┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
┠■はじめに~「権力におもねらない独立自尊のメディアが絶対に必要です」! 「今日、より一層体制に組み込まれ、政府の広報機関となり下がってしまったメディアだらけの中で、IWJの存在は益々大切だと感じています」! 激励のメッセージ感謝です! 4月は残すところあと2日です! 今月ご寄付の目標額までまだ149万6900円が必要です! 今期期首からの累積不足分も497万円! どうかIWJ存続のため、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします!
┠■【中継番組表】
┠■本日からゴールデンウイーク! 連休明けに2つの大きな懸念が! 変異株の感染爆発と5月6日に予定されている国民投票法改悪案の強行採決! IWJは、GW中、この国民投票法改悪案反対の様々な特集企画を組み、世論に訴えます! その第一弾として、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」において「日本学術会議任命拒否問題で見えてきた『疑似法治主義』国家ニッポンの姿!菅総理は憲法15条を悪用して独裁を行なっている!その先には軍事研究への誘導がある!岩上安身による立命館大学大学院・松宮孝明教授インタビュー」(1)~(4)の4本を発行いたします! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!!
┠■加速する危機! 大阪は文字通り医療崩壊の危機に! 大阪府の定義する第4波(3月以降の感染拡大)では、第3波(昨年10月10日~2月末)と比べて、重症者の増加速度が3倍に! 50代以下の死者は、第3波の約4倍に急増! 直近8日間でも50代以下の死者が7人、このうち3人に基礎疾患はなかった!
┠■お知らせ! 欠員がありスタッフを緊急募集! インタビュー番組とは別に、岩上安身の単独YouTube番組をスタートします! その準備のためにもスタッフを募集!! IWJのテキスト班の新メンバーを1名、事務ハドル班の新メンバーを1名、ウェブ班の新メンバーを1名、緊急募集します! どうぞご応募ください。
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■はじめに~「権力におもねらない独立自尊のメディアが絶対に必要です」! 「今日、より一層体制に組み込まれ、政府の広報機関となり下がってしまったメディアだらけの中で、IWJの存在は益々大切だと感じています」! 激励のメッセージ感謝です! 4月は残すところあと2日です! 今月ご寄付の目標額までまだ149万6900円が必要です! 今期期首からの累積不足分も497万円! どうかIWJ存続のため、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします!
おはようございます。IWJ編集部です。
本当にありがたいことですが、会員の方々から、連日のように励ましのメッセージをいただいております。ご紹介させていただきます。
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権力におもねらない独立自尊のメディアが絶対に必要です。私も収入が減っているので今の所これ以上の支援はできませんが、よゆうができたらまた!がんばりましょう!!(増島高敬様)
3.11のあの大惨事をきっかけにしてIWJを知り、それまでの政治や社会、世界情勢といったものの見方ががらりと変わってしまいました。私を含む日本人が如何に既成のメディアに毒されてきたのかを思い知らされました。今日、より一層体制に組み込まれ、政府の広報機関となり下がってしまったメディアだらけの中で、IWJの存在は益々大切だと感じています。
恒常的な赤字体質で何とも歯がゆい限りで、また何とか存続して欲しいと思っている自分自身が大した応援ができない事にも苛立ちを感じつつ、3万円のカンパをさせていただきました。岩上様、スタッフの皆様とにかく頑張ってください。(M.T.様)
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増島高敬様、M.T.様、ご寄付とメッセージ、誠にありがとうございます!
