会食が行われたのは、3月3日だったとのことですから、まさに予算委員会での審議が大詰めを迎えようとしていた時期です。

　そうした状況の中で、会食の「お土産」として、1人10万円分もの商品券を配っていたという事実は、石破総理ですら、他のほとんどの自民党議員と同様、「裏金問題」に対し、道徳的なやましさを感じておらず、「同じ穴のムジナ」だったということを自ら追いうちをかけて証明してみせたようなものです。二世、三世など、世襲議員だらけの、苦労知らずの坊ちゃんばかりの政党に、いつの間にか自民党は変質してしまったのではないか、と思わずにはいられません。

　3月13日のこの『日刊IWJガイド』でもお伝えしましたが、石破総理は2月21日の衆院予算委員会で、国民民主党の長友慎治衆議院議員から「企業団体献金が禁止になったら、具体的に何に困るのか？ 何に影響が出るのか？」と質問され、以下のように答弁しました。

　「同じ赤坂の議員宿舎に住まわっているとわかると思うんですけど、自民党の議員は、そんなにいい暮らしをしているかというと、そんなことは全然ないのでありましてね、もう、とてもとても、赤坂宿舎の家賃を払えないは、みたいな人もおりますし、いかにしてスーパーで1円でも安いものを買おうか、みたいな努力をしている議員がたくさんおることも、ご存知のことかと思います」。

　じつに白々しい話です。

※はじめに～速報！ 参議院選挙を前に、ついに自民党内から「石破おろし」が始まった！ 西田昌司参議院議員が参議院総会で石破総理の交代を訴え、記者団を前に石破総理を痛烈批判！ 国会でぬけぬけと「国会議員の報酬4000万円では、とてもとても食べてはいけない。スーパーで1円でも安いものを買おうとしている」と答弁した石破総理！ 年収200万円の庶民の20倍の報酬プラス政活費に議員会館の事務所に都心の一等地赤坂で格安の議員宿舎までついて、「生活が苦しい」だと!?（日刊IWJガイド、2025年3月13日）
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250313#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54498#idx-1

　3月14日付『東京新聞』は、石破総理が14日の参院予算委員会で、「過去に10回ほど商品券を配ったことも明かした」とした上で、以下のように報じています。

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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
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店番 008
預金種目 普通
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　よろしくお願いします！

　岩上安身 拝

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◆中継番組表◆

＊＊2025.3.17 Mon.＊＊

調整中

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◆中継番組表◆

＊＊2025.3.18 Tue.＊＊

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「国連からも脱退か!? WHOから脱退し、世界の秩序に背を向けるトランプ大統領が追求するのは、剥き出しの米国の利益！ ディールは正義！～孫崎享氏」岩上安身によるインタビュー第1185回ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏（後半）
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526870

米CDC元所長が上院で証言『新型コロナワクチンはビッグミステークだった』！ 全身の細胞が取り込んだナノ粒子の毒性で急増した癌！ 跳ね上がった死亡率!!～福島雅典氏」岩上安身によるインタビュー第1185回ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏（前半）
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526690

「福島原発事故があったから甲状腺癌がある」！「子供達の健康を害するくらい、こんなに原発事故の被害の深刻なものはない」！～3.14 原発反対八王子行動
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526859

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■フジテレビの生放送に爆笑問題・太田光、再び!! 元旦のフジテレビの生放送特番「爆笑ヒットパレード」の大トリの漫才で、「フジテレビつぶれます！」「日枝出てこい！」と叫んだ爆笑問題・太田光が、「フジを怒らせ、出禁に」とネット上で噂されるも、3月8日の「ENGEIグランドスラム」というお笑い特番の大トリに起用され、生放送中に、「『逃走中』（フジの人気番組）、日枝のことか？」と、フジテレビの「ドン」日枝久氏に2度目の言及！ 今回は、直前に発表された自らの事務所「タイタン」の内部調査で発覚したオンラインカジノ利用者の問題で自爆ネタも！

　今年元旦のフジテレビの新春特番「爆笑ヒットパレード」で、爆笑問題が生放送中の漫才で、「フジテレビつぶれます！」「Aプロデューサーって誰!?」「日枝出てこい!!」などと、中居正広氏の性加害問題とフジテレビの迷走ぶりについて触れ、フジテレビに干されたのではないか、との憶測が飛んでいることについて、3月5日のこの『日刊IWJガイド』で取り上げ、「干されてはいない」とお伝えしました。

