日刊IWJガイド・非会員版「岸田総理、世界的なインフレは全部ロシアのせい!? 電力逼迫を口実に原発最大9基再稼働!/IWJはピンチ! 緊急のご支援を!!」2022.7.15号~No.3592号


┏━━【目次】━━━━
■はじめに~岸田総理会見で安倍元総理の国葬を秋に行う方針を表明! 電力需給逼迫を口実に原発最大9基再稼働を表明! 新型コロナ対応では「現時点では新たな行動制限は考えず」!「賃上げは春闘で過去20年間で2番目に高い引き上げ率になった」との主張に、記者から「実質賃金は上がっていない」との指摘も!!

■岩上安身は、会見後、岸田文雄総理大臣に質問をメールで送付!「武器支援を直ちにやめ、ロシアのため、ウクライナのため、日本と世界の国々のためにも、現状の時点で停戦を求め、紛争と制裁の出口をただちに探すべきではないでしょうか」

■IWJがピンチです!! 昨年8月から始まったIWJの今期第12期も残り1ヶ月を切りました。7月の1ヶ月の間で必要なお金は約950万円! 7月1日から13日までのご寄付は、約100万円と目標額の11%にとどまっています! 目標額まで、あと89%、849万4400円不足しています!! このままでは、大幅な赤字転落に!! ぜひ、IWJの活動を緊急のご寄付・カンパでご支援ください!

■「テレビが安倍元総理を不世出のリーダーのように持ち上げ始めたので、ソッコーで消しました。NHKのアナウンサーが喪服を着ていたとか…。もはや、北朝鮮」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答致します!

■【中継番組表】

■新型コロナ「第7波」到来! 山際大臣「現時点では新たな行動制限をかけることは考えていない」「行動制限よりも医療提供体制の充実が効果的」、東京都は「これまでに経験したことのない爆発的な感染状況」、「2週間後には感染者数5万人」になる可能性を指摘!

■旧統一教会の会見を全国霊感商法対策弁護士連絡会が徹底糾弾!「2017年以降の被害総額はわかっているだけでも約54億円」!「2009年の『新世』事件後、教団幹部が語った『反省』は『政治家とのつながりが弱かったから警察の摘発を受けた』」!! 弁護士側は全国会議員に反社の統一教会と関係を持たないよう要請! 安倍元総理事務所はビデオメッセージへの抗議文受け取りを拒否していた!!

■<本日のタイムリー再配信>本日午後7時から、2016年収録「安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!『自民党改憲草案は「国家神道」の封印を一つ一つ解くものだ』~岩上安身によるインタビュー 第695回 ゲスト 山崎雅弘氏(前編)」を公共性に鑑み、全編フルオープンで再配信します!

■国際政治学者の武者小路公秀氏が死去。ご冥福をお祈りいたします。IWJは2017年に武者小路氏の講演を収録、ぜひ御覧ください。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。
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■はじめに~岸田総理会見で安倍元総理の国葬を秋に行う方針を表明! 電力需給逼迫を口実に原発最大9基再稼働を表明! 新型コロナ対応では「現時点では新たな行動制限は考えず」!「賃上げは春闘で過去20年間で2番目に高い引き上げ率になった」との主張に、記者から「実質賃金は上がっていない」との指摘も!!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 昨日14日、岸田文雄総理は官邸で記者会見を行い、新型コロナ感染者の増加や、エネルギー対策と物価高対策について、考えを述べました。

※岸田内閣総理大臣記者会見-令和4年7月14日(首相官邸)
https://youtu.be/kQ0pm9D_ey8

 岩上安身は官邸報道室によるフリーランス記者の抽選に当選し、記者会見に参加することができましたが、質問者として指名されませんでした。

 携えていた質問は、メールにて受け付けるということなので、官邸報道室に昨夜、送りました。本日の日刊に、その内容を公開していますので、御覧ください。

 会見で岸田総理は、選挙演説中の銃撃事件で死亡した安倍晋三元総理の国葬を秋に行うと発表しました。国葬については、内閣府設置法にもとづき、国会審議を経ず閣議決定によって行うとのことです。

 現在、オミクロン株の新たな変異種BA.5への置き換わりが進み、急速に感染拡大している新型コロナへの対応について、岸田総理は、「最大限の警戒が必要」と述べた上で、今はまだ、重症者数や死亡者数、病床使用率は低い水準にあるとして「まずは強化された対応力を全面的に展開することで、新たな行動制限は、現時点では考えていません」と表明しました。

 岸田総理は、「医療従事者800万人へのワクチンの4回目接種を速やかに進める」との方針を示した上で、若い世代の3回目接種について、協力を呼びかけました。

 一方、夏と冬に需給逼迫が懸念されるエネルギー対策について、岸田総理は「経済産業大臣に対し、この冬に最大9基の原発の稼働と、10基の火力発電の運転の追加確保を指示した」と明らかにしました。

