日刊IWJガイド・非会員版「『日本には稀な独立メディアであるIWJからの情報はとても貴重』!~応援メッセージに感謝! 4月も財政ピンチです! これからもご支援をよろしくお願いいたします!」2021.04.20号~No.3141号


┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━
■はじめに~「日本には稀な独立メディアであるIWJからの情報はとても貴重」「こういうインタビューをこれからも続けて欲しい」!~応援メッセージをありがとうございます! 4月も財政ピンチです! 今月の目標額まであと293万3900円が必要です! 赤字転落しないよう、皆さまからのご支援をよろしくお願いいたします!
■【中継番組表】
■「街全体の人の動きを大きくいったん停止するというぐらいの厳しい内容の緊急事態宣言が必要」! 大阪府の吉村洋文知事が国に緊急事態宣言の発出要請を表明! 医療崩壊に対し、感染症法にもとづく病床提供要請を行うことも発表! しかもPCR検査の拡充は念頭になし! 大阪府をここまでに追い込んだ原因は、橋下徹氏らが強く主張するPCR検査抑制論にあるとまだ認めず!
■<岩上安身によるインタビュー>免疫逃避変異E484Kとは!?「第4波」変異株感染拡大にもかかわらず、過少検査でワクチンも打てないまま東京五輪の愚! 岩上安身による 国立遺伝学研究所教授 川上浩一氏インタビューは本日、録画収録となります。配信は近日中に行います。配信日時は後日お知らせします。
■IWJ産業医の前田桂子医師(日本女医会前会長)が、自身の新型コロナワクチン2回目接種で38度を超える発熱などの副反応! 血栓症が報じられているアストラゼネカやJ&Jワクチンが「おすすめできない」もうひとつの理由もうかがいました!
■<取材報告>「巌の無実はもうじき証明されます!」「最高裁が袴田事件が『誤判』と認めた。これは画期的!」~日本外国特派員協会主催 袴田秀子氏(袴田巌氏の姉)、西嶋勝彦氏(袴田事件弁護団団長)記者会見
■お知らせ! インタビュー番組とは別に、岩上安身の単独YouTube番組をスタートします! その準備のためにスタッフを募集!! IWJのテキスト班の新メンバーを1名、事務ハドル班の新メンバーを1名、緊急募集します! どうぞご応募ください。
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■はじめに~「日本には稀な独立メディアであるIWJからの情報はとても貴重」「こういうインタビューをこれからも続けて欲しい」!~応援メッセージをありがとうございます! 4月も財政ピンチです! 今月の目標額まであと293万3900円が必要です! 赤字転落しないよう、皆さまからのご支援をよろしくお願いいたします!

 おはようございます。IWJ編集部です。

 IWJにご寄付をくださった方から、応援のメッセージをいただきましたので、ここに感謝を込めてご紹介させていただきます。

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米中間の新冷戦が始まってしまった現在、日本には稀な独立メディアであるIWJからの情報はとても貴重だと思っています。米国バイデン大統領の表明した9.11、20周年をもってアフガニスタンからの撤兵を完了することへの分析、孫崎享先生や高橋和夫先生、田代秀敏氏へのインタビュー等もまたお願いしたいです。(I.T. 様)

いつもの定期的な寄付です(中嶋 誠司 様)

河合弁護士のインタビューがおもしろかった。こういうインタビューをこれからも続けて欲しいから(高崎 明 様)
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 皆さま、メッセージをありがとうございます! 本当に励みになります!

 大手メディアの多くは、コロナ感染「第4波」を大きく報じていますが、「コロナ禍での五輪開催リスク」について、真剣に論じ、報じようとしません! これは、主だった新聞社が五輪のスポンサーになり、テレビ局は「五輪放映権利権」に固執しているためだということを、これまでIWJは指摘し続けてきました。

 「コロナ禍での五輪開催」リスクも、「原発を抱えて戦争」リスクも、NHKを含めたテレビ、新聞等大メディアにとって、正面から取り上げられないタブーなのです。

 独立メディアであるIWJは、そのスタートから10年経った今まで、ずっとこうしたタブーにとらわれず報道し、論評し続けてきました!