※お笑いコンビ・爆笑問題の太田光氏が持っていたフジテレビの番組ミニコーナー『ギリギリを責めるので続くだけやります法律お笑い』が突然放送休止！ 元旦に生放送されたフジテレビ新春特番で、太田氏が漫才の中で、中居正広氏性加害問題に関連して、「フジテレビ潰れます」「日枝出てこい!!」などとアドリブで絶叫したことが原因か!? あるいはお笑い界のオンラインカジノ問題が原因か!? などと、ネット民騒然！ はたして「ギリ笑」放送休止の真相は…!? 爆笑問題の新春特番での問題の絶叫部分の書き起こしと、内幕を自ら明かしたTBSラジオの深夜放送での発言を紹介！（日刊IWJガイド、2025年3月5日）
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250305#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54472#idx-4

　その爆笑問題が、3月8日にフジテレビ系で生放送されたお笑い特番「ENGEIグランドスラム」に大トリで出演し、再び一連のフジテレビ問題をネタとして披露しました。

　3月1日には、爆笑問題の所属事務所である「タイタン」の太田光代社長（爆笑問題の太田光氏の妻）が、「内部調査の結果、社内にオンラインカジノを利用した者が4名いることが発覚した」と自社ホームページで公表しました。

　太田社長は、「これまで違法なギャンブルに対する社内教育というものを十分に行わず、それにより該当者が出てしまいましたことに対し、深くお詫び申し上げます」と、謝罪した上で、該当者には「特別更生プログラム （弁護士によるマンツーマンで研修受講など）の実施と、当社とは関係性のない外部弁護士を同伴させた上での、捜査機関に対する任意出頭及び事情説明を行うこと」などを約束しています。

　一方で、該当する4名の実名公表については、「該当者の年齢、ギャンブル依存の程度、犯行態様の悪質性の程度」などを総合的に考慮し、弁護士等とも相談した上で、「現時点での公表は差し控えるべきとの判断に至りました」と発表しています。

※ご報告とお詫び（タイタン、2025年3月1日）
https://www.titan-net.co.jp/i20250301

　太田光氏は、この内部調査の結果を受けて、3月2日に放送されたTBS系『サンデージャポン』で、該当する4名について、「内部にも公表していない」と述べています。即ち、内部調査にあたった弁護士と、光代社長のみが結果を知っており、光代社長の夫であり、「タイタン」の大看板である爆笑問題の太田光氏も、その相方の田中裕二氏も、それ以外の所属タレントやスタッフも、調査結果を知らされていない、とのことです。

　吉本興業の若手芸人に対する警察の事情聴取に始まる、芸能界におけるオンラインカジノ問題については、以下の記事もご一読ください。

※【吉本の若手芸人約10人が、オンラインカジノの賭博容疑で事情聴取を受ける！「令和ロマン」高比良くるま氏がオンラインカジノの利用を認め、謝罪！】「ロザン」は「（吉本では）オンラインカジノに関する研修もやってるんですよ、さんざん」と明らかにし、「違法という認識がなかったというのは、通用せえへん」と「身内」を批判！ しかし、警察庁は2022年時点で、「海外サイトのオンラインベッティングに賭ける行為は、現状、賭博罪に該当するかどうか、『個別の案件による』」とグレー回答！ 優先すべきはネット時代に改めて合法・違法の線引きを明確にする法改正、および一貫性のある法の運用ではないのか!?
（日刊IWJガイド、2025年2月18日）
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250218#idx-7
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54430#idx-7

