日刊IWJガイド・非会員版「ウクライナ軍による熱核融合兵器の準備ができている!? 偽旗作戦で米軍とNATOを参戦させ、ロシアへの大規模攻撃を正当化する作戦か?」2022.10.22号~No.3691号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~ヘルソンの西隣の都市、ミコライウではすでにウクライナ軍による熱核融合(水素爆弾)の準備ができている!? 核兵器を使った偽旗作戦によって、米軍とNATOをウクライナ紛争に本格的に参戦させ、ロシアへの大規模攻撃を正当化するという作戦か?

■10月も3分の2が経過しました。ですが21日までで、IWJへのご寄付カンパが135万9630円にとどまりました。これは、10月の目標額905万7400円の15%にあたります! あと85%、10日間で必要です。このままだと3ヶ月連続未達成で、赤字幅が2000万近くになる見込みです! 岩上安身の自己資金くらいでは2000万円分の不足はおそらくカバーできません! IWJへ緊急のご支援をよろしくお願いします! 切実なお願いです!

■【中継番組表】

■2015年当時、米国下院自身がアゾフ連隊をネオナチと認め、アゾフ連隊への米国支援を禁じる法案を全会一致で成立させていた! さらに、その後、アゾフ連隊がネオナチと認識しながら米国は武器供与していた!!! IWJは、この事実を2015年時点ですでに報道していた米国の調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏の特別寄稿の前編を全文仮訳!

■<IWJ取材報告>尾崎治夫 東京都医師会長「ワクチン接種による有害事象だけを見て、ワクチンは危険だとか、打つべきではないということは言えないと思います」!? ~10.19東京都医師会 記者会見 ―内容:新型コロナウイルス感染症拡大防止対策等について

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方を募集します。時給は1500円から、能力・実績に応じて昇給します。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません! IWJの動画・記事のコンテンツの視聴・購読経験が一定以上あり、共感できた方に限ります。

■【スタッフ募集・動画班】岩上安身によるインタビューを撮影・編集したり、大臣会見やビデオカメラによる現場取材と中継、撮影した動画の編集を行うスタッフを募集します。PCによる動画の編集作業の基本ができる方、特にYouTubeの撮影・編集などの経験のある方を特に優遇し、最優先で募集します! 経験が少なくとも、意欲ある若い方、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です! 時給は1300円からのスタートです。IWJの動画・記事のコンテンツの視聴・購読経験が一定以上あり、共感できた方に限ります。

■【スタッフ募集・事務班】中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの行動予定を組み立てる重要なセクションである事務班のスタッフを募集します。PC操作のスキルがあり、スケジュール調整のためにアポ取りのコミュニケーションスキルのある方、歓迎です! これまでの社会経験も生かせます! 時給は1200円からのスタートです。IWJの動画・記事のコンテンツの視聴・購読経験が一定以上あり、共感できた方に限ります。

■<日刊IWJガイド10月21日号修正のお詫び>
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■はじめに~ヘルソンの西隣の都市、ミコライウではすでにウクライナ軍による熱核融合(水素爆弾)の準備ができている!? 核兵器を使った偽旗作戦によって、米軍とNATOをウクライナ紛争に本格的に参戦させ、ロシアへの大規模攻撃を正当化するという作戦か?

 おはようございます。IWJ編集部です。

 BBC Monitoringのジャーナリスト、フランシス・スカ―(Francis Scarr)記者が、19日に放映されたロシアのテレビの討論番組の中で、軍事アナリストと思われる男性が行った驚くべき発言を自身のツイッターで紹介しています。

※フランシス・スカ―(Francis Scarr)記者の20日のツイート

 「Ukraine has a nuclear bomb primed in Mykolaiv which it will detonate and then blame on Russia so that the US has a justification for getting directly involved in the war and launching missiles on Russia」

(ウクライナはミコライウに準備された核爆弾を持っており、それを爆発させてロシアのせいにするので、米国は戦争に直接関与してロシアにミサイルを発射する正当な理由を得ることができる)

https://twitter.com/francis_scarr/status/1582840182960967680?s=20&t=X5hYAP66OgSIA-0e3H0Ncw

