┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに～＜中居正広氏性加害疑惑とフジテレビ性上納問題まとめ！＞フジテレビ、本日、27日、オープン会見の前に開催の臨時取締役会で、港浩一社長らの進退を議論か!? フジテレビは、CM差し止め企業に広告料を請求せず、広告収入激減（おそらく5000億円）で経営に打撃!! フジテレビへのCM差し止めの影響は、フジテレビ系列の地方テレビ局の経営破綻にも拡大！ 各スポンサー企業から厳しい声、サントリー・ホールディングスの新浪剛史社長は、フジに徹底調査を要請！ フジテレビへCM出稿を続けるスポンサー28社を『Smart Flash』が直撃！
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┠■IWJが2025年も活動を続けられますように、ご寄付・カンパによるご支援をよろしくお願いいたします！ 1月は24日間で、50件、58万8000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます！ これは月間目標額の約17％に相当します。月間目標額の350万円には、あと83％、291万2000円が必要です。IWJの財政は大ピンチです！ 11月からカンパの月間目標額を400万円から350万円に下げたのですが、8月からの今期第15期は、5ヶ月連続で未達です！「IWJしか報じていない情報」は激増中です！
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┠■【中継番組表】
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┠■＜中居正広氏性加害疑惑とフジテレビ性上納問題まとめ！ 2＞港社長自身が女性アナ接待の先駆者だった！ フジテレビのアナウンス室が封鎖されている!? 相次ぐCM差し替えで、フジは最大で300億円減収試算も！ バットマン・ビギンズは複数の「ロビン」と「ゴッサム・シティ（フジテレビ）」の闇を暴いていく!? TBS『news23』で、作家の真山仁氏が、フジテレビは「企業のガバナンスから言うと終わってる」と指摘！ 小川彩佳キャスターが「フジテレビだけの問題なのか、業界全体で向き合うことも必要」と発言！ ほか
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■はじめに～＜中居正広氏性加害疑惑とフジテレビ性上納問題まとめ！＞フジテレビ、本日、27日、オープン会見の前に開催の臨時取締役会で、港浩一社長らの進退を議論か!? フジテレビは、CM差し止め企業に広告料を請求せず、広告収入激減（おそらく5000億円）で経営に打撃!! フジテレビへのCM差し止めの影響は、フジテレビ系列の地方テレビ局の経営破綻にも拡大！ 各スポンサー企業から厳しい声、サントリー・ホールディングスの新浪剛史社長は、フジに徹底調査を要請！ フジテレビへCM出稿を続けるスポンサー28社を『Smart Flash』が直撃！
おはようございます。IWJ編集部です。
【フジテレビ、本日27日午後4時開催の臨時取締役会で、港浩一社長らの進退を議論か】
フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングスは、中居正広氏の性加害とフジテレビ社員の関与が疑われている問題について、本日27日、臨時取締役会を開催する予定です。25日付の『NHK』などが報じています。
同臨時取締役会では、一連の問題の対応をめぐる、フジテレビ経営陣の責任について、人事も含めて議論すると見られており、港浩一社長らの進退が焦点となります。退陣となれば、この会見で発表され、「退陣」だけが大きなニュースになり、特に重要な点、「日枝氏の責任」が隠れてしまうかもしれない、という点が、やや気がかりです。
フジテレビの特異な「体質」、すなわち、代表取締役会長よりも、社長よりも、実権を握っているのが、最高顧問・相談役の肩書きしかない、87歳と高齢の日枝久氏の存在である、という現実です。
そして、この最高権力者が出て自分の意見を述べず、記者会見の場にも姿を現わさず、責任を取ろうとしない卑劣な姿勢に特化している、ということです。「使用者責任」を問われない、まるで工藤会のトップのようなポジションです。
創業者の水野成夫氏から実権を奪い取って、鹿内ファミリーのフジサンケイグループの「私物化」が行われていましたが、その鹿内氏の信頼と抜擢を受けながら、出世した日枝氏は、クーデターを起こし、鹿内信隆氏の息子の春雄氏の急逝、そして娘婿でエリートの日本興業銀行の銀行マンだった宏明氏を鹿内家の養子とし、鹿内家3代目としてグループの頂点の座に鹿内派は座らせましたが、日枝氏は仲間を集めてクーデターを決行し、宏明氏を解任して、追い落とし、自分が玉座に40代で座ったのでした。
それ（1992年）以来、33年間、他の人間は社長、役員と出世しても、定期的に首をすげ替えられ、ひとり、日枝氏だけが「引退」することなく、「玉座」に座り続けて、今日にまで至っているのです。
先日、米国のファンド「ダルトン・インベストメンツ」が「フジサンケイグループは、ガバナンスに深刻な欠陥がある」と指摘したのは、まさに「代表相談役」の、肩書きもない老人が社長以下に指示を下すという、反社的なコンストラクションを問題にしているのだろうと思います。
フジテレビは、臨時取締役会の後、午後4時から記者会見を開催する予定です。