　3月8日に生放送された、「ENGEIグランドスラム」での爆笑問題の漫才では、このオンラインカジノの話題も取り入れられました。

　以下は、8日に放送された爆笑問題の漫才の書き起こしです。

田中裕二氏（以下田中）「今日は、生放送ですからね」

太田光氏（以下太田）「生放送…。本当にね、フジテレビ、このタイミングで、生放送で、我々を呼ぶという」（笑）

田中「いや、まあいいじゃないか。ありがたいことでしょ、それはそれでね」

太田「何かをあきらめたんじゃないかと」（笑）

田中「そんなことはない。あきらめたとかじゃない。

　ありがたいことでしょ、こうやって出してもらってるんだから」

太田「おそらくですけどね、この田中君、オンラインカジノ、やってます！」（笑）

田中「やってねぇよ！」

太田「こんな人、出していいのか!? 生放送で！」（笑）

田中「何を言ってるんだ、お前は！ そこじゃないでしょ！」

太田「ニュース、見たでしょ？ タイタンで、4人、オンラインカジノやってたって。誰なんだ、おい！ 名前を公表しろ！」（笑）

田中「いいよ、別に。お前が言わなくていいよ！ やめなさい！」

太田「はっきり『田中裕二』と言え！」（笑）

田中「俺じゃないよ！ なんでそんな、自信があるんだよ」

太田「私ね、実はここだけの話、前々からタイタン、芸能プロダクションですけど、怪しいと思ってたんですよ」（笑）

田中「我々の事務所！」

太田「社長、出てこい！」

田中「お前の奥さんだよ、社長は！」（笑）

太田「お前の旦那、裏口入学だろ！」（笑）（※太田氏は2018年に『週刊新潮』に日大芸術学部への裏口入学疑惑が報じられ、新潮社を名誉毀損で訴えた。2020年に、東京地裁は太田氏側の名誉毀損の訴えを認め、2021年12月に、知財高裁が地裁判決を支持し、太田氏の勝訴が確定している）

田中「お前のことじゃないか! 自分で何言ってんの!!」（笑）

太田「太田光代！」

田中「言うな、言うな！」

太田「（深々とおじぎをして）いつもありがとうございます」（爆笑）

田中「なんなんだよ！ 何の話なんだよ！」

太田「これ終わったら、帰ります」（笑）

田中「うるさい。いいから！

　今、そこじゃないでしょ。フジテレビで色々問題になったのって、そこじゃないのよ、今」

太田「え!? オンラインカジノ以外で、何か、フジテレビで問題…」（笑）

田中「いっぱいあるだろ！ 年明けからずっと、それやってるだろ！ ずっと！」

太田「いや、まぁありますよ、そりゃね。いろいろありますけど、今日はいったん、そのことは忘れていただいてですね」

田中「まぁ、まぁ、まぁ。ね」

太田「何つったって、生放送ですから」

田中「そうですよ」

太田「ここから10時間半、やりますよ」（笑）

田中「記者会見だろ！（笑）お前が一番、忘れてねぇじゃねぇか！ そこだよ！」（笑）

太田「港さん（港浩一前社長）、途中で、カッパのミイラみたいになってました」（笑）

田中「失礼すぎるでしょ、それは！」

太田「誰か、水かけて…」

田中「うるさい！」

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■クルスク戦線でウクライナ軍が撤退へ!? ゼレンスキー大統領が「停戦交渉の切り札」と固執し、多くの兵力と武器を投入したクルスク侵攻で、ウクライナ軍の支配域は残りわずか140平方キロ！ ロシア軍は800人の兵士が、ガスの残存するパイプラインの内部を15kmかがんで進み、ウクライナ軍の背後を襲撃する決死の「ポトク作戦」に参加!!「ポトク作戦」の驚くべき内容をロシアメディアが独占スクープ！ 参加した兵士は、残存していたガスと、酸素不足で「肺が焼けるように痛み、頭が割れるような痛みを感じた」と命がけの作戦だったことを告白！ ロシアの軍事アナリストは、「クルスクの完全解放は1、2週間以内」と予測！

　『日刊IWJガイド』3月11日号でお伝えしたように、ロシア領内クルスク州に侵攻したウクライナ軍が急激に崩壊し、撤退をすると見られています。

　その中で、ロシア軍の「アフマト」部隊が、ウクライナ軍によって停止中の、ガスが残存し、酸素が少ない天然ガスパイプラインを通って、決死の作戦を敢行し、ウクライナ軍に壊滅的な損害を与えたようだ、という情報がありました。ロシア軍によるガスパイプライン作戦は、事実でした。