※ここから先は【会員版】となります。会員へのご登録はこちらからお願いいたします。ぜひ、新規の会員となって、あるいは休会している方は再開して、御覧になってください!

https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

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■岩上安身は、会見後、岸田文雄総理大臣に質問をメールで送付!「武器支援を直ちにやめ、ロシアのため、ウクライナのため、日本と世界の国々のためにも、現状の時点で停戦を求め、紛争と制裁の出口をただちに探すべきではないでしょうか」

 岩上安身は7月14日夜、総理大臣官邸報道室、岸田文雄総理大臣に質問をメールで送付しました。どうぞ御覧ください。

 「7月14日 岸田文雄総理大臣会見、IWJ代表、岩上安身の質問

 総理は、物価高騰の原因は、ロシアによるウクライナ侵攻がもたらしたものであると言われました。たしかに部分的にはその通りですが、その物価高騰に拍車をかけたのが、資源輸出国ロシアへの経済制裁であることも忘れるわけにはいきません。

 G7に出席され、G7参加国が結束して、ロシアへの制裁強化に努めるとのことですが、これによって、世界的なインフレを食い止めることができるのでしょうか?

 そもそも経済制裁の成果に、疑問があります。

 日本では、政府もマスコミも『国際社会』という曖昧な言葉を使い、あたかも世界中が対露制裁に参加しているかのような『空気』が作り出されています。しかし実際には、制裁参加国は欧米日の40カ国弱で、国連加盟国193カ国のうち、150カ国以上は制裁に参加していません。

 対露制裁しているのは、『国際社会』の4分の1弱にとどまります。ロシアは、欧米日の制裁によって、『国際社会』から孤立した、とはいえません。

 例えば、制裁に参加していない150カ国の中には、インドのように、大国であり、クアッドの加盟国であり、西側の『同盟国』のように思われている国もあります。

 しかし、インドは対露制裁に参加せず、ロシアから兵器も買い、石油は格安の値段で去年の倍も買い、ディーゼル油に精製して、エネルギー資源不足に困っている欧州に売りつけています。実に自由です。

 対露制裁に参加しない、こうした4分の3はみんな後進国で、先進国の集まりであるG7の方が経済力がはるかに大きく、影響力があるのだ、というのは過去の話です。

 米国を中心としたG7に対抗するために、ロシア、中国、インド、インドネシア、ブラジル、トルコ、メキシコ、イランが『新しいG8』を立ち上げるそうです。『新G8』の合計購買力平価GDPは、古いG7の合計購買力平価GDPの1.24倍となり、すでに上回っています。経済成長率は、古いG7より、新G8の方が上回っていますから、この両者の差は次第に開いていくでしょう。

 新G8のメンバーはBRICSが中心ですが、BRICSにはイラン、アルゼンチン、そして中東最大の産油国であり、親米国であったサウジアラビアも加わるそうです。米国の支配的影響力が、中南米や中東で次第に通じなくなっているのが現実です。

 実際に、ロシア産のエネルギーや、小麦を中心に、ロシア・ウクライナの食糧が輸出されず、困っている国々の中には、欧州諸国も含まれます。制裁を行うことによって、かえってブーメランでダメージを受けてしまっています。

 米国は大量の新兵器を投入し、ウクライナ紛争を長期化させようと望んでいますが、大陸欧州の中には、長期化を望まない国々も多いと聞きます。インフレは各国の国民生活を直撃すると同時に、産業競争力をも奪います。このままでは制裁しているG7中心の国々の国力の方が疲弊してしまいます。

 米国に追随して、対露制裁にあまりに前のめりにコミットしてゆくことは、果たして日本の国益になるのでしょうか?

 また、ロシアの侵攻は許せないと非難する一方で、紛争のもう一方の当事国であるウクライナへの『過剰な美化』も修正すべきです。

 ウクライナは、『自由で民主主義的な国家』のシンボルに祭り上げられていますが、それは実像とかけ離れています。

 ゼレンスキー政権は、野党の活動を禁じ、共産党も非合法化し、テレビ局など主要なマスコミをすべてコントロール下において、言論の自由もありません。その独裁ぶりはロシアのプーチン大統領と比べて遜色ありません。ロシア語を公用語から外すだけではなく、ロシア語の放送・出版を禁じましたし、ついにはロシア文学・音楽・芸術の禁止にも至りました。

 ロシア系住民は、東部ドンバスだけではなく、ウクライナ全土に存在します。ゼレンスキー政権のロシア系住民に対する差別政策は、国内の内乱・内戦と、今回のロシア軍の侵攻を招いたばかりではなく、少数民族への弾圧政策であり、差別、人権問題でもあります。

 ロシアに負けず劣らずの独裁国であるウクライナに対して『自由と民主主義』を掲げて、ウクライナに武器支援を続ける大義があるのでしょうか?