IWJの姿は、実はIWJ内部にいる者にはかえってわからないことがあります。こうして、皆様のご寄付とお声を通じて、我々の仕事の客観的な評価が定まってくるものだと心得ます。それだけに、こうして、市民の皆様から励ましのメッセージをいただくのは、何よりも励みになります。
IWJは独立メディアとして、特定スポンサーに依存せず、権力におもねることも、媚びることもなく、活動し続けてきました。社名に独立を意味する「Independent」を入れたのは、日本の真の「自立」を願ってのことです。
国家として「独立」することと、その国家の主権者は国民であること。「国民主権」は絶対に譲ってはならない。これはIWJの背骨を貫くポリシーです。
日刊ガイド4月21日号で岩上安身は「ナチスの聖火リレーをやめない自民党と公明党の菅政権は、その裏で、あろうことかナチスドイツのヒトラーの独裁体制を樹立した授権法(全権委任法)に匹敵する緊急事態条項を含んだ、改憲案を容易に成立させられるようにする国民投票法の改悪を可決しようとしています! しかもコロナ禍で国民が苦しんでいるただ中においてです」と書きました。
コロナ禍と五輪の陰でこっそりと改憲へのステップを踏み、国家緊急権によって内閣による独裁が可能となる緊急事態条項の導入をしようとする企みは、国会(立法府)を空洞化し、国民から主権を奪うものです。
政府与党、衆議院憲法審査会は5月6日に改憲を容易にする国民投票法の改悪を採決しようとしていますが、こんな暴挙は絶対に許してはなりません!
他のメディアはほとんどこの5月6日の採決の危険性をクローズアップしませんが、他メディアが見逃しても、真の独立メディアであるIWJは見逃しません。
※日刊IWJガイド「岩上安身による緊急事態条項を含んだ改憲への道を開く国民投票法改正案反対の檄文!4月21日までのご寄付は約191万円、目標額まであと6割! IWJにご支援ください!」2021.04.22号~No.3143号(日刊IWJガイド、2021年4月22日)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210422
なぜ、平和なはずの日本に、独裁体制を築こうとするのか。これは戦時体制を築くためです。何のため、どの国との戦争なのか。米国の思惑によって日本が「鉄砲玉」に仕立て上げられ、中国との戦争に駆り出されるためです。
IWJは、この危険性を10年前から見越して警告を発してきました。
IWJは独裁にも、米国の従属にも、当然ながら中国への従属にも反対しています。日本は、真の主権国家であるべきです。
「原発を抱えたまま破滅的な戦争」に突入することにも、もちろん反対です。このまま米国の「鉄砲玉」に、無自覚に仕立て上げられてはいけません。安倍政権と同様、菅政権も突き進む破滅的な対米従属の罠にはまってはなりません。我々は、主権国家の道に引き返すべきです。
自由と民主主義・法の支配・人権だけでなく、極右・極左の両方の全体主義にも反対し、平和を維持しながら国民主権にもとづく日本国家の自立を求めるべく、IWJは報道・言論活動を行ってきました。
そうした報道・言論活動を10年続けることができたのは、IWJの姿勢に共感してくださる一般市民の皆さまのご支援によって支えられてきたからです。本当にありがとうございます!
しかし、今月4月も、コロナ禍のもとの現実は厳しく、IWJの運営に必要なご寄付・カンパの目標額に届いておりません。IWJの財政はピンチから脱出できていません。
4月は、本日を含めて残り2日となりました。
4月のご寄付は28日現在、162件、300万3100円と、目標金額450万円の67%にとどまっています。月間目標額の450万円までは、あと149万6900円が必要です。
また昨年8月から今年3月までの、今期第11期・8ヶ月間のご寄付の実績は、目標額と比べてみますとマイナスで、累積の不足分は497万円にのぼります。このままですと、今月、また不足額を増やしてしまいます。7月末の期末は大幅な赤字転落となってしまう危険性があります。
IWJが真のジャーナリズムを今後も継続していくためには、皆さまの会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせませんが、IWJは今、どちらも不足しており、経済的に苦しい状況に直面しています。
赤字が重なれば、これまでのような独立したジャーナリズム活動を維持して、IWJを存続させていくことは困難になってしまいます。
現在、岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況は、その先、長続きすることはできません。
IWJは、岩上安身個人からこれまで993万5000円借り入れており、まったく返済できておりません。
前期の第10期の期末の2020年7月末までは、岩上安身からの借入金残高は、233万5000円でした。
その後、2度に分けて40万円を返済し、2020年9月末には岩上安身からの借入金の残高は193万5000円まで減らしていました。
しかし、コロナ禍の急速な深まりとともに、会費が減り、ご寄付が減り、収入が急激に減ってしまって、資金繰りが非常に厳しくなってしまいました。
そこで、2020年10月末と、明けて2021年1月20日にそれぞれ400万円ずつ岩上安身から借り入れを行い、残高は993万5000円にまで再び膨れ上がってしまいました。
その後、IWJは岩上安身に返済できず、借入金残高は現時点まで、そのままの状態となっています。岩上安身が、IWJの危機に直面しても、これ以上私財を投入できないのは、すでに1000万円近い金額をIWJに貸しており、これ以上は、貯金が底を尽いてしまうからです。
先月3月末までに、多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、それらはすべてIWJの運営にあて、岩上安身への返済には1円も回しておりません。
岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。
IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。
経理が、現時点で様々な要素(支出を必死に切り詰めたり、岩上安身の報酬を全額カットしたことなども含めて)を考慮に入れ、改めて試算し直したところ、今期の赤字転落を避けるためには、今後、第11期の期末となる、7月末までの約4ヶ月の間に、寄付・カンパが最低でもあと1800万円必要であるという結果が出ました。
その金額を、残り4ヶ月で割ると、残りの各月のご寄付目標額は450万円となります。
岩上安身の報酬を期首の時のまま支払っていたり、様々なコストカットをしていなかったら、残りの4ヶ月の目標額は1800万円では済まず、2000万円以上になっていたことは確実です。