 この討論番組は、ロシアの国営テレビで放映されたものです。

 この軍事アナリストと思しき男性の発言は、次のとおりです。

 「ミコライウではすでに、挑発に使用するための熱核融合(水素爆弾がこれに相当)の準備ができています。考えられるのは、ロシアが核兵器を使用する準備をしているとNATOと米国が絶えず言っている中で、攻撃の直前もしくは攻撃中に、準備された核爆弾を爆発させて、ロシアは敗北しつつあるので、ウクライナ軍に核を使ったと言うためです。

 この結果、数万人の市民が死ぬでしょう。これは、この地域とロシア領域のロシア軍への米軍による大規模ミサイル攻撃を正当化することになるでしょう。つまり、米軍が実質的に対ロシア戦争に参加する理由になるのです」

 ミコライウはミコライウ州の州都です。ロシアが併合したヘルソン州の西隣の州です。

 そのミコライウで、核兵器を使った「偽旗作戦」によって、米軍とNATOをウクライナ紛争に本格的に参戦させ、ロシアへの大規模攻撃を正当化する作戦がある、というわけです。

 ミコライウでウクライナ軍による熱核融合の準備ができているという情報は、調べた限り、他に確認できませんでした。根拠のない偽情報の可能性も残されています。

 しかし、このウクライナの「偽旗作戦」とされる情報を一笑に付すことができないのは、今までのウクライナ軍の行動があるからです。

 ウクライナ軍によるザポリージャ原発攻撃やクリミア橋爆破、ノルドストリームの破壊、ロシアのクルスク原子力発電所に対しての3回のテロ攻撃が、実際はウクライナ軍の攻撃であった疑いが濃厚なのにもかかわらず、ロシア軍が攻撃したものと、ウクライナ側および西側は喧伝していました。「偽旗作戦」の「過去」があるため、核兵器を使用した「偽旗作戦」もありえるのではないかと、疑心暗鬼になるのは無理もありません。

 ウクライナ軍によるロシアのクルスク原子力発電所に対しての3回のテロ行為は、ロシアの調査で明らかになっています。

※Meeting with permanent members of the Security Council(ロシア大統領府、2022年10月10日)
http://en.kremlin.ru/events/president/news/69568

 今後、ヘルソンからオデッサへ至る途中の重要都市、ミコライウに注目が必要です。

■10月も3分の2が経過しました。ですが21日までで、IWJへのご寄付カンパが135万9630円にとどまりました。これは、10月の目標額905万7400円の15%にあたります! あと85%、10日間で必要です。このままだと3ヶ月連続未達成で、赤字幅が2000万近くになる見込みです! 岩上安身の自己資金くらいでは2000万円分の不足はおそらくカバーできません! IWJへ緊急のご支援をよろしくお願いします! 切実なお願いです!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 いつもIWJをご支援いただきまして、誠にありがとうございます。

 今期から、ご寄付・カンパの月間目標額を、前期の400万円から390万円に下げ、さらに支出を絞って緊縮予算でのぞんでいますが、第13期最初の8月分は、8月31日の時点でご寄付は122万3000円、月間目標額の31%にとどまりました。

 目標額に届かなかった267万7000円分は、9月の月間目標額に繰り越して上乗せし、9月の目標額は657万7000円と、かなり厳しいスタートとなりました。

 9月は1日から30日までの30日間で、114件、141万9600円のご寄付・カンパをいただきました。これは、上記の累積の目標額657万7000円の22%にあたります。ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。

 とはいえ、8月に続き、9月も赤字転落を回避することはできませんでした。

 10月の累積の月間目標額は、390万円に累積の不足分の繰越し515万7400円を加え、905万7400円となりました。不足分が2ヶ月で、1千万円近い金額に膨れあがってしまったことになります。