 武器支援を直ちにやめ、ロシアのため、ウクライナのため、日本と世界の国々のためにも、現状の時点で停戦を求め、紛争と制裁の出口をただちに探すべきではないでしょうか。

 制裁を解き、エネルギーの安定的な輸入を確保し、資源の高騰による輸入インフレを鎮静化させ、世界と日本の経済を正常化させるのが、先決ではないかと考えられますが、いかがでしょうか」。

 岸田総理から返答があり次第、日刊でご報告します。

■IWJがピンチです!! 昨年8月から始まったIWJの今期第12期も残り1ヶ月を切りました。7月の1ヶ月の間で必要なお金は約950万円! 7月1日から13日までのご寄付は、約100万円と目標額の11%にとどまっています! 目標額まで、あと89%、849万4400円不足しています!! このままでは、大幅な赤字転落に!! ぜひ、IWJの活動を緊急のご寄付・カンパでご支援ください!

 おはようございます。IWJ代表の岩上安身です。

 第12期も期末までいよいよあと半月ほどとなりました! 泣いても笑っても、7月31日には第12期の終わりを迎えます。第12期を無事にしめくくり、第13期をIWJが晴れて迎えられるように、皆さまへ重ねてご支援のお願いを申し上げます。

 IWJはかねてより、活動費の半分を会員の皆さまからの会費で、もう半分を皆さまからのご寄付・カンパによって支えられて活動しています。

 先日、改めて経理とともにこれまでの収支を計算し、見通しを立て直したところ、7月1日の時点で、期末の7月31日までにあと約950万円のご寄付が必要となることがわかりました。足りない分は、赤字となる恐れがあります。

 12期は、経費を前年度比で約30%程度削減してきましたが、会費は前年度比で約20%減少してしまいました。皆さまのご助力、ご支援が、IWJの存続のために必要です! もし仮にご寄付がまったく集まらなかったとしたら、IWJは今期大幅な赤字に転落してしまいます!

 今期末までの残り17日で、この赤字を削って、不足分をゼロにし、次の期につなげられるように、どうか皆さまのお力で、ご支援ください!

 IWJの会員数は現在3566人です。そのうちサポート会員は1192人です(2022年6月30日現在)。本当に心苦しいお願いではありますが、会員の皆さま全員が2382円ずつカンパしてくださるか、サポート会員の皆さまが全員1人7127円ずつカンパしてくださったならば、なんとかこの赤字は埋められます!

 すでにお伝えしている通り、私、岩上安身は、キャッシュフローが足りなかったIWJに対して1093万円を貸し込んでおり、まだ1円も返済されていません。

 この第11期と第12期は、会社から報酬も受けとっていません。前期に続き、今期もただ働きが続いています。私は富裕層でもなんでもなく、40年間働いてきて乏しい貯えがわずかにあるだけの、もともとは一介のフリーランス、自営業者に過ぎません。

 これ以上は、私、岩上安身個人の力だけではいかんともしがたい状況です。私1人の力や、無報酬のため細る一方の私の貯えでは、今期の金額赤字分を穴埋めすることはできません! 2期連続で、会社から1円も報酬を受けとらずにただ働きを続けるということは、貯金を削っている、ということであり、個人として、経済的、物理的に、もはや限界です。

 これで今月末に、さらにあと1千万円もの赤字を個人で埋めなくてはならなくなるとしたら、とても一人ではこの負担を担うことはできません!

 どうかIWJ会員の皆さま全員のお力で、IWJをお支えください!

 伏してお願いいたします! どうか皆さま全員のお力で、この窮状をお助け願います!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 皆さまにおかれましても、消費税増税に加えてコロナ禍での経済的な打撃、そしてこのところの物価のインフレに悩まされていることとお察しいたします。

 しかし、会員の数が足りなくなり、ご寄付が途絶えると、IWJは活動していけなくなってしまいます。市民の皆さま、お一人お一人が会員となっていただくことで、IWJは市民に支えられ、政治権力におもねり、広告スポンサーに牛耳られている記者クラブメディアとは一線を画した、権力に不都合であっても真実を追求し、権力の監視を行う「ウォッチドッグ」の役割を果たし続けることが可能になります。

 ウクライナ紛争が勃発してからの約4ヶ月間、IWJは徹底的に「まとも」な「公正中立」に近い報道に徹してきたところ、米国のプロパガンダ機関と化したほぼすべての新聞、雑誌、テレビ、そしてネットの大勢とも違う「スタンス」を取り続ける結果となりました。

 その間の我々の報道を、他の米国のプロパガンダの走狗のような「報道」と比較していただければ、我々が独立メディアとしての使命をいかに果たしてきたか、ご理解いただけると存じます。

 ぜひとも、サポート会員様におかれましては会員をそのままご継続いただき、一般会員様におかれましてはサポート会員へ、無料会員の皆さまにおかれましてはサポート会員もしくは一般会員へのアップグレードをぜひともお願いいたします。

 また休会中の皆さまは、メールやお電話をいただければ、すぐに会員を再開できます。一度退会された方でも、改めて申し込みをいただくことで会員を新たに始めることができます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

 IWJは、国民をないがしろにして、米国の「代理戦争」準備を進める政府と、そのプロパガンダ機関と成り果てたマスメディアに対して、これでいいのか! と声を上げ続けていきます!

