日刊IWJガイド・非会員版「ガザの2大病院が、イスラエル国防軍によるノンストップの襲撃で閉鎖に追い込まれる! もはやイスラエル国防軍の所業は『大虐殺』!」2023.11.14日号~No.4070号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ガザの2大病院が、イスラエル国防軍によるノンストップの襲撃で閉鎖に追い込まれる! ガザの包囲された病院で通信と医療サービスが崩壊したあと、ガザ保健省は2日連続でガザでの死者と負傷者の統計を更新していないと国連が発表! カマル・アドワン病院も運営停止へ! もはやイスラエル国防軍の所業は「大虐殺」、一刻も早く停戦を!

■11月、IWJの第14期も4ヶ月目に入りました! 10月は252件、434万6000円のご寄付・カンパをいただきました! これで8月、9月、10月と皆さまのご支援により、3ヶ月連続で活動費用の月間目標額400万円を上回りました! ありがとうございます! しかし、累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、毎月613万円が必要です! 11月は13日までに48万2400円のご寄付をいただきました! 月間目標額の12%です。あと88%、351万7600円必要です! どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

■【中継番組表】

■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! バンク・オブ・アメリカが、米国の財政赤字は10年後に50兆ドルを超えると予測! 米格付け会社ムーディーズが国の信用格付け見通しを「ネガティブ」に格下げ!】米国の財政の健全性に関するリスクや政治の分極化、インフレ対策で金利が大幅かつ構造的に上昇し、財政赤字の償還能力が圧迫される! それでも米連邦議会は17日に期限を迎えるつなぎ予算案で大迷走! 偏愛するイスラエルには、即座に2兆円の大盤振るまい!!(『RT』、2023年11月9日/『ブルームバーグ』、2023年11月11日ほか)

■【第2弾! 9月に自宅マンションから転落死したタカラジェンヌの遺族代理人が、記者会見で上級生からの強烈なパワハラと常軌を逸した長時間労働、劇団側の隠蔽捏造を告発!】劇団側は外部弁護士による調査チームの調査報告書を11月10日に受領したと公表! 会見を開いて報告書の全文を明らかにすべき!(『文春オンライン』、2023年11月10日)

■【第3弾! ガザを廃墟にしてイスラエルが利権を独占できる天然ガス田「ガザ・マリン」の埋蔵量は、EUの需要の10%! イスラエルは米国の支援を受けて欧州向けパイプラインを建設中!】さらに「インド・中東・欧州経済回廊(IMEC)」構想の重要な中継港ハイファは、南にガザのハマス、北にレバノンのヒズボラという、米国とイスラエルにとっての脅威が存在!「敵対的なイスラム抵抗勢力」を排除すれば「イスラエルと米国の天然ガス資源の独占および物流統制ははるかに容易」に!!(『ハンギョレ』、2023年10月24日)

■<本日正午に号外を出します!>「『ワシントン・ポスト』と『シュピーゲル』が共同で、ノルド・ストリーム爆破事件の合同調査を実施!『ウクライナ軍大佐が主犯として突如浮上』とするスクープの背後は!?」
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■はじめに~ガザの2大病院が、イスラエル国防軍によるノンストップの襲撃で閉鎖に追い込まれる! ガザの包囲された病院で通信と医療サービスが崩壊したあと、ガザ保健省は2日連続でガザでの死者と負傷者の統計を更新していないと国連が発表! カマル・アドワン病院も運営停止へ! もはやイスラエル国防軍の所業は「大虐殺」、一刻も早く停戦を!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 イスラエル国防軍によるガザへの地上作戦が、ますます強化され、凄惨を極めています。病院への集中的な攻撃が行われ、多くの赤ん坊、子どもたちを含む民間人が犠牲になっています。

 ガザ最大の病院であるアル・シファ病院と、2番目に大きなアル・クッズ病院が、イスラエル国防軍の攻撃を受け、医療サービスを停止しました。その後、カマル・アドワン病院も運営の停止を余儀なくされました。これがイスラエル国防軍による戦争犯罪であることは明確です。