フジテレビは17日、港浩一社長らは記者会見を開催しましたが、記者クラブ加盟者以外は排除、カメラ禁止、録画禁止という異例の閉鎖会見でした。この会見は、強い批判を浴び、「物言う株主」米国ダルトン・インベストメンツらは、フジテレビに、日弁連のガイドラインに沿った形での会見の「やり直し」を要請していました。
今回の会見は、記者クラブ加盟社に限らず、フリー・ジャーナリストなども広く参加できるオープンな記者会見ですが、「中継」は禁じられています。
本日、27日の会見には、岩上安身はじめ、カメラも入ります！
今回の会見には、港社長のほか、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、それに親会社の金光修社長が出席する予定です。社内の説明会でも、社員らから日枝久氏の責任を問う声がありましたが、日枝氏は出席しないとされています。
記者会見は、複数の論点が問われることと思われます。
1）港社長ら、現行経営陣の責任と刷新。
2）日枝氏の責任と進退。
3）中居氏の性加害事件へのフジテレビ社員の関与。「性上納」問題。
4）中居氏の性加害事件を知りながら、起用を続けた理由。
5）17日の閉鎖記者会見の責任。
6）相次ぐCM撤退などで、「倒産」リスクへの対処。
7）総務省の天下りを受け入れている問題。
8）「放送事業免許の返納」や「電波オークション」などの可能性。
本日の記者会見で、真剣な回答と取り組みが示されず、日枝氏の権力の温存をはかるという方針が示されれば、大問題となるでしょう。「隠れワンマン体制」「隠れ独裁者」「港社長すら、トカゲの尻尾切り」といった批判が飛びかうでしょう。日枝氏の保身をはかればはかるほど、フジテレビが「消滅」する日が一歩一歩近づいてきます。
※フジテレビ 27日に臨時の取締役会 港社長らの進退が焦点（NHK、2025年1月25日）
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250125/k10014703241000.html
【フジテレビは、CM差し止め企業に「広告料を請求しない」と説明、広告収入激減で経営に打撃か】
『読売新聞』は24日、独自取材として、フジテレビは、CM差し止めた企業に「広告料を請求しない」と説明している、と報じました。
『読売新聞』の取材に対して、「複数の企業が広告会社を通じて連絡を受けたと明らかにした」と、報じられています。
一方、フジテレビの広報は、「営業の個別案件に関わるのでコメントは控える」と『読売新聞』に応えています。
一般的に、広告クライアントである企業が、CMを差し止め、ACジャパンの広告に差し替えた場合であっても、広告料が返金されることはありません。
フジテレビの2023年度のCMによる放送収入は1473億円（月平均約122億円）とされています。この報道が事実であれば、2024年度の最後期に当たる2025年1月から3月までの広告収入の4分の1程度、350億円以上が失われる可能性もあります。
※フジテレビ、CM差し止め企業に広告料請求せず
（読売新聞オンライン、2025年1月24日）
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250124-OYT1T50159/
24日付『共同通信』は、フジテレビがスポンサー企業に対し、ACジャパンに差し替えたテレビCMの料金を請求しない方針を示したことが明らかになったとし、「2月以降の契約済み広告についてもキャンセルを認め、料金は請求しない」、と報じました。
※【速報】フジ、CM料金請求せず（共同通信、2025年1月24日）
https://www.47news.jp/12072029.html
【ライオン株式会社は、フジテレビにCM差し止めに伴って生じた損失の補償を求める方針を明らかに！ 次は「補償ドミノ」が始まる!?】
「ライオン」は、24日、広告代理店を通じて、フジテレビのCM差し止めに伴って生じた損失の補償を求める方針を明らかにしました。
※フジテレビ、CM差し止め分は料金請求せず 経営に打撃か（毎日新聞、2025年1月24日）
https://mainichi.jp/articles/20250124/k00/00m/040/371000c
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いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
1月は、1日から24日までの24日間で、50件、58万8000円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます！ この額は、単独月間目標額350万円の17％にあたります。たいへん厳しい数字です。
IWJの今期第15期は、6ヶ月目に入りました。8月からの今期第15期は、5ヶ月連続で未達です。
11月からは、より一層、支出を絞り、ご寄付・カンパの月間目標額を400万円から350万円に下げることといたしました。目標額を下げても、目標額にはまったく手が届かないようならば、活動を続けてゆくことが困難になります！
第15期が、赤字とならないようにするために、無料でご視聴の方は、有料会員登録と、緊急のご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます！
岩上安身は、コロナ後遺症と思われる体調不良から、養生しつつも、少しずつ回復しつつあります。11月、12月と、続々とインタビューを収録・配信しています！ 全編視聴は、会員のみとなることが多いので、会員登録してご視聴ください！