会費収入については、コロナ禍による会員の減少に伴い、前期比20%減の予想となっています。この現実は大変重くのしかかっています。
前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。これは、あくまで現状で会員数が下げ止まり、維持されると仮定した予測です。会員数がさらに減れば、もっと状況は厳しくなるでしょう。
会員数の減少に伴う会費の減少により、なおさら、ご寄付・カンパでのご支援が本当に重要になってきています。
前述の通り、IWJが特定のスポンサーや権力に対して、顔色をうかがうことなく、独立した自由な報道と言論をこれまで展開できてきたのは、市民の皆さまのご支援があってのことです。
私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に、独立メディアとして使命を果たすことで、こたえたいと思っています。
IWJは、岩上安身以下、スタッフ一同、IWJを必要としてくださる皆さまのご期待に沿えるように、これからも懸命に頑張ります! そのためにもIWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!
ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!
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みずほ銀行
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店番号 057
預金種目 普通
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店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
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◆中継番組表◆
**2021.4.29 Thu.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ_YouTube Live】19:00~「日本は『原発を抱いたまま米国の戦争に自動参戦する国』に!菅政権はコロナ禍のドサクサに紛れて改憲のための国民投票法改悪採決を画策!改憲の目的はナチスばりの戦時独裁体制の樹立!岩上安身による 立憲民主党 小西洋之参議院議員インタビュー」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
岩上安身による小西洋之参議院議員インタビューを中継します。これまでIWJが報じてきた小西洋之氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%b0%8f%e8%a5%bf%e6%b4%8b%e4%b9%8b
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◆中継番組表◆
**2021.4.30 Fri.**
あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。
【IWJ・エリアCh5・東京】18:10~「原発反対八王子行動(スタンディング)」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_areach5
「キンパチデモ実行委員会」主催の原発反対八王子行動を中継します。これまでIWJが報じてきたキンパチデモ実行委員会関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/kinpachi-demo-executive-committee
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【緊急シリーズ特集!コロナ禍の影で着々と進む戦時独裁体制樹立の改憲!5月6日改憲国民投票法強行採決を許すな!! 2・IWJ_YouTube Live】19:30~「広告宣伝の制限なし!『異常に自由』な国民投票制度―― 憲法改正国民投票は改憲派に有利!! ~岩上安身によるインタビュー 第807回 ゲスト ノンフィクション作家・元博報堂社員 本間龍氏」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured
2017年10月に収録した、岩上安身による本間龍氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた国民投票関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%9b%bd%e6%b0%91%e6%8a%95%e7%a5%a8
[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/402623
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◆昨日アップした記事はこちらです◆
組織委の看護師500人動員要請についてIWJだけが質問! 丸川大臣は「私見は述べない」と言いつつ聖火リレーについては自説開陳のダブルスタンダード! さらには東京都に責任転嫁で不満爆発!~4.27 丸川珠代 東京オリンピック・パラリンピック大臣 定例記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491416
東海第2原発運転差止訴訟の勝訴をもたらした「歴史的判決」から、政府はトリチウム汚染水の海洋放出の問題、原発×戦争リスクまで! ~岩上安身によるインタビュー第1036回 ゲスト 東海第2原発運転差止訴訟・弁護団長河合弘之弁護士
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491024
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■本日からゴールデンウイーク! 連休明けに2つの大きな懸念が! 変異株の感染爆発と5月6日に予定されている国民投票法改悪案の強行採決! IWJは、GW中、この国民投票法改悪案反対の様々な特集企画を組み、世論に訴えます! その第一弾として、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」において「日本学術会議任命拒否問題で見えてきた『疑似法治主義』国家ニッポンの姿!菅総理は憲法15条を悪用して独裁を行なっている!その先には軍事研究への誘導がある!岩上安身による立命館大学大学院・松宮孝明教授インタビュー」(1)~(4)の4本を発行いたします! ぜひ、まぐまぐからご登録ください!!