 10月に入り、8月から始まったIWJの第13期も、3ヶ月目となり、その10月も3分の2が経過しました。ですが21日までで、IWJへのご寄付・カンパが135万9630円にとどまりました。

 これは、10月の目標額905万7400円の15%にあたります。あと85%、10日間で必要です。IWJは8月に続き9月も、ご寄付・カンパが目標額に到達しませんでしたが、このままだと3ヶ月連続未達成で、赤字幅が2000万近くになる見込みです。

皆さまにおかれましても、コロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価上昇に悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、ご寄付が急減してしまうと、IWJは活動していけなくなってしまいます。IWJの運営は会員の方々の会費とご寄付・カンパの両輪によって成り立っていますが、それが成り立たなくなってしまいます。

 IWJは、市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことと、ご寄付・カンパをいただくことで、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画して活動しています!

 権力に不都合であっても、真実を追及し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。これも、市民の皆さまのお支えがあってのことです。

 また、大新聞、大手テレビが、足並みをそろえてウクライナ紛争において情報操作を行っている現状を御覧になればわかるように、権力と大資本から距離を置く独立メディアが存在しないと、真実はまったくわからなくなってしまいます。それは私たち自身の生存や生活を、脅かすことになります。

 17日の日刊IWJガイドを読んでいただければわかる通り、ウクライナ紛争と対露制裁によって、米国の同盟国は、欧州も日本も「巻き添え被害」にあっています。欧州の市民はその真実に気づき、ドイツやチェコのプラハだけではなく、パリにおいても市民が立ち上がって反NATOの抗議の声をあげていますが、欧州のマスメディアも日本のマスメディアも、そうした動きを意図的に報じようとしません。

 我々のような独立メディアが存在しなければ、この事態を人々が知るすべもないのです。独自の視点で真実の報道を続けるIWJの存在価値をご理解いただければと思います。

※日本のマスメディアが伝えない欧州の現実! インドメディア『WION』が、フランスの「反NATO」デモをレポート!「NATOから離脱しよう!」、「Let’s get out of NATO!」「NATOのためにフランスはウクライナの『巻き添え被害』を受けている」! フランスの高級紙『ル・モンド』は、石油会社従業員による賃上げデモを報じるも、「反NATO」デモはスルー!? 米英NATOウクライナのために、『巻き添え被害』を恐れているのは日本も同じ!! メディアの情報操作によって、その事実にすら気づかない日本国民!(日刊IWJガイド、2022年10月17日号)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51419#idx-6

 改憲による緊急事態条項の創設は、統一教会が自民党の背中を押して、実現に向けて推進してきた政策です。統一教会という反日・反社会的カルトを、日本社会から追放し、政治への介入をやめさせるとともに、この危険な緊急事態条項の憲法への導入を阻止するために、私と、IWJのスタッフは、全力で立ち向かいたいと思います! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたく、IWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 IWJは存亡の窮地に立たされています! 岩上安身からIWJがこの穴埋めに一時的に借り入れせざるをえないと思われますが、岩上の自己資金くらいでは2000万円分はおそらくカバーできません。IWJへのご寄付・カンパによる緊急のご支援をよろしくお願いします! 切実なお願いです!

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。

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 ぜひとも、サポート会員様におかれましては、会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へのアップグレードを、無料で日刊IWJガイド非会員版を読み、ハイライト動画を御覧になっている無料会員の皆さまにおかれましては、有料の一般会員登録をぜひともお願いいたします。

 また、休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで再び会員になっていただくことが可能です。

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
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※以下は、IWJの活動へのご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからも、お振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身


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◆中継番組表◆

**2022.10.22 Sat.**

調整中

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◆中継番組表◆

**2022.10.23 Sun.**

調整中

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

「対露制裁を見直すべきでは?」とのIWJ記者の質問に「経済制裁を解除すべきとは思わない。日本経済は大変でも、相当人命が失われているので、ここは毅然とした態度で」~10.20立憲民主党 長妻昭政務調査会長 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511730