また、インタビューを、お見逃しになった方も、会員であれば2ヶ月間全編視聴が可能です！
サポート会員ですと、過去のすべてのコンテンツについて、いつでも、いくつでも御覧になれます！
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12月末現在、IWJ会員の総数は2035人、このうちサポート会員の方は779人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします！ 会員総数が5000人、そのうちサポート会員が2000人いてくれたら、IWJの経営は格段に安定します！
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です！
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同じくサポート会員が、1ヶ月3300円で、毎月支払ってゆくと、12ヶ月で3万9600円のところ、一括払いですと、3万3000円（消費税込み）ですみます！ 2ヶ月分おトクです！ ぜひ、ご検討ください！
※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です（各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません）。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします！
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八（ゼロゼロハチ）
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
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どうぞ、皆さま、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの活動をご支援ください！
よろしくお願いします！
岩上安身 拝
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◆中継番組表◆
＊＊2025.1.27 Mon.＊＊
調整中
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◆中継番組表◆
＊＊2025.1.28 Tue.＊＊
調整中
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
村上総務大臣の尻にも、火がついたのか？ 中居正広氏とフジテレビ社員の「性上納」疑惑に関する所見を問う質問に対し「フジテレビにおいて、独立性が確保された形で、できる限り早期に調査を進め、その結果を踏まえ、適切に判断、対応することで、スポンサーや視聴者の信頼回復に努めてほしい」と、やっと当たり前のことを口にし始めた村上総務大臣～1.21 村上誠一郎 総務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526272
「フジ・メディア・ホールディングスについて、『天下り先確保のために対応が甘くなっている』などの懸念にどのように対応するのか？」IWJ記者の質問に「総務省は『再就職規制の遵守』を徹底しており、『天下り』という事実はない」と村上大臣～1.24 村上誠一郎 総務大臣 定例会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526297
日本学術会議の問題が新たな段階へ！ 政府の従属下となる「法人化」を学術会議が容認！「国民への背信行為だ」！～1.21「学術会議法人化のための協議を中止するよう求める要請書」公開後の記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526276
日本は核兵器禁止条約に批准を！ 日本政府は核保有国と条約批准国の橋渡しをするというが、「口だけ」！「なにかしているところを見たことない」！～1.24 原発反対八王子行動
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/526233
◆「2025年2月28日」まで、フルオープン！ 動画をご視聴になり、記事をお読みになった方々は、ぜひ、この機会に会員登録をお願いします！◆
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※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ！ 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論！ 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘！「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!（前編）
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※米国政府と多国籍企業の意向・TPP条約で成立した種子法廃止法は、国民の食料への権利の侵害だと訴えた「種子法廃止等に関する違憲確認訴訟」の控訴審が結審し、来年2月の判決へ！ 最終弁論で40分の意見陳述を行った山田正彦元農水相は、「米の供給不足が完全に解消されるなど、種子法制定当初における国家的要請への対応が完了した」との国側の主張に反論！ 農水省の試算によれば「日本では2040年には359万トンもの米不足に陥る」と指摘！「種子法廃止は、私達を飢えに陥れかねない、天賦の権利を侵害するもので、絶対に認めてはならない」と熱弁!!（後編）