 両病院は、イスラエル国防軍が退避命令を出した北部地区のほぼ中心部の沿岸近くにあります。病院には医師や看護師ら医療スタッフと患者の他に、安全を求めて避難してきたガザ市民がいます。カマル・アドワン病院には、サービス停止時、およそ5000人の避難民がいました。北部のガザ住民に、もはや安全な居場所はありません。

 マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)は、11月12日、ガザ地区の4つの病院周辺の被害を示す衛星画像を示しました。アル・シファ病院、アル・クッズ病院、ヨルダン野戦病院、インドネシア病院です。

 アル・シファ病院の周辺で炎と煙が立ち上り、アル・クッズ病院の写真の左側から黒煙が街を覆っている様子、ヨルダン野戦病院近くの建物が粉々に破壊されていることが確認できます。

 13日付『アルジャジーラ』によると、「ガザの2大病院、アル・シファ病院とアル・クッズ病院は両方とも閉鎖された。イスラエルの狙撃兵はアル・シファ病院の近くにいる者に向けて発砲を続け、数千人が病院内に閉じ込めら」れています。無差別発砲ですから、これは狂気のジェノサイドです!

 ガザは、電気も水も止められています。ハマスの手に燃料がわたるから、ということを口実にして、イスラエルは燃料の供給も厳しく制限しています。非常用電源で対応してきた各病院は、周辺住民らが手持ちのガソリンを提供するなどして、つないできましたが、それも限界です。

 9日付『アルジャジーラ』は、ガザ保健省が、病院が閉鎖されるまで「あと数時間」だとしている、と報じました。国境なき医師団などの人道団体が、ガザの医療制度の完全な崩壊が差し迫っていると警告していました。

※The Take: Gaza hospitals on the brink of collapse amid Israel’s bombardment(AlJazeera、2023年11月9日)
https://www.aljazeera.com/podcasts/2023/11/9/the-take-gaza-hospitals-on-the-brink-of-collapse

 『アルジャジーラ』の13日のライブアップデートによると、「WHOのテドロス事務局長は、ガザの病院の『悲惨で危険な』状況について警告し、未熟児を含むさらに多くの患者が『悲劇的に』亡くなっている」と述べ、「赤十字国際委員会は、ガザ地区で避難している民間人の状況は『不安定で、安全ではない』」と述べました。

 10日金曜日以降、ガザ保健省は2日連続でガザでの死者と負傷者の統計を更新していないと国連が発表しました。

※Israel-Hamas war live: Gaza’s two largest hospitals shut amid nonstop raids(Al Jazeera、2023年11月13日)
https://www.aljazeera.com/news/liveblog/2023/11/13/israel-hamas-war-live-gazas-two-largest-hospitals-shut-amid-nonstop-raids

 『アルジャジーラ』によると、パレスチナ占領地域の国連救援機関が最新の更新情報(日本時間13日1時)で、ガザで殺害された1万1078人のパレスチナ人の死者数は、11月10日午後2時(日本時間12時)時点のままであると、発表しました。もはやガザでは、犠牲になった人々の数の更新さえできない状況です。こんな非道なことが、世界中が見守る前で公然と行われていいのでしょうか!?

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■11月、IWJの第14期も4ヶ月目に入りました! 10月は252件、434万6000円のご寄付・カンパをいただきました! これで8月、9月、10月と皆さまのご支援により、3ヶ月連続で活動費用の月間目標額400万円を上回りました! ありがとうございます! しかし、累積した赤字の返済と、金融機関からの借入の返済のためには、毎月613万円が必要です! 11月は13日までに48万2400円のご寄付をいただきました! 月間目標額の12%です。あと88%、351万7600円必要です! どうか引き続き、IWJ会員登録、YouTube登録、ご寄付・カンパ、協賛広告でIWJをご支援ください!