 IWJが独立メディアとして特定スポンサーに依存せず、権力におもねることも、媚びることもなく活動できてきたのは、一般市民の皆さまのご支援によって支えられてきたからです! IWJが、真のジャーナリズムを今後も継続していくためには、皆さまの会費とご寄付・カンパによるご支援が欠かせません。

 4月も3分の2が経過しましたが、現状、ご寄付・カンパが不足していて苦しい状況にあります。

 4月は19日現在、156万6100円(100件)と、目標金額450万円の35%にとどまっています。危険といっていい水準です。

 今月は月間目標額の450万円まで、あと293万3900円が必要です。残りの日数を考えると、非常に厳しく、苦しい状況です。また今期ご寄付の3月末までの累積の不足分は497万円にのぼります。このままですと、今月、また月間の目標額に達せず、不足額を増やしてしまい、7月末の期末は大幅な赤字転落となってしまう危険性があります。

 赤字が重なれば、これまでのようなジャーナリズム活動を維持して、IWJを存続させていくことは困難になってしまいます。

 岩上安身は自身の報酬を100%カットし、今期末まで「ただ働き」のまま、「手弁当」どころか「持ち出し」で、日々の激務に取り組んでいます。しかし、岩上安身個人にしわ寄せをする「異常」な状況は、長続きできません。

 IWJは、岩上安身個人からこれまで993万5000円借り入れており、まったく返済できておりません。

 前期の第10期の期末の2020年7月末までは、岩上安身からの借入金残高は、233万5000円でした。

 その後、2度に分けて40万円を返済し、2020年9月末には岩上安身からの借り入れ金の残高は193万5000円まで減らしていました。

 しかし、コロナ禍の急速な深まりとともに、会費が減り、ご寄付が減り、収入が急激に減ってしまって、資金繰りが非常に厳しくなってしまいました。

 そこで、2020年10月末と、明けて2021年1月20日にそれぞれ400万円ずつ岩上安身から借り入れを行い、残高は993万5000円にまで再び膨れ上がってしまいました。

 その後、IWJは岩上安身に返済できず、借入金残高は現時点まで、そのままの状態となっています。岩上安身が、IWJの危機に直面しても、これ以上私財を投入できないというのは、すでに1000万円近い金額をIWJに貸しており、これ以上は、貯金が底をついてしまうからです。

 先月3月に、多くの方々からご寄付・カンパをいただきましたが、それらはすべてIWJの運営にあて、岩上安身への返済には1円も回しておりません。

 IWJが赤字転落した場合、岩上安身がこれ以上個人でIWJを支えるのは不可能です。

 岩上安身も一人の人間であり、生活者であり、扶養しなければならない家族もいます。老後の貯えを削ることにも限界があります。

 経理が、現時点で様々な要素(支出を必死に切り詰めたり、岩上安身の報酬を全額カットしたことなどもふくめて)を考慮に入れ、改めて試算し直したところ、今期の赤字転落を避けるためには、今後、第11期の期末となる、7月末までの約4ヶ月の間に、寄付・カンパが最低でもあと1800万円必要であり、その金額を、残り4ヶ月で割ると、毎月のご寄付目標額は450万円となります。

 期首に立てた月間の目標額450万円と同じ額ではないのか、と思う方もいると思いますが、すでにご寄付の累積のマイナス分が498万円、会費の減少も、後述するように、1672万円となっているため、実際の収入は大幅にマイナスとなっています。そこで支出を徹底的に切りつめ、さらに岩上安身の報酬を全額カットしたことで、たまたま期首の目標額と同じ額となりました。