本日からゴールデンウイークです。
例年なら、この季節は、新緑にあふれ、気温も湿度も申し分なく、明るく乾いた光の下、山や海などの行楽地へ、あるいは故郷へ、出かける皆さんも多い季節です。
今年は、東京、大阪、京都、兵庫に3回目の緊急事態宣言が発令されました。埼玉、神奈川、千葉の首都3県と沖縄は、まん延防止措置の対象となり、三重県と岐阜県もまん延防止措置の適用を国に要請することを決めました。北海道も、適用要請の可能性があります。
GWには、大きな懸念が2つあります。
1つは、3回目の緊急事態宣言やまん延防止措置を適用しても、「人流」を止められず、連休明けに、変異株の感染爆発が起きるかもしれないという懸念です。
もう1つの懸念は、連休明けの5月6日に、国民投票法改悪案が、衆議院で強行採決されるかもしれない、という懸念です。
国民投票法改悪案は自民党の改憲プランとセットです。国民投票法が、このままの形で成立すれば、緊急事態条項を含む自民党の改憲案が国会で発議される可能性が非常に高くなります。実際に発議された場合、国民投票にかけられることになりますが、改憲勢力にとって著しく有利になります。なぜなら、国民投票法第105条で、改憲に関するテレビ・ラジオのCMを投票期日の14日前までは、規制できない仕組みになっているからです。それまでたれ流し放題なのです。
潤沢な資金を有する自民党が電通などと組んで、大量のテレビ・ラジオCMで国民を洗脳し、自民党の改憲プランを実現させるため、全精力を注ぐことは間違いありません。
問題は、この改憲項目の中に、全権を内閣に集中させる内閣独裁条項ともいうべき緊急事態条項が入っていることです。一度、憲法に刻まれ、そして実際に発令されたら、民主主義も、三権分立も、国民主権も息の根を止められ、そしてもう後戻りは不可能です。独裁を解除する規程が存在しないからです。
つまり、5月6日に迫った衆議院の憲法調査会での国民投票法裁決から緊急事態条項発令による戦時ファシズム=国家総動員体制の樹立、そして現実の戦争までまっしぐらなのです。
コロナ禍において、3回の緊急事態宣言を経験したことで、「緊急事態」という言葉に抵抗がなくなっている人もいるはずです。
コロナ禍で3回も緊急事態宣言が発令されても何も危険ではなかったではないか。政府は独裁的な権力なんてふるえなかったではないか。心配のし過ぎだろう、と気の緩んでしまっている人々も多数いるはずです。
あるいは、緊急事態条項自体が危険なのではない、その運用の枠組みが問題なのだという議論や、いや、むしろ、もっと厳しい罰則を伴った個人の自由の制限が必要だ、という議論が現に出てきています。
どれも大きな勘違いをしています。災害や感染症対策のために出される緊急事態宣言は、現行の憲法秩序を根こそぎ引っ繰り返すようなものではありません。しかし、自民党が改憲のために用意している緊急事態条項は、名前こそ似ていますが、中身が根本的に違います。
国会議員の任期を延長させられるとは、永遠に延長することもできるのであり、その場合、選挙がなくなります。国民が政権を選択する権利が失われるのです。
また、内閣が国会の審議を経ることなく、法律と同等の強制力をもつ「政令」を出すことができるようになります。国会が機能を停止させられ、内閣によって現行の憲法秩序を覆すような、どんな無茶苦茶な「政令」が出されても国民は従属しなければならなくなるのです。
これが改憲による緊急事態条項のもたらす内閣独裁体制であり、コロナ禍によって出されている緊急事態宣言とはまったくレベルの違う話なのです。なのに、その大きな違いやその危険性について政府もマスメディアもまったく国民に知らせようとしていません。
IWJは、5月6月を見すえて、このGW中、この国民投票法改悪案反対キャンペーンを実施します。IWJの設立趣旨も、まさに、反改憲なのです。
まず、30日までに、「岩上安身のIWJ特報!日本学術会議任命拒否問題で見えてきた『疑似法治主義』国家ニッポンの姿! 菅総理は憲法15条を悪用して独裁を行なっている! その先には軍事研究への誘導がある! 岩上安身による立命館大学大学院・松宮孝明教授インタビュー」(1)~(4)の4本を発行いたします。
立命館大学大学院法務研究科教授・松宮孝明氏は、菅義偉総理が憲法15条を根拠として日本学術会議の新会員に対する任命拒否を行った6人の学者のうちの1人です。