 ウクライナと中東と、世界同時多発戦争の様相を帯びてきました。晴れていても、日の光が不穏に感じられてきます。

 2023年もあと2ヶ月というあわただしさです。正念場を迎えているIWJの第14期も、4ヶ月目に入りました。

 私、岩上安身の訴えにお応えいただき、今期第14期が始まった8月、9月、10月は、3ヶ月連続でご寄付・カンパは、月間目標額を上回りました!

 前期第13期は、目標額に到達した月が1回しかなく、平均して半分程度だったため、大変大きな赤字を出してしまいました。私、岩上安身が自身の私財の中から、緊急でつなぎ融資を出し、その額2200万円となってしまいました。

 今期は、その轍を踏まないように、ぜひ、皆さまのご寄付・カンパが、毎月の月刊目標額400万円に届きますように、よろしくお願いいたします!

 月間目標額400万円を超えた分は、これまでに累積した債務約5000万の返済に回したいと存じます!

 債務が少しずつでも減っていけば、IWJが経営破綻せず、存続する道が見えてきます! ご寄付いただいた方には、心から感謝いたします! 皆さま、本当にありがとうございます!

 10月は252件のご寄付・カンパをいただき、434万6000円でした! ご寄付・カンパは、月間目標金額400万円の109%となりました。ありがとうございます!

 これまでの前期1年間の累積の赤字2200万円(見方を変えると、個人岩上安身からの、会社IWJへの貸し付け)に加え、第14期スタートにあたっての銀行からの新たな借り入れ2500万円を考えると、まだまだ約5000万円近い累積の債務を返済できてはおらず、危機を切り抜けたなどとはとても言えません。

 第13期の2200万円を超える赤字は、IWJ創業以来初めての危機です。これは私、岩上安身1人の力で乗り越えることは困難です。

 今期、第14期からは、支出を徹底的に削り、赤字を出さないだけではなく、黒字分を累積した赤字への返済にあてていきたいと真剣に取り組んでいる最中です。今年は、私からの借り入れ2200万円を返済しきろうとすると、2200万円÷12ヶ月=183.3万円となり、この183.3万円の返済額と、直接の運営のための月間目標額の400万円とを合計すると、毎月583.3万円が必要になります。

 他方、金融機関からの借り入れ2500万円の毎月の返済額は約30万円ずつ7年間にわたることが決まっており、決して少額ではなく、毎月の返済負担は重いものとなります!

 前述の通り、毎月、583.3万円が必要であり、それに毎月30万円の銀行への返済額を合計すると、約613万円が毎月、必ず必要となります。

 そういうわけですので、月額400万円の目標額に到達して、ようやく、その月の活動費の収支がトントンということであり、累積した赤字を返済してゆくことは、それだけでは足りないということになります。特に金融機関への返済は待ったなしです!

 どうか、613万円近くにまで達するよう、皆さまの応援、ご支援をよろしくお願いします。

 11月は13日までの13日間で、38件、48万2400円のご寄付・カンパをいただきました。ありがとうございます! しかしながら、これは月間目標額400万円の12%に相当し、目標額まではあと88%、351万7600円が足りません。月中でこの状況ですと、今月末は非常に厳しいことになりそうです!

 皆さま、どうぞ今こそ、IWJの救済のために、ご支援をよろしくお願いします!

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みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
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 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

 どうぞ、皆さま、IWJを知人・ご友人、地域の皆さまへIWJの存在をお知らせいただき、米国に忖度し、隷従を深める日本政府、大手主要メディアの、連日の「情報操作」の積み重ねの恐ろしさと、権力に忖度しないで真実をお伝えする独立メディアの意義と必要性について、多くの人に口コミでも、SNSを通じてでも、広めてください!