 岩上安身の報酬を期首の時のまま支払っていたり、様々なコストカットをしていなかったら、残りの4ヶ月の目標額は1800万円ではすまず、2000万円以上になっていたことは確実です。

 会費収入については、コロナ禍による会員の減少に伴い、前期比20%減の予想となっています。この現実は大変重くのしかかっています。

 前期の会費収入は8322万円でしたが、今期の予想はマイナス1672万円の6650万円になるだろうと予測しています。これは、あくまで現状で会員数が下げ止まり、維持されると仮定した予測です。会員数がさらに減れば、もっと状況は厳しくなるでしょう。

 会員数の減少に伴う会費の減少により、なおさら、ご寄付・カンパでのご支援が本当に重要になってきています。

 毎月15日が会費の納付の〆切です。今月も15日を過ぎました。納付をお忘れの方々がいらっしゃいます。この15日まで納付がないと、会員のサービスを一時的に停止せざるをえません。

 残念なことに、15日の段階で会費がなかった(間に合わなかった)方々がいて、有効会員数は減ってしまっています。

 IWJの運営費は、この会費とご寄付・カンパとで成り立っています。前述の通り、IWJが特定のスポンサーや権力に対して、顔色をうかがうことなく、独立した自由な報道と言論をこれまで展開できてきたのは、市民の皆さまのご支援があってのことです。

 私たちは、ご寄付や会費という形で、市民の皆さまから託された期待に、独立メディアとして使命を果たすことで、こたえたいと思っています。

 IWJは、岩上安身以下、スタッフ一同、IWJを必要としてくださる皆さまのご期待に沿えるように、これからも懸命に頑張ります! そのためにもIWJを支えてくださる市民の皆さまのご支援、ご協力が、どうしても必要です!

 ぜひ、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!

※ご寄付・カンパはこちらからお願いします。
https://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html

※ご寄付・カンパは「note」のページからでも可能です。「note」内でお読みになりたい記事をクリックしますと、「記事を購入する」欄の下部に「気に入ったらサポート」という緑のアイコンがありますので、そちらをクリックしますと、ご寄付・カンパ欄が表示されますのでそちらからお願いいたします。

※ご寄付・カンパを取り扱っております金融機関名です。よろしくおねがいします。(クレジットカードの場合は、上記URLからお入りください)

みずほ銀行
支店名 広尾支店
店番号 057
預金種目 普通
口座番号 2043789
口座名 株式会社インデイペンデント ウエブ ジヤーナル

城南信用金庫
支店名 新橋支店
店番号 022
預金種目 普通
口座番号 472535
口座名 株式会社インディペンデント.ウェブ.ジャーナル

ゆうちょ銀行
店名 〇〇八(ゼロゼロハチ)
店番 008
預金種目 普通
口座番号 3080612
口座名 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル カンリブ

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 ぜひ、皆さま、会員になって支えてくださるよう、お願いいたします! また、お知り合いの方にぜひIWJの存在や、他のマスコミとは一線を画したその報道姿勢を、口コミでもSNSででも、広めていただけるよう、ご協力をお願いいたします!

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 さらに、サポート会員にご登録いただくと、メルマガ「岩上安身のIWJ特報!」をすべて無料で閲覧することができます。「岩上安身のIWJ特報!」は、岩上安身によるインタビューを文字起こしし、詳細な注釈をつけたメルマガです。インタビュー動画を見る時間をなかなか取れない、インタビュー動画の内容をもっと詳しく知りたいという方には特におすすめです。

 サポート会員へ移行してくださる方が増えれば、IWJの活動は今よりもずっと安定したものになります。サポート会員の人数が4000名に達すれば、それだけでご寄付やカンパをいただかなくても、活動資金をまかなえることになります。

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 IWJでは、月払いをお選びいただいた会員の方の会費納入期限を、毎月15日に設定させていただいています。そのため、15日を過ぎた段階で、会費をお納めいただけなかった方に対し、やむをえず、会員の資格を一時停止する手続きを取らせていただいています。

 会員の皆さん、本日は20日です。会費納付の締め切りは5日前の15日でした! 一部、会費を納め忘れている方がいらっしゃいます! ぜひ、急ぎお納めいただき、有効会員として「復活」してください!