 自民党は日本をウクライナと同様に、米国の「代理戦争」の道具にするために、大切な国民の主権を外国に譲り渡すことを平然と行おうとしています。売国的な改憲勢力は、改憲による緊急事態条項の憲法への導入を狙っています。この緊急事態条項は、国民主権と議会制民主主義を根こそぎ奪うものです。その先には、終わりのないファシズムと、国民の声に一切耳を貸さない、問答無用の戦争が待ち受けています。

 緊急事態条項の阻止という、決して負けられないこの戦いに、私は、IWJのスタッフを率いて全力で立ち向かいたいと腹をくくっています! 皆さまにはぜひ、ご支援いただきたくIWJの存続のために、会員登録と緊急のご寄付・カンパによるご支援をどうぞよろしくお願いしたく存じます。

 下記のURLから会員登録いただけます。ぜひ、会員登録していただいてご購読・ご視聴お願いいたします。
https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いします。

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

 IWJホームページからもお振り込みいただけます。

※ご寄付・カンパのお願い
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

 どうか、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます!

岩上安身拝

■「テレビが安倍元総理を不世出のリーダーのように持ち上げ始めたので、ソッコーで消しました。NHKのアナウンサーが喪服を着ていたとか…。もはや、北朝鮮」ご寄付をくださった皆さまからの応援・激励メッセージに、岩上安身がご回答致します!

 IWJにご寄付をいただいた皆さまから、応援・激励のメッセージをいただきました。ありがとうございます! ここに感謝を込めてご紹介させていただき、岩上安身がご回答させていただきます!

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 (カンパした理由は)田代秀敏氏への一連のインタビューが非常に面白かったため。

 特に5月30日の「グレアム・アリソン氏のペロポネソス戦争の解釈は間違っています」というのは目から鱗でした。学生時代、ギリシア時代を学ぶ意義が余り分かっていなかったので、ご紹介頂いた書籍を読んで勉強したいと思います。

※「長期化するウクライナ紛争~米国の代理戦争の代償」「米ドルの黄昏とアテナイ覇権喪失の教訓」(第4回)~岩上安身によるインタビュー第1078回 ゲスト エコノミスト田代秀敏氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506591

 また服部倫卓氏へのインタビューもウクライナ側の事情も加味しつつ、ロシアへの批判的な姿勢もあり、現在地上波で放送されているニュース等に比べるとバランスの取れた内容で腹に落ちました。是非続編をお願いしたいです。

※「ウクライナ紛争は戦争はまだまだ続く」!「ロシアによるウクライナ侵攻から3ヶ月、紛争は長期化するのか、対露制裁が世界、日本に及ぼす影響は?」~岩上安身によるインタビュー第1076回 ゲスト ロシアNIS経済研究所 所長・服部倫卓氏
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/506303

 田代秀敏氏のインタビューのように経済を絡めると、現在「ウクライナ頑張れ!」オンリーの人も、報道の大本営発表化のおかしさに耳を傾けてくれるのではないか?と思いましたので、そういったインタビューをまたお願い出来れば、と思います。

 人員・資金とも限られる中、大変かと思いますがIWJの皆様どうかこれからも質の高い報道をよろしくお願いします。

(I.T. 様)

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 I.T. 様

 ありがとうございます!

 田代さんは、エコノミストとして優秀なだけでなく、社会科学、人文科学の諸分野にくわしく、とりわけ今回の金融大国アテネの敗北というお話は、私も目から鱗が落ちました。

 人は難問につきあたった時、歴史に学ばなければならない、という点ではグレアム・アリソン氏も、田代秀敏氏も同じ姿勢だと思います。

 しかし、アリソン氏が語るペロポネソス戦争とは、アテネという民主主義国家のモデルのような覇権国家が、新興の専制主義的国家スパルタの挑戦を受けて、滅びる、というストーリーでした。

 これは、ウクライナを2014年クーデターに導いた米国務省のビクトリア・ヌーランド国務次官補の夫であり、ネオコンの代表的な理論的リーダーであるロバート・ケーガンの著書の「民主国家から専制国家へ~激突の時代が始まる」という邦訳タイトルの構図にぴったり当てはまります。

 アリソン氏は、歴史から学ぶべく、古い書物を解き明かしながら、巧妙に(というか露骨に)情報操作して、米国対中国の対決のストーリーラインを描き出していた、ということです。それは、ネオコンの描く対決図式に都合よく当てはまるものでした。