このインタビューでは、松宮教授は、菅総理による学術会議任命拒否問題の本質が、「独裁の論理」であることをズバリ指摘しています。
「憲法15条っていうのは、内閣総理大臣に、公務員の人事に関して完全にフリーハンドを与える条項だっていう風に、菅総理は読んでいることになる。
これ、ヒトラーが政権掌握して全権を持った時のやり方と似てるんです。ヒトラーはワイマール憲法の中の緊急事態条項を使って、自分に全権を委任する『授権法』を帝国議会で通した。菅総理の今回の言い方は、それすらやらないで、憲法15条が授権法だって言っている。日本の法治主義の本当の危機が、今、来てるんです」
学術会議任命拒否問題は、現在、進行中の、改憲に連なる国民投票法改悪案の強行採決と、その本質を共有するものなのです。
お時間がなく、動画は観られない方でも、テキストであれば、いつでもご自分のペースで読むことができます。ぜひ、お読みください。
■加速する危機! 大阪は文字通り医療崩壊の危機に! 大阪府の定義する第4波(3月以降の感染拡大)では、第3波(昨年10月10日~2月末)と比べて、重症者の増加速度が3倍に! 50代以下の死者は、第3波の約4倍に急増! 直近8日間でも50代以下の死者が7人、このうち3人に基礎疾患はなかった!
大阪における新型コロナの感染拡大が、深刻な状況になっています!
4月13日時点で、第4波で重症者が178名増加するのに要した時間と、第3波で重症者が171名増加するのに要した時間を比較した大阪府の資料によると、第4波は24日間で第3波は約3か月間と、そのスピードが3倍以上に加速していることがわかりました。
※【資料1-2】現在の療養状況について(4頁、第47回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議、2021年4月24日)
https://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/47kaigi.html
大阪府の4月中旬以降の病床使用率の評価は、「重症病床は満床の状態となり、軽症中等症病床使用率も8割程度(重症者を治療継続をすることで、軽症中等症患者受入可能な病床数は実際より少ない)と極端にひっ迫」と、深刻度を深めています。
※【資料1-1】現在の感染状況について(5頁、第47回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議、2021年4月24日)
https://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/47kaigi.html
ここで気になる傾向は、重症患者の増加スピードと病床のひっ迫度だけではありません。50代以下の若い人の重症化率が急増しているのです。
大阪府の分析では、第4波(3月1日以降で4月19日時点)では、変異株(主に英国変異株)陽性者は第3波と比べ、全体的に重症化率が高くなり、しかも重症者数に占める50代以下の若年層の割合が35.6%(第3波 17.5%)と2倍以上になっているのです。
変異株は、旧来株の新型コロナとは、別の病原体であり、もっと危険で深刻な感染源であると受け止めて、認識を根本的に改める必要があります。重症化率も、致死率も低い、ハイリスクなのは老人だけで、若年層にとっては風邪やインフルエンザのような一過性の感冒に過ぎないなどとコロナを「なめていた」人々も、そろそろそんな軽口を口にするのをやめるべきです。コロナを風邪と同レベルと見なすのは自分と他人の命を危険にさらす、文字通り致命的な過ちです。
IWJは「コロナウイルスは存在しない」「マスクは不要」などという科学的根拠のまったくないデマをYouTubeで流し続けてきた徳島大学名誉教授の大橋眞氏の危険な煽動を一貫して正面から批判してきました。
※【特別寄稿】新型コロナウイルスをめぐる「ニセ医学」に騙されないために~「新型コロナウイルスは存在しない」と断言する大橋眞徳島大学名誉教授を論破する! 2020.8.24
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/479981
