┏━━【目次】━━━━
┠■はじめに~ハリス氏には、ネオコンのリーダーで、でっち上げの嘘でイラク戦争を始めたディック・チェイニー元副大統領がついていた! トランプ氏は「米国民主党の一部は、米国にとって『北朝鮮よりも大きな脅威』」と発言!「彼女(ハリス氏)を大統領に選ぶことは、何百万人もの人々の命を賭けるようなもの」とも!(『RT』、2024年10月26日ほか)
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┠■コロナ後遺症と思われる体調不良が続いていた岩上安身は、10月から積極的にインタビュー再開! 原口一博議員インタビューは、会員向けアーカイブで見逃し配信の視聴可能! ウクライナ問題に詳しい塩原俊彦氏にも連続インタビュー! 塩原氏は要衝ポクロフスクの陥落が勝敗決すると予測! 続編ではゼレンスキーの核兵器保有発言も取り上げました! 必見です! 10月は29日間で104件、297万3240円のご寄付・カンパをいただきました! 月間目標額の74%、今月もIWJの財政状況はピンチです! 来月からは350万円を目標値とします!「IWJしか報じられない情報」激増中! ぜひご支援をお願いいたします!
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┠■【中継番組表】
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┠■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
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┠■【第1弾! N党の立花党首が「つきまとい」で書類送検!】(『神奈川新聞』、2024年10月28日ほか)
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┠■【第2弾! 部下の女性検事に性的暴行を働いた大阪地検の元検事正が「発覚したら、自分は死ぬ」「検事総長が辞任することになる」「検察組織を守らなくてはいけない」と被害者の女性検事を脅迫! 被害者の女性検事は6年間ずっと苦しんでいた! この事件は人権感覚の欠如した検察の組織文化が生んだ犯罪だったのではないか!?】(『カンテレNEWS』、2024年10月25日ほか)
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┠■10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、前岸田政権がまったく解決しなかった自民党裏金問題について、「岩上安身による神戸学院大学法学部・上脇博之教授インタビュー」と、米大統領選について、「岩上安身による評論家、元日経新聞・朝日新聞記者塩原俊彦氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
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■はじめに~ハリス氏には、ネオコンのリーダーで、でっち上げの嘘でイラク戦争を始めたディック・チェイニー元副大統領がついていた! トランプ氏は「米国民主党の一部は、米国にとって『北朝鮮よりも大きな脅威』」と発言!「彼女(ハリス氏)を大統領に選ぶことは、何百万人もの人々の命を賭けるようなもの」とも!(『RT』、2024年10月26日ほか)
おはようございます。IWJ編集部です。
11月5日の大統領選挙を前に、トランプ氏とハリス氏の舌戦が止まりません。
10月26日付『RT』は、ふたりの舌戦をこう伝えています。
「金曜日(25日)、ジョー・ローガン・エクスペリエンスのポッドキャストに出演した前大統領(トランプ氏)は、北朝鮮の金正恩委員長と『何の問題もなかった』と語った。
共和党のホープである彼は、『私の考えでは、内部の敵の方が大きな問題だ』と主張した。
『私達には本当に悪い人達がいて、この国を失敗させたいと本気で思っている』と彼は主張した。
トランプは以前にも、民主党の対立候補に対して、この言葉を使ったことがある。
先週の日曜日(20日)、『FOXニュース』の『メディア・バズ』でのインタビューで、前大統領は民主党のアダム・シフ下院議員とナンシー・ペロシ前下院議長を『内部の敵』と評した。
水曜日(23日)の『CNN』の『タウンホール』で、ハリスは『トランプがファシストだと思うか』との質問に肯定的に答えた。続けて彼女は、共和党のホープであるトランプ氏が当選すれば、『独裁者を賞賛し、ファシストの大統領 』になると警告した」。
※Some Democrats ‘a bigger threat’ to US than North Korea – Trump(RT、2024年10月26日)