 しかし、実際の歴史は、田代氏の言う通り、違ったのです。

 たった今、今日の現実についての情報を得るために、新聞でもテレビでも、情報操作されないように、相当のリテラシーが必要となりますが、過去の歴史について学ぶ過程でも、同様に「疑ってかかる」「批判的に読む」「裏を取る」といったリテラシーが必要とされるということは、大いに教訓となりました。

 今後とも、スピーディーな速報と、複雑な事象を多角的に捉え、掘り下げてゆく作業を、両方とも、しっかり手を抜かず、やっていきたいと思います。

 今後とも、IWJへのご支援を、どうぞよろしくお願いします!

岩上安身

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 大手メディアが、総てにおいて大本営発表になっているこの危機的現状の中で、ジャーナリストの魂で報告してくれる貴社を心から応援したい。潰れては困ります。

匿名希望

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 匿名希望様

 応援ありがとうございます!

 赤字転落、活動停止、などという事態に陥らないように、全力で頑張り抜きたいと思います。

 期末まで、まずは支えてくださる皆さまからのご支援をお待ちしています!

 どうぞ、よろしくお願いいたします!

岩上安身

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 「反戦・平和」の1砦へのサポートとして

(K.K. 様)

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 K.K. 様

 ありがとうございます!

 「反戦」や「非戦」あるいは「避戦」を実現するには、抑止力は必要である、とは私も思います。

 しかし、「抑止力」が「抑止力」として機能するには、ひどい攻撃をしかけてきたときには、差し違える覚悟はあるぞ、という胆力を内に秘めておき、平常は、事を荒立てない、落ち着いた態度で隣国、隣人と接し、自分の方から喧嘩は決して売らない、という姿勢が肝要なはずです。

 仮に戦いとなってしまっても、戦禍を最小限に抑えて平和を取り戻す、外交力、交渉力、妥協する忍耐力も必要です。

 昨日、岸田総理の会見へ臨みましたが、岸田総理が、自身の外交姿勢を「リアリズム外交」と呼んだのには驚きました。ロシアとウクライナの間に入って仲介するような政治家として、岸田総理は認知されているのでしょうか? 米国の高ぶりをおさめ、ロシアを落ち着かせ、ウクライナにこれ以上、犠牲者を出さないように説得し、それぞれが譲歩して、妥協し、和平を取り戻すような立ち回りこそ、リアリストのやるべきことです。

 「世界的な物価高騰はすべてロシアによるウクライナ侵攻のせい」というムチャクチャなレッテル貼りをしているようでは、とても「リアリスト」とは呼べません。

 総理会見で、したかった質問は、昨夜のうちに官邸へメールで送付しました。その内容は、この日刊にも掲載しているので、ぜひ御覧になってください。

 期末まで、あと半月と少しです! 赤字転落とならないように、どうぞ、ご支援のほど、よろしくお願いします!!

岩上安身

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 いつもメルマガ熟読しております。

 安倍元総理の殺害には驚きました。日本をめちゃくちゃにした張本人とはいえ、殺害はあってはならないことです。

 ただ、案の定、テレビが安倍元総理を不世出のリーダーのように持ち上げ始めたので、ソッコーで消しました。

 NHKのアナウンサーが喪服を着ていたとか…。もはや、北朝鮮。死ねば免罪されるとでも??? ここ数年のメディアの劣化は、安倍元総理の件でも鮮明でした。

 そのような中、IWJはウクライナの件でも正確な情報を流しています。というか、ほかにまともな言説を述べているのは一水会くらいか? 世も末です。

 孫崎先生のお話はいつも興味深く、先日、サイン本をゲットしました。宝物といたします。

 先ほど、些少ですが、カンパいたしました。これからも健全なメディアであり続けてください。

(N.T. 様)

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 N.T. 様

 ありがとうございます!

 NHKでアナウンサーが喪服…絶句するしかありませんね。

 昨日の記者会見でも、安倍元総理を「国葬」にすると岸田総理が発言していました。

 「安倍晋三」という人物の実像から離れ、「カリスマ」化が進められているように感じられます。

 凶弾に倒れたことは、痛ましいと思わずにいられません。テロも、銃撃も許せません。

 しかし、亡くなった直後から、このような「政治家の死」の政治利用が、改憲に向けて進んでいくことは、警戒し、批判しないわけにはいきません。

 今後とも、「健全なメディア」であり続けられるように、精進していきたいと思います。

 期末に向けて、今期、赤字転落せず、来期も元気にスタートが切れますよう、一層のご支援をお願いいたします!