 今後とも、ご支援をよろしくお願い申し上げます。

 岩上安身


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◆中継番組表◆

**2023.11.14 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】9:10メド~「武見敬三 厚生労働大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 武見敬三厚生労働大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた厚生労働大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%8e%9a%e7%94%9f%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%a4%a7%e8%87%a3

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◆中継番組表◆

**2023.11.15 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ・Ch5】15:00~「超党派WCH議員連盟設立総会『WHOのパンデミック条約、世界保健規則改正の危険性を知り声をあげよう』―登壇:立憲民主党 原口一博 衆院議員」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 「超党派WCH議員連盟設立総会」を中継します。これまでIWJが報じてきたワクチン関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e3%83%af%e3%82%af%e3%83%81%e3%83%b3

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

対等な者同士の「ハマス・イスラエル戦争」ではない!「植民地主義とそれへの抵抗であるという基本的な視点が必要」~岩上安身によるインタビュー第1136回 ゲスト 東京大学名誉教授 板垣雄三氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519527

「絶望」に突き動かされたハマスがイスラエルを急襲! イスラエルは、「報復」の名のもとに「民族浄化」を開始! パレスチナ人の「完全追放」まで至るのか!?「第2のナクバ」に~岩上安身によるインタビュー第1137回 ゲスト 放送大学名誉教授 高橋和夫氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/519653

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■【本日のニュースの連撃! 3連弾!】

■【第1弾! バンク・オブ・アメリカが、米国の財政赤字は10年後に50兆ドルを超えると予測! 米格付け会社ムーディーズが国の信用格付け見通しを「ネガティブ」に格下げ!】米国の財政の健全性に関するリスクや政治の分極化、インフレ対策で金利が大幅かつ構造的に上昇し、財政赤字の償還能力が圧迫される! それでも米連邦議会は17日に期限を迎えるつなぎ予算案で大迷走! 偏愛するイスラエルには、即座に2兆円の大盤振るまい!!(『RT』、2023年11月9日/『ブルームバーグ』、2023年11月11日ほか)

 ロシアメディア『RT』は9日、バンク・オブ・アメリカ(BoA)の情報として、「2020年代の財政過剰」のため、米国の国家債務が今後10年間で20兆ドル増加する可能性があり、2033年までに「米国の債務が50兆ドルを突破」する見通しだと報じました。

 米国の現在の公的債務残高はおよそ33.6兆ドルですが、今後10年間は毎日52億ドルずつ増加する可能性があり、2033年までに約54兆ドルになると予想されています。

 BoAは、債務のさらなる急増につながる要因の1つは、財政赤字の急増で、今年は3200億ドル増の1兆7000億ドルとなって、財務省は数兆ドル相当の新債券の売却を余儀なくされていると指摘しています。

 さらに、債券利回りの高騰による年間利払いの増加も、連邦予算を圧迫し、財政赤字を拡大していると指摘しました。

 バンク・オブ・アメリカの投資ストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は「米国の公的債務は…中国、日本、ドイツ、インドのGDPを合わせたものを上回っている」と述べています。

 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは10日、米政府の純粋信用格付けの見通しを、これまでの「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に引き下げました。米国債のさらなる格下げの可能性が高まっています。

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■【第2弾! 9月に自宅マンションから転落死したタカラジェンヌの遺族代理人が、記者会見で上級生からの強烈なパワハラと常軌を逸した長時間労働、劇団側の隠蔽捏造を告発!】劇団側は外部弁護士による調査チームの調査報告書を11月10日に受領したと公表! 会見を開いて報告書の全文を明らかにすべき!(『文春オンライン』、2023年11月10日)

 10月6日のこの日刊IWJガイドでもお伝えしたように、宝塚歌劇団宙組の25歳の俳優が、先輩俳優や演出家からの「集団リンチ」ともいえる壮絶なパワハラ(いじめ)を受け、9月30日に自宅マンションの敷地内で死亡しているのが見つかっていたにもかかわらず、宝塚歌劇団や劇団を経営する阪急電鉄側がパワハラを「事実無根」だと隠蔽していた問題で、遺族の代理人弁護士が11月10日、厚生労働省記者クラブで記者会見を行いました。