※はじめに～ウクライナ軍が侵攻したロシア西部クルスク州で、チェチェン共和国の精鋭特殊部隊「アフマト」を中心としたロシア軍が猛反撃！ 2日間で7つの集落を開放！ さらにロシア軍は中心都市スジャを包囲し、ウクライナ軍は補給も撤退もできず、ほぼ孤立状態に！「アフマト」はガスパイプラインを通って敵の背後に現れたとの情報も！ ドンバスでも劣勢のウクライナ軍は、「人的損失を顧みない反撃」を頻繁に繰り返し、その穴埋めに、クルスクから2個旅団を移動させたとの情報も！ ロシア軍の攻勢とウクライナ軍の敗走は、ウクライナ軍をバックアップしていた米国が手を引いたから!? スターリンクの情報提供は停止!?
（日刊IWJガイド2025年3月11日）
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20250311#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/54489#idx-1

　12日付の『タス通信』の取材によると、ロシア軍のアプティ・アラウディノフ司令官（アフマト特殊部隊司令官）は、「ロシア軍がガスパイプラインを通じてウクライナ軍の背後に侵入し、クルスク州スジャ地区の敵部隊を撃破した作戦は、特別軍事作戦の全期間を通じて最も効果的なものの一つとなった」と語りました。

アラウディノフ司令官「この作戦自体は、おそらく特別軍事作戦の全期間を通じて最も効果的な作戦の一つだと私は信じている。作戦の結果はすでに予想を上回っている」

　アラウディノフ司令官によると、ロシア軍兵士は、約12～15キロメートルにわたってガスパイプの内部をかがんで進み、敵陣の背後に回り込みました。酸素不足や、天然ガスの残存が心配される中での、奇襲作戦でした。複数の部隊がガスパイプに入り、それぞれがウクライナ支配下の集落を奪還するという特定の任務を負っていました。

アラウディノフ司令官「ここで注目すべきは、クルスク地域に展開したロシアの北方戦闘集団の全部隊の非常に優れた働きだ。全部隊が役割を果たし、最善を尽くし、それが我々の反撃の第一段階の勝利につながったと私は信じている。反撃自体は継続中だ」

　アラウディノフ司令官は、ロシア軍は「敵が壊滅するまで継続する」と宣言しています。

※Russian commander says Sudzha operation becomes one of most effective during special op（TASS、2025年3月12日）
https://tass.com/defense/1926291

　ウクライナ軍と強い結びつきがあるとされる『ディープステート』の戦況マップによると、昨年2024年8月にウクライナ軍が、クルスク州に奇襲をかけて以来、ウクライナ軍の最大支配地域は9月上旬に約900平方キロメートル（一説には1300平方キロメートル）でしたが、徐々に支配域を失い、今年1月1日には支配域が半減していました。

　2025年1月1日から3月1日までの2ヶ月に、ウクライナ軍がさらに失ったクルスクの支配地域は約85平方キロメートルでした。

1月1日　481.94（平方キロメートル）
2月1日　428.14
3月1日　396.02

　クルスク戦線のウクライナ軍は、3月に入って大きく後退しました。3月2日から9日までの1週間で、ウクライナ軍が失ったクルスクの支配地域は約70平方キロメートルと、支配域を失うペースが上がっていることが確認できます。

3月2日　396.02（平方キロメートル）
3日　393.82
4日　362.71
5日　366.39
6日　350.68
7日　343.12
8日　337.27
9日　326.91

　さらに、3月10日以降、10日に約40平方キロメートル、11日に約90平方キロメートル、12日に約50平方キロメートルと、1日でこれまでの1ヶ月分に相当する支配域を失い、急速に支配地域を減らしている様子が見て取れます。

10日　288.79（平方キロメートル）
11日　197.44
12日　140.07

　ウクライナ軍が3月10日以降、急速に支配域を失っているタイミングは、アラウディノフ司令官の発言を裏付けているように見えます。この支配地域のデータは、ロシア側の発表ではなく、ウクライナ側に近い『ディープステート』のものだけに、現実に近いものであろうと思います。

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■＜岩上安身による最新インタビュー報告！＞国連からも脱退か!? WHOから脱退し、世界の秩序に背を向けるトランプ大統領が追求するのは、剥き出しの米国の利益！ ディールは正義！～孫崎享氏　岩上安身によるインタビュー第1185回ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏（後半）