「対米従属を強化し、軍備拡張をするのは子どもにピストルを持たせるようなもの! 時に米国を出し抜くような独自の外交防衛戦略が必要だ」~「戦略的対米従属」は可能か 10.19院内集会 ―登壇:島田雅彦氏(作家)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511718

「家族は互いに助け合え! 近代市民革命前の復古主義的な家族観!?」と清水雅彦教授が指摘!! ~10.7「自民党と統一協会の改憲論について」院内講演会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511312

安倍政権とトランプ政権は統一教会に同時汚染されていた! 文鮮明の7男、ショーン・ムーン(文亨進、ムーン・ヒョンジン)は、トランプ氏の選挙活動を支援したばかりか、2021年1月6日の国会議事堂襲撃に参加していた!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511811

尾崎治夫 東京都医師会長「ワクチン接種による有害事象だけを見て、ワクチンは危険だとか、打つべきではないということは言えないと思います」!? ~10.19東京都医師会 記者会見 ―内容:新型コロナウイルス感染症拡大防止対策等について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511636

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■2015年当時、米国下院自身がアゾフ連隊をネオナチと認め、アゾフ連隊への米国支援を禁じる法案を全会一致で成立させていた! さらに、その後、アゾフ連隊がネオナチと認識しながら米国は武器供与していた!!! IWJは、この事実を2015年時点ですでに報道していた米国の調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏の特別寄稿の前編を全文仮訳!

 ウクライナのヴィクトル・ヤヌコビッチ元大統領が追放された2014年のユーロマイダン・クーデター直後の、2015年6月12日に、統一教会の調査報道でも著名な米国の調査報道ジャーナリスト、ロバート・パリー氏が、自身の『Consortium News』のサイトにアゾフ隊について特別寄稿を行いました。

 この記事は、日本を含む西側のマスメディアがこぞって、ウクライナのアゾフ連隊の本質がネオナチであることを、おくびにも出さず、アゾフがウクライナの「愛国者集団」であるとか「民主主義の守護者」であるかのようなごまかしを行っていることに異を唱え、その証拠として、2015年6月10日に、米国下院がアゾフ連隊への米国の軍事支援を禁止する超党派による国防歳出法修正案を全会一致で可決していた事実を示すものです。

 わずか7年前、米国下院自ら、アゾフ連隊はネオナチであると認めていたのです。

 2022年3月6日付『Consortium News』は、2015年6月12日に寄稿されたロバート・パリー氏の先見の明に富んだ記事を次のように紹介しています。

 「米下院がウクライナのネオナチを認めたとき

米国政府やメディアは、ウクライナのナチスは神話だと思っている。しかし2015年にロバート・パリー氏が報じたように、必ずしも(かつては)そうではなかった。

米下院、ウクライナでのナチスの役割を認める

独占:米国下院は、米国の主流メディアが米国民から隠そうとした醜い真実、すなわち、ウクライナのクーデター(214年のユーロマイダン・クーデター)後の政権が、ロシア系住民に対する血生臭い戦争を遂行するためにナチスの突撃隊に大きく依存していたことを認めた、とロバート・パリーは報じている」

※ROBERT PARRY: When US House Saw Ukraine’s Neo-Nazis(Consortium News、2022年3月6日)
https://consortiumnews.com/2022/03/06/robert-parry-when-us-house-saw-ukraines-neo-nazis/

 以下がロバート・パリー氏による2015年6月12日付『Consortium News』への特別寄稿の前編になります。

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 「昨年2月、ロシア系住民の反乱軍がウクライナのマリウポリ港に迫っていたとき、『ニューヨーク・タイムズ』は、街と西洋文明そのものを守る英雄たち、門前の野蛮人に立ち向かう勇気あるアゾフ大隊について熱狂的に描写した。『ニューヨーク・タイムズ』が読者に伝えなかったのは、この『英雄』たちがナチスであり、そのうちの何人かは鉤十字とSSのシンボルを身に着けていた、ということである。