 現在、会費未納等でいったん休眠会員となられている方も、 会員番号はすべて保存してありますので、会費をご納付いただければ、着金が確認され次第、いつでも再開できます! ぜひ、再開をお願いいたします!

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◆中継番組表◆

**2021.4.20 Tue.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【IWJ_YouTuebLive】13:00~「ミャンマーで拘束されているジャーナリスト北角裕樹さんの釈放を求める記者会見 ―登壇:望月衣塑子氏(東京新聞記者)、青木理氏(ジャーナリスト)ほか」
視聴URL: https://www.youtube.com/user/IWJMovie/featured

 「ミャンマーで拘束されているジャーナリスト北角裕樹さんの釈放を求める有志の会」主催の記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきたミャンマー関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/myanmar
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【IWJ・Ch6】15:45~「茂木敏充 外務大臣 定例会見」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch6

 茂木敏充外務大臣による記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた外務大臣関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e5%a4%96%e5%8b%99%e5%a4%a7%e8%87%a3
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【IWJ・Ch5】17:00~「声明『日本学術会議会員候補6名の速やかな任命と政府の権力介入の撤回を求めます』の発表について記者会見 ―登壇:池田香代子氏(翻訳家)、井上淳一氏(脚本家、映画監督)ほか」
視聴URL: https://twitcasting.tv/iwj_ch5

 学問、表現の自由をまもるために声をあげてきた作家、芸術家、映画人、芸能人、ジャーナリスト、法律家、学者など各分野の識者らによる声明の発表についての記者会見を中継します。これまでIWJが報じてきた日本学術会議関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%ad%a6%e8%a1%93%e4%bc%9a%e8%ad%b0

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◆中継番組表◆

**2021.4.21 Wed.**

あくまで予定ですので、変更、中止、追加などがある場合があります。また電波状況によっては、安定した中継ができない場合もございますので、ご了承ください。

【タイムリー再配信 928・IWJ_YouTube Live】19:00~「元博報堂・本間龍氏がスクープ証言!『電通過労死事件』で安倍総理が『オリンピック』への影響を懸念!電通・石井社長が官邸に呼び出されていた!?岩上安身による独占インタビュー 第685回 ゲスト 本間龍氏(続編)」
視聴URL: https://iwj.co.jp/wj/open/archives/420867

 2016年11月に収録した、岩上安身による本間龍氏インタビューを再配信します。これまでIWJが報じてきた本間龍氏関連の記事は以下のURLから御覧いただけます。
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/tag/%e6%9c%ac%e9%96%93%e9%be%8d

[記事URL] https://iwj.co.jp/wj/open/archives/344919

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◆昨日再アップした記事はこちらです◆

(再掲載)「働かせホーダイ」改悪法案強行採決!? 高プロ制度の危険性、そして加藤勝信厚労大臣による「ご飯論法」の詭弁を暴く!~5.22 岩上安身による緊急インタビュー 第871回 ゲスト 法政大学・上西充子教授
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/422082

(再掲載)辺野古基地とならぶ沖縄県知事選の争点!構造的差別の原因をつくる「沖縄振興体制」から子どもを守れ! ~岩上安身によるインタビュー 第904回 ゲスト 琉球大学教育学部教授・島袋純氏(前編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431059

(再掲載)辺野古基地とならぶ沖縄県知事選の争点!構造的差別の原因をつくる「沖縄振興体制」から子どもを守れ!~岩上安身によるインタビュー 第904回 ゲスト 琉球大学教育学部教授・島袋純氏(後編)
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/431166

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■「街全体の人の動きを大きくいったん停止するというぐらいの厳しい内容の緊急事態宣言が必要」! 大阪府の吉村洋文知事が国に緊急事態宣言の発出要請を表明! 医療崩壊に対し、感染症法にもとづく病床提供要請を行うことも発表! しかもPCR検査の拡充は念頭になし! 大阪府をここまでに追い込んだ原因は、橋下徹氏らが強く主張するPCR検査抑制論にあるとまだ認めず!