https://www.rt.com/news/606522-trump-enemy-within-rogan-podcast/
『リアル・クリア・ポリティクス』の各種最新世論調査の平均値では、トランプ氏が、0.1ポイント、ハリス氏を上回っています。
※2024 National: Trump vs. Harris(リアル・クリア・ポリティクス、2024年10月28日閲覧)
https://www.realclearpolling.com/polls/president/general/2024/trump-vs-harris
大統領選挙の鍵を握るスイングステートの世論調査でも、『リアル・クリア・ポリティクス』による各種世論調査の平均値で、0.2~2.3ポイントと、トランプ氏が優勢となっています。
※Top Battlegrounds ― RCP Average(リアル・クリア・ポリティクス、2024年10月28日閲覧)
https://www.realclearpolling.com/elections/president/2024/battleground-states
27日付の『RT』は、トランプ氏が、ペンシルベニア州の演説で、「カマラ・ハリス氏に投票することは、何百万人もの人々の命を賭けるようなものだ」と、次のように主張したと伝えています。
「ドナルド・トランプ前米国大統領は、今週末、激戦州であるペンシルベニア州で、聴衆を前に演説を行い、『米国人が聞いたこともない国々で戦って死ぬようなことはさせない』と約束した。
土曜日(26日)の選挙集会で演説したトランプ氏は、再び、『全面的な世界的な紛争を防ぐことができるのは、自分だけだ』と主張し、民主党のライバルであるカマラ・ハリス氏は『仕事をするにはあまりにもひどく無能なので、確実に第三次世界大戦に突入させるだろう』と主張した。
『彼女を大統領に選ぶことは、何百万人もの人々の命を賭けるようなものだ。君達が聞いたこともないような国で、君達の息子や娘達が戦争に駆り出されることになるだろう』と彼は述べた」。
※Trump promises not to fight foreign wars(RT、2024年10月27日)
https://www.rt.com/news/606592-trump-us-foreign-wars/
このトランプ氏の発言を、誇張やでたらめであると、スルーすべきではなさそうです。
25日にトランプ氏のメディア『トゥルース・ソーシャル』にポストされた、ロバート・ケネディ・ジュニア氏のビデオ映像を見ると、トランプ発言には、説得力のある裏づけがあることがわかります。
ロバート・ケネディ・ジュニア氏は、「もし核戦争を回避したければ、トランプ氏に投票することを強くお勧めします。カマラ・ハリス氏に入れるのは、核戦争賛成の一票となります」と述べ、その理由として、「(ブッシュJr政権時代の)元副大統領のディック・チェイニー氏が、カマラ・ハリス氏を支持し、カマラ氏はこれを名誉だと述べている」からだと説明したのです。
「ディック・チェイニー氏は、嘘の証拠をでっち上げてイラク戦争を始めた、ネオコン・グループの原動力になっていた」とケネディ氏は指摘します。たしかにブッシュ政権における「対テロ戦争」戦略を推し進めた「主犯」が、チェイニーであることは、まぎれもない事実です。
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■コロナ後遺症と思われる体調不良が続いていた岩上安身は、10月から積極的にインタビュー再開! 原口一博議員インタビューは、会員向けアーカイブで見逃し配信の視聴可能! ウクライナ問題に詳しい塩原俊彦氏にも連続インタビュー! 塩原氏は要衝ポクロフスクの陥落が勝敗決すると予測! 続編ではゼレンスキーの核兵器保有発言も取り上げました! 必見です! 10月は29日間で104件、297万3240円のご寄付・カンパをいただきました! 月間目標額の74%、今月もIWJの財政状況はピンチです! 来月からは350万円を目標値とします!「IWJしか報じられない情報」激増中! ぜひご支援をお願いいたします!
IWJ第15期の3ヶ月目となる10月も、残り2日となりました。
10月は1日から29日までの29日間で、104件、297万3240円のご寄付・カンパをいただきました。これは月間目標額の74%にあたります。ありがとうございます。ただ、10月も残り2日となった時点で、まだ74%どまり、ということは、8月の39%、9月の58%に続いて、今月も目標額に到達しない可能性があります。
第15期が、赤字とならないようにするために、有料会員登録と、ご寄付・カンパによる、財政難のIWJへのご支援をよろしくお願い申し上げます!