 リック・ライマン記者による『ニューヨーク・タイムズ』の長い記事は、キエフのクーデター後の政権の暗部を隠す明白なプロパガンダに堕した米国の「ペーパー・オブ・レコード(主要全国紙)」の残念なパフォーマンスそのものだった。しかし、ライマン記者の悲しいほど典型的な記事が今日注目されるのは、共和党が支配する米国下院が、ナチスとの結びつきを理由にアゾフ大隊に対する米国の援助を禁止することを全会一致で決めていた(事実がある)からである。

 タカ派の(共和党が支配する当時の)下院でさえ、ウクライナ東部のロシア系住民に対して(暴力をふるう)キエフのナチスの突撃隊に我慢がならないというのに、この同じナチスを賞賛する『ニューヨーク・タイムズ』の不誠実さと言ったらどうだろう。

 『ニューヨーク・タイムズ』に、ナチス(アゾフ)の汚点に言及するスペースがなかったわけでもない。その記事は、アゾフの指導者を大きく引用して、多くの色彩と詳細を提供したが、これらのナチスが、米国に支持されて進めた内戦で、重要な役割を果たしたという不都合な真実に言及する箇所を見つけることができなかったのである。『ニューヨーク・タイムズ』は、アゾフを単に『志願兵部隊』と呼んだ。

 しかし、2015年6月10日、米下院は、ジョン・コニヤース・ジュニア下院議員(当時)の超党派による国防歳出法修正案を承認した。この修正案は、米国によるアゾフ大隊の訓練を阻止し、イラクとウクライナの戦闘員への肩撃ち式対空ミサイルの移転を阻止するものであった。

 『昨夜、下院が私の修正案を全会一致で可決したことを感謝している。これで我が軍は反感を買うネオナチのアゾフ大隊のメンバーを訓練できなくなり、危険で簡単に売買できるMANPAD(携帯式防空ミサイルシステム)をこれらの不安定な地域から排除することができる』と、木曜日(6月11日)にコニヤース議員は語った。

 コニヤース議員は、ウクライナのアゾフ大隊について、『フォーリン・ポリシー』が『公然たるネオナチ』『ファシスト』と呼んだウクライナ国家警備隊の1000人の志願兵であると説明した。そして、アゾフは無名の部隊ではない。ウクライナの武装民兵を指揮するアルセン・アヴァコフ内相は、『恐れ知らずの守護者』というコードネームでウクライナに派遣されている300人の米軍顧問の訓練を受ける最初の部隊として、アゾフの部隊が参加することを発表した。

 [その後、2015年12月に国防総省の圧力により、アゾフへの資金提供を禁じた修正案は2016年下院国防歳出法(HR2685)から削除された]」

 驚くべきことに、ネオナチの志願兵はウクライナの内務大臣のもとでアゾフ連隊となり、米軍の顧問によって訓練が施されたというのです。しかも、アゾフへの資金提供を禁じた修正案は、米国防総省からの圧力によってねじまげられたのです。

 アゾフの登場が、いかに米軍の戦略と深くかかわってきたか、この一事でも明らかです。

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■<IWJ取材報告>尾崎治夫 東京都医師会長「ワクチン接種による有害事象だけを見て、ワクチンは危険だとか、打つべきではないということは言えないと思います」!? ~10.19東京都医師会 記者会見 ―内容:新型コロナウイルス感染症拡大防止対策等について

 2022年10月19日、午前4時30分より、東京・東京と医師会館 講堂にて、東京都医師会の「新型コロナウイルス感染症拡大防止対策等について」の記者会見が行われました。

 会見では、尾崎治夫 東京都医師会長、猪口正孝 同副会長、平川博之 同副会長、鳥居明 同理事、そして、伊藤隆一 日本小児医会長の5名が登壇し、それぞれが「総論」、「コロナ第8波と現状」、「第7波における高齢者施設の現状」、「抗体検査のより積極的な活用に向けた試験的なとりくみ」、「新型コロナとインフルエンザの同時流行に向けたとりくみ」、そして、「今後に向けた小児の取扱い」について報告・発表を行ないました。