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「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない！ WHOは反社！ 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯！ WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?～岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
性暴力はメディア業界にはびこっている!! 記者クラブメディアの『病んだ労働環境』が性暴力を生む!! ～岩上安身によるインタビュー第993回 ゲスト 同僚からの性暴力被害者・元大手新聞女性記者Aさん
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/465919
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■＜中居正広氏性加害疑惑とフジテレビ性上納問題まとめ！ 2＞港社長自身が女性アナ接待の先駆者だった！ フジテレビのアナウンス室が封鎖されている!? 相次ぐCM差し替えで、フジは最大で300億円減収試算も！ バットマン・ビギンズは複数の「ロビン」と「ゴッサム・シティ（フジテレビ）」の闇を暴いていく!? TBS『news23』で、作家の真山仁氏が、フジテレビは「企業のガバナンスから言うと終わってる」と指摘！ 小川彩佳キャスターが「フジテレビだけの問題なのか、業界全体で向き合うことも必要」と発言！ ほか
【港社長自身が女性アナ接待の先駆者だった!? 元フジ幹部の内部告発！】
ある元フジ幹部は、『週刊文春』に、港社長自身が女性アナ接待の先駆者だった、と証言しています。以下は、「物的証拠」もある、そのほんの一例です。
元フジ幹部「港さんは常務時代（13年に就任）から月1回、女性アナを手配した上で『ドリフ大爆笑』を手掛けたイザワオフィスの井澤健氏を囲む会を開催。『港会』と呼ばれたこの会合には、女性アナが多い時で8人ほど集められた」
さらに、元幹部は、女子アナがタレントなどとの食事会に接待に出る際、「業務」として扱われていた、とも述べています。
元フジ幹部「女性アナが所属するアナウンス室には、各アナウンサーの勤務を管理するスケジュール表が存在します。港社長をはじめ役員が女性アナを連れて、タレントなどと食事をする際には、はっきり業務とわかるようにその旨が記載される仕組みになっていた」
会食に女子アナが同席して、お酌をするなど、ホステスやキャバ嬢と同じような「水商売」の「接待」をすることをフジテレビという会社の上から下まで、それはアナウンサーの「仕事」であると、アナウンス室をはじめ、会社内で共有し、認識、制度化されていたことを示す「動かぬ証拠」です。「ホステス」業務を拒否や反発すれば、この先に不当な報復人事が待ち受けていました。
そして、この体は売らない「ホステス的接待」の次の段階には、社員と社員以外の区別なく、女性自身の意に沿う、沿わないを問わず、性的な、つまりは違法であり、女性の人権を深く傷つけ、アンモラルな性的接待が待っていたわけです。
元幹部によると、港氏自身が「性上納」に直接関与してたのではないか、と思われるエピソードを紹介しています。
元フジ幹部「ある日、フジの音楽番組には欠かせない大物ミュージシャンと飲み会を開くことになり、港さんは2人の人気アナをチョイスし、ハイヤーで連れて行った。数時間後に戻ってくると、女性アナが1人しかいない。ハイヤーの運転手が『もう1人は？』と聞くと、彼は『あぁ、いいんですよ』と意に介さず、帰宅するよう命じたそうです」
その女性は、「接待」の現場に「置き去り」にされてきたことは明らかです。
※《中居正広・フジテレビ問題》「会見はやりたくない」港浩一社長は一時拒否も…異例会見の真相「当日には社員に“弁明メール”が…」（週刊文春、2025年1月22日）
https://bunshun.jp/articles/-/76413
【フジテレビのアナウンス室が封鎖されている!? フジテレビ社員の証言】
現在、フジテレビの「社内はピリピリしており、東京・台場の社屋内のアナウンス室は『封鎖』状態」だと、『東スポ』が21日付で報じています。あるフジテレビの社員は、『東スポ』に、以下のように話しています。
フジ社員「社内では、アナウンス室に『むやみに近づかないように』というピリピリした雰囲気が漂っています。アナたちの様子などが週刊誌など外部に漏れることを危惧しているからです。社を出入りする社外関係者にも警戒し、アナウンス室に近づかせないように担当者が目を光らせています」
同社員は、「一連の問題について社内で『かん口令』が敷かれ、コミュニケーションどころではなくなりました。
しかし、そのような「戒厳令」体制が敷かれても、情報はすり抜けて外部へリークされてアナウンス室に「閉じ込められている」アナウンサーらも、番組出演の時は、短いタイム数でも、その中で精いっぱい声を上げています。港社長ら幹部がしっかり社員に説明をしてほしい」とも述べています。
※中居問題でフジテレビ大混迷「社員にかん口令」「アナウンス室『封鎖』」「ロケの候補先からＮＧ」（東スポWEB、2025年1月21日）