8月は2度入院し、9月は在宅で仕事をしつつ静養して、インタビューなどはセーブしてきましたが、おかげさまで私、岩上安身の体調も上向いてまいりました。10月からは積極的にインタビューを再開しています。
第1弾として、3日に、新刊『プランデミック戦争~作られたパンデミック』を上梓した原口一博衆議院議員にインタビューしました。コロナワクチンの問題については、「検閲」がひどいYouTubeでは、確実にバンされてしまうであろう「タブー」に切り込んでいます! そのため、YouTubeでは全編流すことができません! 別のプラットフォームを用いた会員向けアーカイブには、全編動画を公開していますので、皆さま、ぜひ会員登録をして御覧ください!
※「『パンデミック合意』の中身は遺伝子製剤を使った儲け話の分け前。世界の保健とか、健康とか、ましてや命の話ではない! WHOは反社! 邪悪そのもの!! しかも日本はその主犯! WHOの親善大使・武見敬三氏が厚労大臣になって、バリバリ進めた!!」作られたパンデミックである「プランデミック戦争」から日本人の命を守るには!?~岩上安身によるインタビュー 第1167回ゲスト 立憲民主党・原口一博衆議院議員 2024.10.3
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524918
21日は、6月17日に最新刊『帝国主義アメリカの野望~リベラルデモクラシーの仮面を剥ぐ』(社会評論社)を上梓した、ウクライナ問題に詳しい評論家で、元日経新聞・朝日新聞記者の塩原俊彦氏への岩上安身による連続インタビュー3回目を初配信しました! 会員向けアーカイブには、全編動画を公開していますので、皆さま、ぜひ会員登録をして御覧ください! ウクライナ紛争の本質から最新の戦況までを鋭く分析する塩原氏のお話は必見です!
※ウクライナ戦争と米国の帝国主義!「自衛戦争」から「代理戦争」への変質! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!~岩上安身によるインタビュー第1168回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏(第3回)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525099
また、第4回は下記から御覧いただけます。
※米国の外交政策は、大統領選を最優先に決められている! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!~岩上安身によるインタビュー第1169回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者 塩原俊彦氏(第4回)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/525180
全編視聴は、会員のみとなりますので、こちらもぜひ、会員登録してご視聴ください! 皆さま、よろしくお願いします!
※会員登録のご案内
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
ぜひ、このインタビューも、お見逃しになった方は、ぜひ、会員となってアーカイブを御覧ください!
9月末現在、IWJ会員の総数は2208人、このうちサポート会員の方は840人でした。ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましては、サポート会員へのアップグレードをお願いします!
また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、会員番号は変わりませんので、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です!
※会員の再開、新規会員登録はこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です(各金融機関ごとに口座名が非統一ですが、どれも、各銀行の仕様に従ったもので、間違いではありません)。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします!
みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル
城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル
ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
IWJホームページからも、お振り込みいただけます。
※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
どうぞ、皆さま、欧州と同じく、米国に操られたまま、無謀な戦争へと向かう日本の対米従属権力に対し、リスクを負い、一切忖度しないで真実をお伝えしてゆく独立メディアIWJの存在意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!
よろしくお願いします!