 報告・発表に続いて、質疑応答となり、各社記者との活発なやりとりが行われました。

 IWJ記者は新型コロナウイルスワクチンについて、尾崎会長に対して、以下のとおり、質問を行ないました。

 IWJ記者「COVID-19ワクチンの有害事象に関する論文が世界中で報告されています。

 スイスのワクチン専門雑誌『vaccines(ワクチンズ)』が、「COVID-19ワクチンの有害事象」を特集しており、その中で、ワクチンの問題点について次のように指摘しています。

 『COVID-19パンデミックの急速な進展に伴い、ワクチン接種はCOVID-19に対する有効な防衛手段の一つとはなっているが、ワクチン接種による予期せぬ有害事象は体系的に報告されていない。

 また、COVID-19ワクチン接種後の副作用を明らかにするためには、人種、年齢、特定疾患など様々な共変量(量的に表された説明変数のこと)を考慮した安全性研究が必要である。

 特に、10代の集団や小児に対する安全性を確保するための研究や、循環器疾患と副作用の関連性を把握するための質の高い臨床研究は、健康面からも急務である』

 東京都医師会として、年齢、特定疾患など様々な共変量(量的に表された説明変数のこと)を考慮したワクチンの安全性研究を行う予定はありますか?」

 この質問に対する尾崎会長の回答は、以下のとおりでした。

尾崎会長「ワクチンのいろいろな副反応については、いろいろ言われていることは承知しております。ただし、例えばワクチンがあって、ワクチンを打つことによって、コロナにかからない人が、あるいは重症化しない人がたくさん出ているということも事実です。

 そして、コロナにかかったときに、今言われたような、いろいろな循環型とか、いろいろなところに後遺症とか合併症が起きて、実際に亡くなられている方もたくさんいます。ですからそれは、予防接種をしたから、そういうことが防げている人がたくさんいるはずなんですね。

 コロナの副反応は、予防接種の副反応だけに注目すれば、もちろん一定数は出てくると思います。

 でも、その場合にワクチンの予防接種を打ったために、コロナにかからない、重症化しないあるいはそういった合併症が防げたというケースが、どれだけの数があるかということをまず検証して、その比較として、ではワクチンを打った場合に副反応でこれだけの有害事象があった(という検証が必要だ)。

 それを比べないと、有害事象だけを見て、『ワクチンは危険』だとか、『これは打つべきではない』ということは言えないと思います。

 それから、今おっしゃったような臨床研究は、私はした方がいいと思いますが、残念ながら東京都医師会というのは、医師の団体ではありますけれども、研究者の集まりではないんですね。

 ですから、今おっしゃったようなことは、やはり、日本の医学界とか、そういうアカデミア、感染症学会とか、免疫学会とか、いろいろなところに、もっと臨床研究としてどんどんやってもらいたい。

 僕はやるべきだと思っていますが、日本でそういった研究が今ほとんど行われていない現状というのはあります。ですからほとんど出てくるデータは、さっきも、欧米のデータなんですね。ですから、日本人はまた、日本人、アジア人特有の体質とかいろいろなものを持っていますから。

 私はあなたがおっしゃるようなことを、もっと日本のアカデミアの人たちも、大学とか研究者の人たちがどんどん研究をすべきだと思いますよ。

 それを何でできないかというのは、恐らく、人員の問題とかいろいろな問題があるのかもしれませんが、それはやはり、今一番の、僕は問題点だと思っているんです。日本のデータがなかなか出てこない。

 そういう中で、私たちは、臨床現場というか、実際に診療の現場で、例えば、抗原検査とPCRと比べると、どっちが精度はどのくらいあるのかとか、抗原検査でも十分いけるのか、というのは、5000人以上のデータをとって研究はしていますけれども。

 なかなか、今おっしゃったようなワクチンの副反応とか、それから循環器系の話になりますと、もっと、専門的な研究機関でやらないと、とても難しいと思うんですね。そういうことだと思います」