※【第1弾! 宝塚宙組の有愛(ありあ)きいさんが「自殺」か!?『週刊文春』は宝塚のイジメを「常軌を逸した”集団リンチ”」と報道!】イジメを訴えても劇団は事実無根と隠蔽! 演出家に気に入られなければ干されると、被害者が「暴力」に耐える構図は、ジャニー喜多川氏に気に入られなければならなかったジャニーズ事務所問題と一緒では!? 有愛さんは死の前日、母親に「精神的に崩壊している」とメッセージを送信!(『週刊文春』2023年10月12日号)(日刊IWJガイド、2023年10月6日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231006#idx-5
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52813#idx-5

 このタカラジェンヌの自殺とみられる転落死をめぐる問題では、先行して報道していた『週刊文春』が、被害者を実名で報じましたが、劇団側が実名を出していないことから、他のメディアは実名を伏せています。また、10日の遺族の代理人弁護士による会見を報じた10日付け『文春オンライン』の記事も、実名を出していません。

 『文春オンライン』の記事は、記者会見で代理人の川人博弁護士らが、「(被害者は)上級生からパワハラの被害を繰り返し受けた。時間外労働時間が月250時間を超えていた」「睡眠時間は3時間だった」「遺族は劇団並びに阪急が事実を正しく把握したうえで、劇団の安全配慮義務違反があったことを認め、劇団・阪急ならびに関係者が遺族に謝罪し、適切な被害補償を行うことを、すでに求めている」と説明したと報じています。

※「強烈なパワハラを上級生から受けていた」”タカラジェンヌ転落事件”遺族の訴えを全文公開「(宝塚は)捏造隠蔽を繰り返した」「娘の笑顔が大好きでした」《遺族代理人が会見》(文春オンライン、2023年11月10日)
https://bunshun.jp/articles/-/66963

★この『文春オンライン』が公開した、会見で配布された「遺族の訴え」には、転落死した俳優が今年の夏に退団する予定だったものの、同期2名が退団する意向だと知り、もう一人の同期や下級生のために、退団を来春まで延期した、という経緯に続いて、次のように書かれています。

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■【第3弾! ガザを廃墟にしてイスラエルが利権を独占できる天然ガス田「ガザ・マリン」の埋蔵量は、EUの需要の10%! イスラエルは米国の支援を受けて欧州向けパイプラインを建設中!】さらに「インド・中東・欧州経済回廊(IMEC)」構想の重要な中継港ハイファは、南にガザのハマス、北にレバノンのヒズボラという、米国とイスラエルにとっての脅威が存在!「敵対的なイスラム抵抗勢力」を排除すれば「イスラエルと米国の天然ガス資源の独占および物流統制ははるかに容易」に!!(『ハンギョレ』、2023年10月24日)

 イスラエルによるガザ地区への苛烈な攻撃が、「ハマスの殲滅作戦」を口実とした、パレスチナ人のガザ地区からの永久追放が目的であることは明らかです。しかもこのガザ地区の「さら地化」は、ガザ沖の天然ガス田「ガザ・マリン」の権益問題、スエズ運河に代わるベングリオン運河の権益問題でもあることを、この日刊IWJガイドでもお伝えしてきました。

※はじめに~イスラエル情報省がガザ地区の「民族浄化」計画をまとめた「永久追放文書」が漏洩、暴露された!! しかもイスラエルの狙いは、民族問題の「最終解決」だけではなく、ガザ地区沖で発見された「ガザ・マリン」ガス田の権益を独占するという実利もある「一石二鳥」作戦!(日刊IWJガイド、2023年11月3日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231103#idx-1
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52907#idx-1

※【第1弾! 仰天! イスラエルのベングリオン運河計画! イスラエルの「自衛戦争」の目的は、ベングリオン運河の開通!?】(『トゥーキー』、2023年10月25日)(日刊IWJガイド、2023年11月4日)
会員版 https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231104#idx-6
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/52909#idx-6