岩上安身拝
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◆中継番組表◆
**2024.10.30 Wed.**
調整中
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◆中継番組表◆
**2024.10.31 Thu.**
調整中
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自民党は39人処分するだけで幕引きをはかる!?「裏金問題はまだ始まったばかり」! 自民党議員らと岸田総理と後援会を次々と刑事告発!~岩上安身によるインタビュー 第1153回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.5
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522485
「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授 2024.4.18
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522670
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■【本日のニュースの連撃! 2連弾!】
■【第1弾! N党の立花党首が「つきまとい」で書類送検!】(『神奈川新聞』、2024年10月28日ほか)
「みんなでつくる党」の大津綾香党首に付きまとったとして、警視庁は10月28日までに、軽犯罪法違反容疑で政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首を書類送検しました。
※N党の立花党首を書類送検(神奈川新聞、2024年10月28日)
https://www.kanaloco.jp/news/social/article-1121319.html
28日付『神奈川新聞』が、報じたところによると、「捜査関係者によると、書類送検は15日付。容疑は5月22日、東京都千代田区で『逃げるんですか』『私を名指しで批判してるでしょ』などと言いながら動画を撮影し、(大津綾香党首に)付きまとった疑い。(立花氏は)容疑を否認しているという。映像を動画サイトに投稿しており、大津氏側が警視庁に相談していた」といいます。
28日付『時事通信』は、「立花氏側は撮影した映像を動画投稿サイトに投稿していた。捜査関係者によると、立花氏は『つきまとい行為は成立していない』などと否認しているという。大津氏側が6月に被害届を出していた」と報じています。
※N党立花氏を書類送検 つきまとい容疑―警視庁(時事ドットコム、2024年10月28日)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102801090
2023年、ガーシー(東谷義和)元参議院議員の除名を受けて、ガーシー氏が所属していた「NHK党」の立花氏が党首を辞任し、党名を「政治家女子48党」へと変更、大津氏が新党首に就任しました。この「政治家女子48党」が、2023年11月に党名を「みんなでつくる党」に変更しました。
しかし党内では、立花氏ら旧運営陣と、大津党首、黒川敦彦幹事長らが、党の代表権や党の資金などを巡って対立していました。
立花氏は現在、政党「みんなでつくる党」とは別の政治団体「NHKから国民を守る党」の代表です。
※ガーシー除名をきっかけに表面化した政治家女子48党・立花孝志前党首と黒川敦彦幹事長の内紛! 立花氏は「国政政党(政治家女子48党)とは縁を切る」と宣言! 黒川氏は立花氏の会見に「乱入」!「独裁経営者」と批判し、最後は「クソカルト!」と叫んで退出!(日刊IWJガイド、2023年4月5日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20230405#idx-4
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52092#idx-4
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■【第2弾! 部下の女性検事に性的暴行を働いた大阪地検の元検事正が「発覚したら、自分は死ぬ」「検事総長が辞任することになる」「検察組織を守らなくてはいけない」と被害者の女性検事を脅迫! 被害者の女性検事は6年間ずっと苦しんでいた! この事件は人権感覚の欠如した検察の組織文化が生んだ犯罪だったのではないか!?】(『カンテレNEWS』、2024年10月25日ほか)
衆議院選挙の裏で、とんでもない事件が進行していました。
6年前、大阪地検のトップである元検事正の北川健太郎被告が、部下の女性検事に性的暴行を加えた上、「発覚したら、自分は死ぬ」「検事総長が辞任することになる」「検察組織を守らなくてはいけない」と、被害者の女性検事を脅迫して、犯行を隠蔽していたのです。
このため、被害にあった女性検事は、今年に入るまで、被害届を出すことができず、この6年間、ずっと、苦しみ続けてきました。
北川被告は、2018年2月に、大阪地検のトップである検事正に就任しました。
同年11月に、検事正就任の懇親会が開かれました。懇親会の後、二次会を開こうとの誘いがありましたが、酒に弱く、酩酊してしまっていたこの女性検事は、それを断って、タクシーで一人で帰ろうとしました。
このとき、この同じタクシーに、北川被告が、押し込むように乗り込んできました。
そして、女性検事は、北川被告の官舎に連れ込まれて、性的暴行が行われたのです。
性行為の最中に、意識が戻った女性検事は、衝撃を受け、凍りついた、と会見で涙ながらに述べています。
犯行後、帰りたいと言った被害女性に対して、北川被告は、「これでお前も俺のお女だ」と言い放ったとも証言しています。