当初、会員の方々の一部やスタッフの中からも、大橋氏に共感し、岩上安身とIWJのスタンスを非難する声が出ましたし、退会者も続出しましたが、IWJは姿勢を決して崩しませんでした。非科学的なデマは非科学的なデマなのです。今後もIWJは、デマに対して対抗言論を展開していきます。
※【資料1-3】現在の療養状況について(8頁、第46回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議、2021年4月21日)
https://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/46kaigi.html
話を変異株の危険性に戻します。
死者についても、同様の傾向が見られます。
大阪府の分析によると、第3 波では、死者934人のうち、50代が14人、40代が3人、30代が1人で、50代以下が、1.9%でした。
しかし、3月以降の第4波では、4月19日時点で、死者110人のうち、50代が7人、40代が1人で、全体に占める割合は7.3%と、なんと第3波の4倍近くまで跳ね上がっているのです。
※【資料1-3】現在の療養状況について(10頁、第46回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議、2021年4月21日)
https://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku_keikaku/sarscov2/46kaigi.html
大阪府の発表した資料で、4月20日から27日までの1週間分だけのデータに限ってみても、死に至った方は、50代4人、40代1人、30代2人と、ハイペースで若い人の死者が増えています。しかも、このうち50代の女性1人と30代の男女2人には基礎疾患がありませんでした。「高齢の持病持ち」しか重症化しない、という旧来株の「セオリー」がまったく通用しないのです。
感染症学のセオリーでは、長期的に見れば、ウイルスは宿主と共存するために「弱毒化」するとされます。
徹底した感染防止策をとり、病気が広がる速度を遅くできれば、ウイルスが、新たな宿主を見つけにくい状況となり、「宿主を大切にする」弱毒の病原体が生き残りに有利になるとされてきました。
新型コロナウイルス変異株は、弱毒化ではなく、明らかに強毒化しているように思われます。まだ、判断するのは時期尚早かもしれませんが、その「強毒化」の傾向を生み出してしまったのは、徹底した感染対策をとらなかったために、感染の拡大速度を制限できず、結果、「宿主を大切にせず、早々に死に至らせても、次々と他の個体に感染することで生き延びられる」ため、ウイルスの「強毒化」につながってしまった可能性があるのかもしれません。
■お知らせ! 欠員がありスタッフを緊急募集! インタビュー番組とは別に、岩上安身の単独YouTube番組をスタートします! その準備のためにもスタッフを募集!! IWJのテキスト班の新メンバーを1名、事務ハドル班の新メンバーを1名、ウェブ班の新メンバーを1名、緊急募集します! どうぞご応募ください。
IWJでは、欠員が出たため、テキスト班の新メンバーを1名、ハドル班の新メンバーを1名、ウェブ班の新メンバーを1名、緊急大募集します! また、Youtube番組制作のための動画編集・エフェクトなどが得意な人材も募集! 外注も含めて検討します。
財政難に苦しんでいるIWJですが、スタッフ雇用は継続し、賃下げも行っていません。これまでの支えてきてくださったサポート会員の皆さま、会員の皆さま、ご寄付カンパをいただくなど支援してくださった皆さまの期待に応じるべく、前を向いて新たな番組作りに挑んでいきます! そのために、新たな息吹をもたらしてくれる人材を求めたいと思います。
IWJには正社員制度があり、週休2日制を徹底しており、残業時間を三六協定の範囲内(月45時間、年360時間)に抑えることに全力を注いでいます。スタッフの残業時間が過剰にならないためにも、コンテンツの質と量を向上させていくためにも、人材の確保が急務となっています。
真に公共性、公益性のある報道を目指すIWJに共感される方、お待ちしています!