 これらの問題については、日本の大手メディアはまったく報じていませんが、韓国の『ハンギョレ』は10月24日付けで、「分かち合い文化グローバル平和分かち合いチーム長」のユン・ジヨン氏による寄稿として、今回のガザ攻撃の裏に、イスラエルや米国の利権が見え隠れしている問題を指摘しています。

 ジヨン氏は「戦争は銃を手にしたビジネス」だと指摘し、「今回のガザ地区の事態を『全面戦争』と『長期戦』へと導こうとしているイスラエルと米国にも、資源の独占と世界の覇権秩序の再編の意図が根底にあることに私は注目する」との見方を示しています。

 ジヨン氏は、IWJも指摘した天然ガス田「ガザ・マリン」について、「パレスチナをエネルギー独立国にしても余るほどの埋蔵量がある」と指摘。パレスチナがガス田に接近することを禁止するために、2000年から「ガザ地区沿岸の封鎖区域を広げてきた」と述べています。

 ジヨン氏によると、イスラエルは「米国の支援を受け、イスラエル・キプロス・ギリシャをつなぐ海上パイプラインを、2025年の完成を目指して建設している」とのことで、このパイプラインが完成すれば、ウクライナ戦争でロシア産天然ガスへの依存を減らしたEUに、「需要の10%ほどの天然ガスを送ることができる」と述べています。

 ウクライナ紛争によって欧露間の天然ガス直送の関係を断ち切り、ガザ殺戮によって本来パレスチナ人の所有するガザ沖の天然ガス資源を奪い取って、安い天然ガスに「飢えた」欧州へ送り込むという、人でなしの荒わざです。

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■<本日正午に号外を出します!>「『ワシントン・ポスト』と『シュピーゲル』が共同で、ノルド・ストリーム爆破事件の合同調査を実施!『ウクライナ軍大佐が主犯として突如浮上』とするスクープの背後は!?」

 『ワシントン・ポスト』と『シュピーゲル』が共同で、2022年9月26日に起きたノルド・ストリーム爆破事件の調査を行い、別々に記事を発表しました。11日付『ワシントン・ポスト』と12日付『シュピーゲル』の記事がそれです。

 11日付『ワシントン・ポスト』は、「ウクライナ軍将校がノルド・ストリーム・パイプライン攻撃を調整」という見出しで、「ウクライナの特殊作戦部隊の大佐であるロマン・チェルヴィンスキーは、この大胆な破壊工作に不可欠だったと、計画に詳しい関係者は語る」と報じています。

※Ukrainian military officer coordinated Nord Stream pipeline attack(ワシントン・ポスト、2023年11月11日)
https://www.washingtonpost.com/national-security/2023/11/11/nordstream-bombing-ukraine-chervinsky/

 12日付『シュピーゲル』は、「ウクライナ軍特殊部隊がノルド・ストリーム攻撃に関与した疑いがある」という見出しで、「バルト海のガスパイプライン『ノルド・ストリーム』襲撃事件の黒幕は誰か? 国際的な捜査によって、この攻撃に関与したと思われる、破天荒な人物として知られるウクライナの元秘密諜報員が初めて突き止められた」とセンセーショナルに報じています。

※Ukrainian Special Forces Officer Allegedly Involved in Nord Stream Attack(シュピーゲル、2023年11月12日)
https://www.spiegel.de/international/world/ukrainian-special-forces-officer-allegedly-involved-in-nord-stream-attack-a-52a23ebb-85a4-43c3-b46c-de6cdce68134

 この合同調査は、ウクライナの反体制派グループが、アンドロメダ号と呼ばれる49フィート(約15メートル)のレンタルヨットを使って、バルト海で、専門的な潜水作業を行ってノルド・ストリームへの攻撃を行ったとする、これまでの主張に、一つの新しい追加情報を加えたものです。

 突如として浮上してきた、『ワシントン・ポスト』と『シュピーゲル』の「スクープ」の背後を探ります。詳しくはどうぞ、号外でお読みください。

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 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20231114

IWJ編集部(岩上安身、尾内達也、六反田千恵、前田啓)

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