岩上安身


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◆中継番組表◆

**2022.7.15 Fri.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTube Live】14:00~「原発事故避難者住まいの権利裁判追加提訴 715決起集会」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「原発事故避難者住まいの権利裁判を支援する会」主催の決起集会を中継します。これまでIWJが報じてきた東京電力関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%9B%BB%E5%8A%9B
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【IWJ・エリアCh5・東京】18:00~「原発反対八王子行動」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5

 「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【IWJ・エリアCh6・岩手】18:30~「第274回 脱原発盛岡金曜デモ」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach6

 「脱原発盛岡金曜デモ」を中継します。これまでIWJが報じてきた脱原発盛岡金曜デモ関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e8%84%b1%e5%8e%9f%e7%99%ba%e7%9b%9b%e5%b2%a1%e9%87%91%e6%9b%9c%e3%83%87%e3%83%a2
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【タイムリー再配信 1074・IWJ_YouTube Live】19:00~「安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!『自民党改憲草案は「国家神道」の封印を一つ一つ解くものだ』~岩上安身によるインタビュー 第695回 ゲスト 山崎雅弘氏(前編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2016年11月に収録した、岩上安身による山崎雅弘氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた山崎雅弘氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b1%b1%e5%b4%8e%e9%9b%85%e5%bc%98

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/348288

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◆中継番組表◆

**2022.7.16 Sat.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 1075・IWJ_YouTube Live】18:30~「安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!『自民党改憲草案は「国家神道」の封印を一つ一つ解くものだ』~岩上安身によるインタビュー 第695回 ゲスト 山崎雅弘氏(中編)」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 2016年11月に収録した、岩上安身による山崎雅弘氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた安倍晋三氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/348288

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◆昨日アップした記事はこちらです◆

原告全面勝訴!!「日本の脱原発運動・原発事故被災者救済運動の輝かしい勝利をもぎとった日として、みんなで記憶したい!」~7.13「東電旧取締役5人に22兆円の損害賠償を!~経営者の個人責任を問う~東電株主代表訴訟」判決言い渡し 報告集会
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508636

ロシア・ラブロフ外相インタビュー(第1回)国営テレビで「第三次世界大戦」「核戦争」の危機発言!「今、軍備管理のルールはほとんどない」!! 米国と同盟国は国連憲章に反して自分達のルール強要、世界を分断!
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/508689

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■新型コロナ「第7波」到来! 山際大臣「現時点では新たな行動制限をかけることは考えていない」「行動制限よりも医療提供体制の充実が効果的」、東京都は「これまでに経験したことのない爆発的な感染状況」、「2週間後には感染者数5万人」になる可能性を指摘!

 日本は新型コロナウイルスの感染拡大の「第7波」を迎えています。

 感染力が高いとされるオミクロン株の派生型「BA.5」への置き換わりが進み、全国で感染拡大が加速し、1週間前と比べた全国の感染者の増加率は、13日までの7日間連続で2倍超になっています。

 山際大志郎経済再生担当相は、14日の新型コロナウイルス感染症対策分科会の会合で、「行動制限よりも医療提供体制の充実が効果的」であるとし、「現時点では新たな行動制限をかけることは考えていない」と述べました。

山際大臣「現時点で新たな行動制限は考えていないが、ワクチン接種の促進や検査の活用などメリハリある対策で感染拡大に適切に対応する」。

 分科会の提言は、以下のようになっています。

・第7波の感染の中心となるオミクロン株の変異種「BA.5」は、感染力が高く、行動制限による感染抑制効果は低いため、対策の中心は医療提供体制の充実になる。
・重症化率が第6波並みであれば、インフルエンザと同様、地域の医療機関での診療を原則とすべき。
・社会経済活動との両立を進めるため、現役世代の感染者や濃厚接触者の隔離期間を短縮することや、保健所による感染状況の把握を医療機関による定点観測に切り替えることを求める。

※【速報】流行「第7波」へ対策強化 新型コロナ対策分科会(共同通信、2022年7月14日)
https://www.youtube.com/watch?v=aF6SVvE5gPE

※「行動制限考えていない」と山際再生相(共同通信、2022年7月14日)
https://nordot.app/920123689214312448?c=302675738515047521

※第90回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(厚生労働省、令和4年7月13日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000964717.pdf

 新型コロナウイルス感染症対策分科会会合では、ワクチン接種の推進、効果的な換気の方法、お盆期間中の無料検査拠点の整備などについて議論が行われました。

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■旧統一教会の会見を全国霊感商法対策弁護士連絡会が徹底糾弾!「2017年以降の被害総額はわかっているだけでも約54億円」!「2009年の『新世』事件後、教団幹部が語った『反省』は『政治家とのつながりが弱かったから警察の摘発を受けた』」!! 弁護士側は全国会議員に反社の統一教会と関係を持たないよう要請! 安倍元総理事務所はビデオメッセージへの抗議文受け取りを拒否していた!!