<テキスト班>
テキスト班では新メンバーを1名募集します。正社員として週5日フルタイム勤務のできる方を最優先で募集しますが、週3日などの変則勤務にも、優秀な方の場合、できるだけ対応いたします。
テキスト班スタッフには、日刊IWJガイドの編集、記事や特報の作成といった業務がありますが、その中で最も重要な業務は岩上安身のインタビューで使うパワーポイントの作成です。リサーチをした上で、岩上と構成やディテールを詰め、パワーポイントに落とし込むという仕事です。資料を読み込み、読解してゆく能力が必要となります。
パワポ作成など、番組制作のアシスト作業ができる方は時給1500円からのスタートとなります。
インタビュー用パワーポイントの作成まではできないという場合には記者としての仕事が中心となり、その場合、時給は1300円からのスタートとなりますが、今回は上記の番組制作アシスタントの方を優先して採用します。
今回は、岩上安身によるインタビュー番組だけではなく、時事問題の分析や解説などをする、岩上安身単独のYouTube番組もスタートする予定なので、そうしたアシストをする意識を明確に持つ方を求めます。
IWJのポリシーを理解し、共感している人材を求めます。IWJが常に警鐘を鳴らしている「原発を抱えたまま米国の属国として改憲によって緊急事態条項を導入し、米国の戦争を肩代わりとして、中国等と戦争する」リスクなど、米国の単独覇権の時代から、米中の国力が接近して覇権を巡る対立が激化する時代の中で、日本が悪い形で戦争に巻き込まれてゆくリスクについて強い関心を持つ方、ベースの知識がある方、さらに学ぼう、知ろう、戦争を食い止めようという意欲のある方、ぜひいらしてください。
知的好奇心が旺盛でリサーチ力のある方、地道に粘り強く仕事のできる方、気力・体力・機動力のある方、そして、チームワークを大事にできる方、何よりも、ジャーナリストとしての岩上安身のアシスタント、サポートをしたいという気持ちのある方、歓迎いたします!
<事務ハドル班>
事務ハドル班は、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立てて指示を出すという、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊ガイドでの番組表へ反映させる、IWJのコンテンツ構成の要ともなる部署です。
ご応募の資格は第一に穏やかな性格で、明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方、そして第三にPCスキルがある方です。
事務ハドル班は、時給1200円からのスタートとなります。もちろん、仕事の習熟に伴って、昇給していきます。
<ウェブ班>
ウェブ班では欠員のため、新メンバーを1名募集します。ウェブ班で必要なスキルは、HTML、CSSの知識およびWordPressでの実務経験ですが、IllustratorやPhotoshopといったグラフィックソフトが扱える方、PHP、JavaScriptなどが使える方は歓迎します。
また、ウェブ班ではYouTube動画のサムネイルデザインなども行っています。さらに、前述のように岩上安身の単独YouTube番組をスタートするにあたり、映像編集ソフト(Premiere、After Effects)で、社内で撮影した動画に、短時間で素早く字幕スーパー、効果音、BGMなどを入れていただきます。ある程度、アニメーションが使えたり、ビデオカメラで撮影ができる方は、歓迎いたします。
経験・技術のある方は、時給1400円からのスタートになります。
皆さまのお知り合いで、ネットメディアの仕事に強い興味をお持ちの方などもおられましたら、ぜひお声をかけていただければと存じます。いずれのセクションも能力と実績によって順次昇給していきますが、2ヶ月の研修期間があり、本採用に至らないこともまれにはありますので、その点はご承知おきください。
他の仕事と兼業したい、あくまで独立業者として関わりたい等のリクエストにも柔軟に応じて、パートタイム、兼業、業務委託、外注などの働き方もあります。お迷いの方も、ぜひご応募ください!
ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!
※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform
それでは、本日も1日よろしくお願いします。
IWJ編集部(岩上安身、塩澤由子、尾内達也、木原匡康)
IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/ 】