　3月15日午後7時から、「岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏インタビュー」の後半を、撮りおろし初配信しました。

　新型コロナワクチン問題について、福島氏に最新の情報を交えて解説していただ前半は、ぜひ以下のURLからご視聴ください。

※米CDC元所長が上院で証言「新型コロナワクチンはビッグミステークだった」！ 全身の細胞が取り込んだナノ粒子の毒性で急増した癌！ 跳ね上がった死亡率!!～福島雅典氏　岩上安身によるインタビュー第1185回ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏（前半）
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526690

　15日に初配信した後半では、米国のトランプ政権が世界にどのような影響を及ぼすか、といったことについて、孫崎氏にグローバルな視点から解説していただきました。

　孫崎氏は、「第2次大戦後、これまでの米国の外交は、国際機関や同盟国との関係を重視してきたが、それはすべての国際機関が、米国の利益になるものだったから」だと指摘し、「科学技術面でも経済面でも」中国の台頭と米国の衰退によって「世界の共通の原則が、米国の利益ではなくなってしまった」と述べました。

　つまり、「米国の剥き出しの利益の追求」という点では、トランプ大統領も、それ以前の政権も同じだが、「軍産複合体の利益が世界の利益になる」というような、バイデン政権がこれまでとってきた政策に対し、トランプ大統領が露骨な形で「米国の利益」と訴えているのは「これまでの世界をつくっていた秩序と反対」のものだというのです。

　孫崎氏は、それゆえ、「何となくトランプがめちゃくちゃな、乱暴なことをやっているように見えるんだけど、米国民から見ると、こちらの方がよりストレートに、自分達の利益だとわかるわけです」と、トランプ大統領の支持率が高い理由を分析しました。

　そして、トランプ大統領を支持する米国民にとっては、米国に利益が得られる「ディール（取引）」は正しいことなので、トランプ政権の外交では、「交渉の結果、最初に言ったことと違ったことをやっても、全然構わない」のだと、孫崎氏は解説しました。

　孫崎氏は、「ウクライナの問題も、本当にトランプが解決したいと思っているかどうかも、よくわからない」と述べ、「これも、ディール次第によっては、流れが変わるかもしれない」との見方を示しました。

　孫崎氏によると、「欧州や日本など、これまで米国の（軍産複合体の）利益を、グローバルな利益だとカモフラージュして推進してきた政治家やメディア、学者達は、いきなりトランプが出てきても、剥き出しの米国の利益というものに、ついていくということが、ちょっとみんなできない」ため、世界中が「分断され、混沌としている」とのことです。

　その上で孫崎氏は、「こうした中で、グローバルな点でいうと、これから中国、そして中国以外の（BRICSやグローバル・サウスの）人達が、どのような秩序をつくるかというのが、非常に大きなポイントになる」との見解を示しました。

　孫崎氏は、中国の習近平主席が掲げる「平和5原則」という、中国共産党のスローガンをやめ、「内政不干渉」を前面に打ち出して、「各国の独自性を大事にするという国際秩序」をつくれば、中国のイデオロギー色が薄まり、その結果、「平和5原則」の内容自体は、「ロシアでも、インドでも、支持される」のではないかと、自身の考えを表明しました。

　「平和5原則」とは、「領土保全及び主権の相互不干渉、相互不侵犯、内政不干渉、平等互恵、平和共存」です。

※平和共存五原則発表70周年記念大会 28日に北京で開催（CRIオンライン日本語、2024年6月27日）
https://japanese.cri.cn/2024/06/27/ARTIH4aSgbHiUIxJE9EJELuD240627.shtml

　岩上安身による京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏インタビュー（後半）の詳細は、会員向けサイトのアーカイブにて、ぜひ以下のURLから御覧ください！ 会員にまだなっていない方は、この機会にぜひ、会員登録をお願いします。

※国連からも脱退か!? WHOから脱退し、世界の秩序に背を向けるトランプ大統領が追求するのは、剥き出しの米国の利益！ ディールは正義！～孫崎享氏　岩上安身によるインタビュー第1185回ゲスト 京都大学名誉教授・ワクチン問題研究会代表理事 福島雅典氏、外務省元国際情報局長 孫崎享氏（後半）
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526870

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IWJ編集部（岩上安身、六反田千恵）

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