 安倍晋三元総理を殺害した山上徹也容疑者は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体、UPF(天宙平和連合)の2021年9月の集会に、安倍元総理が送ったビデオメッセージの動画を見て、「統一教会とつながりがあると思った」と供述していることが報じられています。

※「メッセージ動画を見てつながりがあると思った」山上容疑者が新供述 90m離れた駐車場に弾痕…強い威力か(FNNプライムオンライン、2022年7月13日)
https://www.fnn.jp/articles/-/388878

 11日の記者会見で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の田中富広会長は、UPFを「友好団体」だと述べ、あたかも自分たちとは関係のない別組織のように語りましたが、宗教、政治、企業、メディア、文化芸術と多岐にわたる「巨大コングロマリット」である統一教会の中で、家庭連合は宗教部門、UPFは政治部門という、単なる「部署」の違いでしかありません。

※安倍元総理銃撃事件で、渦中の「特定の宗教団体」世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が参加メディアをしぼったクローズドな記者会見を開催! IWJはその全編をテキスト化!「安倍元総理と教団は関係ない! 関係があったのは友好団体の天宙平和連合(UPF)!!」「岸信介氏と関係があったのは文鮮明総裁個人!」「教団は2009年以降コンプライアンスを強化、献金トラブルはない!!」なぜ教団は、オープンな会見を開かないのか!?(日刊IWJガイド、2022年7月12日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/51055#idx-4

 韓国発祥の統一教会が、過去に韓国を侵略した「サタンの国」日本の信者に対し、「その罪過を消すために全財産を韓国に捧げなければならない」として、過大な献金を要求してきたことを、これまでにもIWJは報じてきました。

※【第181-182号】岩上安身のIWJ特報!特定秘密保護法、憲法改正、原発・・・ 自民党と統一教会、その「深い関係」に迫る 2014.12.14
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/213536

※(再掲載)文鮮明という「メシヤ」が「再臨した国」韓国に貢がされる「エバ国家」日本!? 自民党に深く浸透する統一教会の「正体」! ~岩上安身によるインタビュー 第897回 ゲスト 北海道大学大学院 櫻井義秀教授 2018.8.17
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/429742

 7月13日付け産経新聞は、山上容疑者の母親の統一教会への献金について「捜査関係者によると、総額は1億円以上だという情報もある」と報じています。

※<独自>「安倍氏襲えば家庭連合に非難」と供述 容疑者母親の献金は1億円超か(産経新聞、2022年7月13日)
https://www.sankei.com/article/20220713-EMM5FZACBNJYDLL3KT42A7N7QA/

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■<本日のタイムリー再配信>本日午後7時から、2016年収録「安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!『自民党改憲草案は「国家神道」の封印を一つ一つ解くものだ』~岩上安身によるインタビュー 第695回 ゲスト 山崎雅弘氏(前編)」を公共性に鑑み、全編フルオープンで再配信します!

 第二次安倍政権以降、安倍元総理とその取り巻き議員らは、統一教会というカルト教団だけでなく、日本会議、神道政治連盟といった宗教関連団体とのつながりを積極的に強め、国家主義的な改憲を主張していきます。

 参院選の結果、衆参両院の改憲勢力が3分の2以上を占め、いつでも改憲発議ができる状態になりました。

 そこで、2016年11月29日に収録した「安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!『自民党改憲草案は「国家神道」の封印を一つ一つ解くものだ』~岩上安身によるインタビュー 第695回 ゲスト 山崎雅弘氏」を3回に分け、本日から3日連続で再配信いたします。

 岩上安身によるインタビューで、戦史や紛争史研究が専門の山崎雅弘氏は、1935年から45年の敗戦に至るまでの10年間、日本社会を覆っていた「国家神道」という政治システムがいかに日本を破滅の道へと導いたのか、その実態を明らかにしました。

 山崎氏は当時の思想を現代によみがえらせようとしている日本会議などがなぜ、安倍政権をこれほどまでに支持するのか、両者の深い関係性を分析。さらに、国家神道が封印された1945年の敗戦から現代までをふり返り、安倍総理がなぜ日本国憲法を忌み嫌い、憲法改正を悲願とするのか、その狙いに潜む危険性を浮き彫りにしました。

 山崎氏によると、同じ大日本帝国下にありながらも、日露戦争においては日本軍でも個人が尊重され、兵士は国のための駒ではないという独立した思考があったといいます。

 その時代には、捕虜となり、死なずに帰ってくることができた兵士がいた一方、1941年に開戦した太平洋戦争中の日本軍は、兵士の生還を前提としない作戦を立案、命令し、降伏や捕虜になることを許さず、大戦末期には神風特攻隊として兵士に自爆を強要しました。

 その違いを生み出した決定的な要因について、山崎氏は、天皇を神格化する観念と権力構造が一致する「国家神道」の存在だったと分析しました。

 戦後、GHQは国家神道の廃止と政治と宗教の分離を日本政府に指示し、日本国憲法第20条と89条では「信教自由・政教分離」を柱とする宗教規定を掲げ、国家神道の復活を抑止しました。