 記者会見の詳細はぜひ、全編動画をご視聴ください。

※尾崎治夫 東京都医師会長「ワクチン接種による有害事象だけを見て、ワクチンは危険だとか、打つべきではないということは言えないと思います」!? ~10.19東京都医師会 記者会見 ―内容:新型コロナウイルス感染症拡大防止対策等について
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/511636

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方を募集します。時給は1500円から、能力・実績に応じて昇給します。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】記者として日刊IWJガイドや記事の執筆、エディターとして編集業務を行っていただける方を募集します。特に深夜業務での校正作業を厭わない方は、優遇し、最優先で募集します! 深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給はスタート時は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。『サビ残』は一切ありません! IWJの動画・記事のコンテンツの視聴・購読経験が一定以上あり、共感できた方に限ります。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・動画班】岩上安身によるインタビューを撮影・編集したり、大臣会見やビデオカメラによる現場取材と中継、撮影した動画の編集を行うスタッフを募集します。PCによる動画の編集作業の基本ができる方、特にYouTubeの撮影・編集などの経験のある方を特に優遇し、最優先で募集します! 経験が少なくとも、意欲ある若い方、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です! 時給は1300円からのスタートです。IWJの動画・記事のコンテンツの視聴・購読経験が一定以上あり、共感できた方に限ります。

 動画班で、大臣会見やシンポジウムなどの中継・取材を行い、撮影した動画へのスーパー挿入やハイライトの作成等の動画編集を行うスタッフを募集します。

 PCによる動画の編集作業の経験がある方を特に優遇し、最優先で募集します。

 経験が少なくとも、意欲ある若い方、PC操作やカメラの撮影にも、研修を受ければ習熟していけるとの自信や情熱がある方も歓迎です。もちろん、必要な研修はIWJ内にて教えていきます!

 時給は経験・ノウハウのある方ならば1300円から、能力・実績次第で昇給します。超過勤務の残業手当や深夜業務による手当は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。定年退職(65歳)となれば勤務年数に応じ満額の退職金をお出しできるよう会社が積み立てています。

 他方、副業としての雇用や業務委託契約、外注も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・事務班】中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの行動予定を組み立てる重要なセクションである事務班のスタッフを募集します。PC操作のスキルがあり、スケジュール調整のためにアポ取りのコミュニケーションスキルのある方、歓迎です! これまでの社会経験も生かせます! 時給は1200円からのスタートです。IWJの動画・記事のコンテンツの視聴・購読経験が一定以上あり、共感できた方に限ります。

 スケジューリングする事務班は、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの行動予定を組み立てる重要なセクションです。PCの操作のスキルとスケジュールのためにアポ取りのためのコミュニケーションスキルは、最低限必要になります。時として動画班のように、カメラをもって取材現場に行く場合もあります。スタート時は時給1200円からで能力・実績に応じて昇給します。

 ご応募の資格は、第一に穏やかな性格で明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方。第三にPCスキルがある方です。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■<日刊IWJガイド10月21日号修正のお詫び>

 日刊IWJガイド10月21日号に、下記の誤記がありました。お詫びして修正いたします。なお、ウェブ版日刊IWJガイドは修正済みです。

【誤】ご登壇:林伴子氏、前田佳子氏、日本女医会副会長・青木正美氏、【歯科医】:日本女医会理事・【青木村友美氏】

【正】ご登壇:林伴子氏、前田佳子氏、日本女医会副会長・青木正美氏、【司会】:日本女医会理事・【木村友美氏】

※<イベント告知>公益社団法人日本女医会主催のオンライン講座「第15回医学を志す女性のためのキャリア・シンポジウム 令和における男女共同参画」が開催されます! Zoomによるオンライン開催で、ご興味のある方はどなたでも参加可能です!
非会員版 https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51435#idx-12

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20221022

IWJ編集部(岩上安身、六反田千恵、浜本信貴、尾内達也、前田啓、中村尚貴)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
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