 昨日19日午前、大阪府の吉村洋文知事は記者団の囲み取材で、20日に開かれる大阪府新型コロナウイルス対策本部会議で、政府に緊急事態宣言の発令要請を決定する考えを明らかにしました。

※2021年4月19日(月) 吉村洋文大阪府知事 囲み会見(大阪維新の会)
https://youtu.be/Fju_LkVskXQ

 会見で吉村知事は「今日でまん延防止等重点措置がされてからちょうど2週間が経過しました」と述べ、前日の18日に、本来なら減少するはずの日曜日に過去最多の1220人の感染者が出たこととあわせ、「医療提供体制が極めて厳しい状況にある」として、「緊急事態宣言の要請を国にするべきだという判断をしています」と述べました。

 また、吉村知事は「この間、前回の緊急事態宣言とほぼ同じ内容の、8時の時短要請、不要不急の外出自粛の呼びかけをやってまいりましたが、現状、大きく抑えられているという状況にはなっていません」と述べ、「現状の認識としましては、人の動きを大きく止めるようなより強い内容の緊急事態宣言が必要であると思っています」、「変異株に対応していくという意味でも、このまん延防止の状況を判断しても、街全体の人の動きを大きくいったん停止するというぐらいの厳しい内容の緊急事態宣言が必要ではないか」として、飲食店や百貨店、テーマパークなどにも休業要請を行う考えを示しました。

 より厳しい対策をと吉村府知事は民間企業の息の根を止めるようなことをいいますが、なぜその点に全府民にPCR検査を行う、といった検査の積極利用を頑なに用いないのでしょうか? 維新のファウンダーで、吉村府知事の「先輩」でもある橋下徹氏も自身はPCR検査を受けているのに、一般大衆へのPCR検査の大量実施には猛反対を続けています。こうした間違った判断が大阪を追い込んできたという「反省」がここに至っても生まれてこないのでしょうか?

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■<岩上安身によるインタビュー>免疫逃避変異E484Kとは!?「第4波」変異株感染拡大にもかかわらず、過少検査でワクチンも打てないまま東京五輪の愚! 岩上安身による 国立遺伝学研究所教授 川上浩一氏インタビューは本日、録画収録となります。配信は近日中に行います。配信日時は後日お知らせします。

 岩上安身は本日午後3時から、国立遺伝学研究所の川上浩一教授に録画収録によるインタビューを行います。

 川上教授は、遺伝研の他の先生方と栃木県宇都宮市のインターパーク倉持呼吸器内科院の倉持仁医院長ら民間クリニックと、共同研究ネットワークを作り、手弁当で新型コロナウイルス検体の遺伝子解析をおこなっています。

 そうした中、インターパーク倉持呼吸器内科の患者さんから採取された6検体のうちの1検体から、英国変異株とは異なる新しい変異株が確認されたと、3月11日にツイッターで報告しました。

※栃木で新しい変異株が出現! 栃木県のインターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁医院長と国立遺伝学研究所の川上浩一教授の共同研究で英国株(B.1.1.7)、南アフリカ株(B.1.351)、ブラジル株(P.1)とは異なる新しい変異株を確認! この変異株にも免疫逃避能力が懸念される! 国立感染症研究所の発表した起源不明の新変異株394件と同じものか?(日刊IWJガイド、2021年3月13日)
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/48453#idx-6

 現在、関西を中心に猛威をふるっている英国型の変異株は、N501Y変異という特徴を持つもので、感染性、伝播のしやすさが高いとされ、2次感染率の増加、死亡リスクの増加の可能性を示唆する疫学データもあります。