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/331274
執行部が真剣な対処をしない間に、フジテレビの社内でも社外でも混乱が起きています。特に、会社の外に一歩出た時、社会ロケなどで世間の風当たりは厳しいとも感じています。
『東スポ』は、フジテレビの制作会社のスタッフから、「ドラマ撮影でロケの候補先に交渉する際、断られるケースが出ています」との証言も得ています。
【相次ぐCM差し替えで、フジは最大で300億円減収試算も！ マイナスは5000億円になるとも】
23日付『Nスタ解説』（TBSテレビ）は、相次ぐCM差し替えで、フジテレビのCM収入が、最大で300億円減収するとの試算がある、と報じました。
同番組によると、2024年4～9月期のフジテレビのCM収入は約712億円（フジ・メディアHD資料より）ありました。しかし、2025年4月～9月期は、ほとんどのスポンサーが態度保留し、中には撤退しているところもあり、最大300億円ほどの減収になるのではないかという試算も出ています。
桜美林大学ビジネスマネジメント学群の准教授で、広告・マーケティングが専門の西山守准教授は、今はまだ、CMをACジャパンの広告に切り替えているスポンサーは、フジテレビに広告費を支払続けているが、4月以降契約更新されない場合、ACジャパンの広告すら流れなくなる、と指摘しています。
西山准教授「ACジャパンに差し替わっていると、スポンサーが引いているように見えますが、スポンサーはお金を払い続けていて、自社の判断で差し替えを行っています。
ACジャパンが流れなくなったときに何が起こるかというと、フジテレビの自社の番組の宣伝を流すか、あるいはCMなしでやるという異例の事態が起きるかもしれません。
そうなったときに制作費はどこから出すのか、前代未聞のことが起きかねないという状況です」。
ここへきて、スポンサーから損害賠償請求が相次いでいます。
スポンサー企業が払い続けている広告費は、原則として返金されません。しかし、フジテレビの社員が「スポンサーに返金作業を始めたところです。もう地獄です」と話していることから、すでにCMの返金の要請と、実際の返金作業が始まっていると推測されます。
同番組は、「仮に2025年1～3月分のCM全ての返金に応じた場合、広告代理店の試算では約200億円の減収となる見込みだ」と報じました。今後さらに、1社提供の番組や「企業名」の冠がついたスポーツイベントなどの放映権利にも影響が出てくると、さらなる減収となる可能性があります。
※「返金作業もう地獄です」フジテレビ 相次ぐCM取りやめ、300億円減収試算も（【Nスタ解説】、TBSテレビ、2025年1月23日）
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1685755
問題は、今後、再建途上のフジテレビの赤字が続いている間、再建までにどうやって資金繰りをしていくのか、ということです。
フジテレビはもちろん、フジサンケイグループの中核企業ですが、実はフジサンケイグループの中で、最も売り上げ・利益とも好調なのは、サンケイビルを中心とする不動産部門です。
ゆるみきった社風を増長してきた経営陣を刷新し、セクハラ・性犯罪めいた行動が横行している企業風土が一掃されるには、長い時間と相当な努力が必要でしょう。一度失った信頼を取り戻すには、まっさらなところから信頼を築くのに比べて、何倍も時間と労力がかかるはずです。
その間、赤字となるフジテレビを金融機関が融資してくれるのか？ それも問題です。
「弊社は生まれ変わります」として、アピールするためには、第1歩は、日枝氏を解任し、日枝独裁下で、何が起こったかを、他メディアの力を借りずに調査、発表、報道、書籍、社史、あるいはドキュメンタリーでも制作して、自ら総括することではないでしょうか。
港社長の解任は、トカゲの尻尾切りに過ぎず、「最終手段」ではありません。「日枝氏の解任」こそは、「第1歩」です。
それから、40年近く支配を受けていた個々の社員は、社員全員が「日枝チルドレン」である、「日枝イズム」の視聴率至上主義、「甘い」体質を刷新して、厳しい状況の中で、メディアとして、ノーマルでプロフェッショナルなメディア企業として再建できるのか、これは経営陣を突き上げて退陣させるだけでなく、新しい論理の会社の創出に匹敵します。それができるのでしょうか。
また、フジの社風を叩き込まれた、膨大な数の下請け制作会社で働いている現場労働者の方々。この人達の数は、社員の倍以上になります。
そうした人々にまで行き渡るには、大変長い時間と労力がかかるでしょう。ほぼ全員、日枝氏の支配下にあります。「日枝イズム」からの「脱洗脳」は誰がするのか。フジテレビは面倒を見るのか。
【バットマン・ビギンズは複数の「ロビン」と「ゴッサム・シティ（フジテレビ）」の闇を暴いていく!?】
「ロビン＠robinbybatman」の『X』アカウントが一時的に復活し、YouTuberの「おそばぶらざーず」が、過去の『X』投稿をまとめ、新しい投稿を紹介しています。現在、「ロビン＠robinbybatman」のアカウントは見ることができません。
「おそばぶらざーず」による、「ロビン＠robinbybatman」の投稿を以下に掲載します。以下は、これまでの投稿です。
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IWJ編集部（岩上安身、六反田千恵）
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