 「ここが日本会議や安倍政権が憲法改正を望む原点」と山崎氏は指摘し、次のように続けました。

 「国家神道を否定し封印した日本国憲法を一度排除しなければ、元の国には戻れないという考え方です。安倍首相のいう『日本を取り戻す』というのは、総合的に判断すると戦前・戦中の国家体制であり、それ以外の解釈は難しい」。

 詳しくは、ぜひ本日の再配信をご視聴ください。公共性に鑑み、全編フルオープンで配信します。

 仮に、その日の都合で観られなくても、会員になっていただければ、一般会員なら2ヶ月以内、見逃し配信を自由な時間に観られますし、サポート会員ならば、いつまでも、いつでも好きな時にコンテンツを無期限で視聴できます!

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【タイムリー再配信 1074・IWJ_YouTube Live】19:00~
安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!「自民党改憲草案は『国家神道』の封印を一つ一つ解くものだ」~岩上安身によるインタビュー 第695回 ゲスト 山崎雅弘氏(前編)
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

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※安倍総理はなぜ日本国憲法を忌み嫌うのか――『日本会議 戦前回帰への情念』著者、戦史研究家・山崎雅弘氏に岩上安身が訊く!「自民党改憲草案は『国家神道』の封印を一つ一つ解くものだ」~岩上安身によるインタビュー 第695回 ゲスト 山崎雅弘氏 2016.11.29
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/348288

■国際政治学者の武者小路公秀氏が死去。ご冥福をお祈りいたします。IWJは2017年に武者小路氏の講演を収録、ぜひ御覧ください。

 14日付け東京新聞が「平和研究の第一人者で国際政治学者の武者小路公秀(むしゃこうじ・きんひで)さんが5月23日、老衰のため死去していたことが分かった」と報じました。

※武者小路公秀さん死去 92歳 平和研究の第一人者(東京新聞、2022年7月14日)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/189455?rct=national

 武者小路公秀氏は、元国連大学副学長で、「世界平和アピール七人委員会」の委員でした。

 東京新聞は「学習院大を卒業し、フランスで学んだ。平和主義の立場から米ソ対立や南北問題などを研究。反差別を目指す国際人権運動にも尽力した」と報じています。

 IWJは、2017年11月25日に愛知大学名古屋キャンパスで行われたワークショップでの、武者小路氏の約1時間の講演「中国の一路一帯の文明間の和解」を収録しています。

 以下の記事の会員限定部分にありますので、ぜひ会員登録して御覧ください。

※トランプ大統領アジア歴訪の裏でサウジが暗躍!? イスラエルとともにイランを攻撃!? ~板垣雄三東大名誉教授講演「世界戦争の予感」2017.11.25
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/406188

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 武者小路公秀氏のご冥福を、お祈りいたします。

■【スタッフ募集・テキスト(赤反映担当)班】日刊IWJガイドや記事の執筆、編集業務を行っていただける方、特に深夜業務での作業を厭わない方は優遇し募集します。深夜に及んだ場合は、社用車での帰宅が可能です。時給は1300円から、能力・実績次第で昇給します。深夜業務は法にのっとった割り増し残業代を支払います。

 日刊IWJガイドや記事の執筆、編集などの作業のうち、主に日刊IWJガイド校了前の赤反映業務に携わってもらいます。パソコンのスキルが必要です。時に深夜まで及ぶことがありますが、社用車での帰宅、あるいは自宅への送りが可能です。

 雇用形態はアルバイトまたは契約社員で時給1300円からのスタートになります。能力と実績次第で昇給します。正社員登用の途もあります。在宅勤務や業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

■【スタッフ募集・テキスト(パワポ作成担当)班】書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要とされる「岩上安身によるインタビュー」のパワポ作成に責任をもってかかわっていただける方。時給は1500円です。

 テキスト班で「岩上安身によるインタビュー」のためのパワーポイント作成に責任をもって携わっていただける方を募集します。時給は1500円です。雇用形態はアルバイト又は契約社員からのスタートになります。正社員登用の途もあります。業務委託契約も相談に応じます。残業代、深夜残業代もきっちりお支払いします。

 パワポ作成には、書物や資料を読み砕いていく読解力やリサーチ能力が必要なため、基礎的な学力や広範な教養・知識力が必要です。優れた人員を募集します。

 入社ご希望の方は、下記のURLのスタッフ募集フォームにご記入の上、履歴書、職務経歴書(書式自由)を添付の上、admin@iwj.co.jp までお送りください。

※スタッフ募集フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdiPIiSuiFyoVpF_HRNqdbKlIucA_Vdk6DEWqCq7mCQM6O1kw/viewform

 それでは、本日も1日、よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
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IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、六反田千恵)

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