 一方、南アフリカ型、ブラジル型と呼ばれる変異株は、このN501Y変異に加えてE484K変異という特徴を持ちます。このE484K変異には、免疫逃避(免疫力があっても、その免疫が効かないこと)との関連が指摘されており、せっかくワクチンを接種して、免疫力をつけても、その有効性を低下させる懸念があります。

 川上教授らが独自に確認した変異株は、E484K変異を持ちながら、N501Y変異を持たないとのことです。これと同じ、免疫逃避の特徴をもつE484K変異を持ちながら、N501Y変異を持たない変異株は、同じ時期に前後して、慶應大学医学部臨床遺伝学センターや国立感染症研究所からも報告されています。

 現在、厚生労働省は英国型、南アフリカ型、ブラジル型に共通の変異であるN501Y変異のみを変異株としてスクリーニング調査しています。倉持院長はこれを「検疫が緩く、不十分」だと訴えています。

 E484K変異のスクリーニング調査がなぜ行われていないのか、この国のもたつきは原因は何か。根本的に理解不足が国にあるのか、それとも厚労省内の医系技官らがPCR検査抑制論をすすめて今も護持しているのと同様の、またしても論理的には理解不能の「国策」なのか。国はこの「不備」について、理由を説明すべきです。

 現在、首都圏ではE484K変異を持つ変異株が増えていますが、N501Y変異を持つ変異株も急増しており、5月上旬にはN501Y変異株が9割を上回ると予想されています。

 本日のインタビューでは、各変異株の特徴や脅威について、川上教授に詳しくお話をうかがいます。

 また、川上教授はツイッターなどで、検査の拡大による無症状者の検出を訴え、「日本のコロナ対策は根本から間違っている」と批判しています。この点は、IWJのこれまでの主張と、ほぼ重なります。ファイザーやモデルナ、アストラゼネカなどが開発した遺伝子ワクチンについても「本当に大丈夫か?」との疑念を表明し、血栓症が報告されているアストラゼネカのワクチンについては「別のワクチンを打つ方がいいと思う」との意見も表明しています。

 GoToトラベルや入国制限緩和、聖火リレーなどについても批判し、「まともなコロナ対策ができる政権に変えなければ」とも表明している川上教授に、政治が行うべきコロナ対策についても、お話をうかがう予定です。

 インタビューは本日録画収録となります。配信は近日中に行います。配信日時は後日お知らせします。

■IWJ産業医の前田桂子医師(日本女医会前会長)が、自身の新型コロナワクチン2回目接種で38度を超える発熱などの副反応! 血栓症が報じられているアストラゼネカやJ&Jワクチンが「おすすめできない」もうひとつの理由もうかがいました!

 IWJの産業医であり、日本女医会の前会長である昭和大学病院の前田佳子医師が、新型コロナウイルスワクチンの2回目接種後、38.2度の発熱や頭痛、倦怠感といった副反応を経験し、3月16日(金)のフジテレビ系列のニュース番組でコメントが放送されました。

※頭痛、発熱も 動けないだるさ 副反応経験の医師
https://www.fnn.jp/articles/-/170571

 前田医師の周囲には、接種後、仕事を休んだ人もいたとのことで、接種を受ける際には、翌日は休みを取るか、翌日が休みの日を選ぶか、考えた方がいいと話しています。

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■<取材報告>「巌の無実はもうじき証明されます!」「最高裁が袴田事件が『誤判』と認めた。これは画期的!」~日本外国特派員協会主催 袴田秀子氏(袴田巌氏の姉)、西嶋勝彦氏(袴田事件弁護団団長)記者会見

 昨日、「袴田事件」に関する記者会見が、日本外国特派員協会で開催されました。登壇者は袴田巌氏の姉の袴田秀子氏、弁護団長の西嶋勝彦弁護士、弁護団事務局長の小川秀世弁護士で、司会進行はジャーナリストの神保哲夫氏が務めました。