さらに、この犯行を訴えたり、公にしたりしたら、「マスコミに検察庁が叩かれて組織が立ち行かなくなる」「公にしたら(北川被告が自ら)死ぬ」という言葉を(メール等の文書で)述べて、脅迫して、口止めしていたのです。
このため、被害女性は、「検察庁に迷惑がかかると思い、訴えることができなかった」と述べています。
※【キシャ解説】元大阪地検トップ “性的暴行”で初公判で性的暴行の罪認める 被害女性が会見 「6年間苦しんできた」(読売テレビニュース、2024年10月25日)
https://youtu.be/XM_A1tZHjY4
被害女性は、10月25日に行われた初公判後の記者会見で、この6年間、どういう気持ちでいたか、涙ながらにこう訴えています。
「(前略)本日は、大阪地裁で初公判があり、被告人が公訴事実を認め、検察官が請求した証拠の大半を同意し、裁判所が証拠の取り調べを行いましたので、このタイミングでお話をしようと決めました。
第一回公判を終えての感想ということですが、被害を受けてから約6年間、本当にずっと苦しんできましたので、(北川被告が)なぜ、もっと早く罪を認めてくれなかったのか、もっと早く罪を認めてくれていたら、もっと私は早く被害申告もできて、この経験を過去のものとしてとらえることができて、また、新しい人生を踏み出すことができました。
彼は、逮捕された当初は、否認をしていて、検察官の捜査してくださった証拠を見て、争う余地がないということで、認めたんだと思います。認めたとしても、私の処罰感情がやわらぐはずもありません。
ここまでの経緯を振り返ると、公判を傍聴してくださった方なら、わかると思うんですけど、検察組織や検察職員を人質にして、私に口止めをし、『公にされたら死ぬ』と脅され、私は被害申告できませんでしたので、そういうこと、当時の被害状況も含めて、その口止めをされたときのことも含めて、6年間がずうっと、頭の中をぐるぐる、ぐるぐる回りながら、検察官の冒頭陳述や証拠調べの説明を聞いていました(後略)」。
※【上司の地検トップから受けた性的暴行】「女性、妻、母としての尊厳、そして検事としての尊厳を踏みにじられ、身も心もボロボロにされた」女性検事が語る『性被害の実情』と『検察組織の内情』(カンテレNEWS、2024年10月25日)
https://youtu.be/Ye_vmJAfpD4
検察組織を守る、という口止めの仕方は、最悪の脅しです。ここがこの事件の1番の問題点です。逆に検察の威信を地に落とし、被害者を苦しめるものです。
★実は、この事件は、それだけでは済まなかったのです。
大阪地検という組織、最高検を含めた検察庁という組織自体が腐っていたのです。
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■10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、前岸田政権がまったく解決しなかった自民党裏金問題について、「岩上安身による神戸学院大学法学部・上脇博之教授インタビュー」と、米大統領選について、「岩上安身による評論家、元日経新聞・朝日新聞記者塩原俊彦氏インタビュー」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します! ぜひ「まぐまぐ」からご登録ください!! IWJのサポート会員になれば、IWJサイトでバックナンバーをすべて読めます! ぜひ、サポート会員にご登録を!!
自民党の裏金問題が、事実上最大の争点となった衆院選は、自民・公明の与党が過半数割れの大敗、立憲民主と国民民主が大幅な議席増、という結果に終わりました。
一方、来月5日には、米大統領選が行われます。民主党のカマラ・ハリス候補(現副大統領)と共和党のドナルド・トランプ候補(前大統領)の支持率は、世論調査を行うメディアごとの差はあるものの、ほぼ互角で拮抗しています。
IWJでは、メルマガサイト「まぐまぐ」で、毎月『岩上安身のIWJ特報!』を発行しています。
10月発行の『岩上安身のIWJ特報!』は、9月に引き続き、4月24日に初配信した、「『1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み「米国の利益のための戦争をする国作り」に直結した!』~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授」をテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します。
※【フルオープンで再掲載中!】「1994年の政治制度改悪が裏金作りを生み『米国の利益のための戦争をする国作り』に直結した!」~岩上安身によるインタビュー 第1154回ゲスト 神戸学院大学法学部・上脇博之教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/522670
また、上脇博之教授インタビューとは別に、9月2日に初配信した「必見! カマラ・ハリス氏はどのようにして米大統領候補まで政界をのぼりつめていったのか、仰天の真相が明らかに! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの『超大国神話』と『悪』を真正面から暴く!(第2回)~岩上安身によるインタビュー第1166回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者塩原俊彦氏」もテキスト化し、詳細な注釈をつけて発行します。
※必見! カマラ・ハリス氏はどのようにして米大統領候補まで政界を登りつめていったのか、仰天の真相が明らかに! 神に祝福されたかのようにふるまうヘゲモニー国家・アメリカの「超大国神話」と「悪」を真正面から暴く!(第2回)~岩上安身によるインタビュー第1166回ゲスト 評論家、元日経新聞・朝日新聞記者塩原俊彦氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/524297
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