 今回の記者会見は、1966年に静岡県清水市(現・静岡市)で一家4人が殺害された強盗殺人事件「袴田事件」で死刑が確定した袴田巌さんについて、最高裁判所第3小法廷(林道晴裁判長)が、再審・裁判のやり直しを認めなかった東京高等裁判所の決定を取り消し、高裁で再び審理するよう命じる決定を、2020年12月23日に下したことを踏まえて行われました。

※「袴田事件」で、最高裁判所が、再審・裁判のやり直しを認めなかった東京高等裁判所の決定を取り消し! 高裁で再び審理するよう命じる決定!(日刊IWJガイド、2020.12.24号)
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20201224#idx-6

 西嶋勝彦弁護士は、袴田氏の犯行時の着衣とされた、血痕が付着した5点の衣類の写真を示して、最高裁がその証拠能力に疑問を呈する形で、高裁に再審理を求めた経緯を説明しました。

 5点の衣類は、犯行現場近くの工場の味噌タンクから発見されたものですが、犯行直後にタンクに隠され、1年以上味噌漬けされとされる割に血痕の色が不自然だとして、発見直前にタンクに入れられた「捏造された」証拠の可能性を弁護側が指摘しています。最高裁の判断は、これに応えたものでした。

 現在、浜松市で姉の秀子氏と暮らす袴田巌氏の散歩姿などをとらえた映像上映後、秀子氏は「(裁判は)50年かかって、やっと明かりが見えてきた」「最高裁の高裁の差し戻しは、ほんとうに私は喜んでおりました」「巌にもそう言いましたら、(勘違いをして)『再審が終わった』と申しておりました」「巌の無実はもうじき証明されます」と、喜びと期待を語りました。

 しかしその一方で、袴田氏は仮釈放後、現在に至るまで、男性の訪問者を避けるなどの拘禁反応を見せているとのことです。

 小川秀世弁護士は、「最高裁が袴田事件が間違っていた、『誤判』であることを認めた。これは画期的である」と評価しました。

 小川弁護士は、「これまで日本では、1980年代に再審で無罪となった、免田、財田川、松山、島田の4事件が、死刑事件の誤判とされてきた」としたうえで、「今回の最高裁の決定は、再審開始は認めなかったが、誤判を認めたことは、画期的だった。この決定で、わが国の5件目の死刑事件の誤判になったということ」と、その意義を強調しました。

 ぜひ、動画で、会見の詳しい模様を御覧ください。

※「巌の無実はもうじき証明されます!」「最高裁が袴田事件が『誤判』と認めた。これは画期的!」~日本外国特派員協会主催 袴田秀子氏(袴田巌氏の姉)、西嶋勝彦氏(袴田事件弁護団団長)記者会見
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/491164

■お知らせ! インタビュー番組とは別に、岩上安身の単独YouTube番組をスタートします! その準備のためにスタッフを募集!! IWJのテキスト班の新メンバーを1名、事務ハドル班の新メンバーを1名、緊急募集します! どうぞご応募ください。

 IWJでは、欠員が出たため、テキスト班の新メンバーを1名、ハドル班の新メンバーを1名、緊急大募集します! また、Youtube番組制作のための動画編集・エフェクトなどが得意な人材も募集! 外注も含めて検討します。

 財政難に苦しんでいるIWJですが、スタッフ雇用は継続し、賃下げも行っていません。これまでの支えてきてくださったサポート会員の皆さま、会員の皆さま、ご寄付カンパをいただくなど支援してくださった皆さまの期待に応じるべく、前を向いて新たな番組作りに挑んでいきます! そのために、新たな息吹をもたらしてくれる人材を求めたいと思います。

 IWJには正社員制度があり、週休2日制を徹底しており、残業時間を三六協定の範囲内(月45時間、年360時間)に抑えることに全力を注いでいます。スタッフの残業時間が過剰にならないためにも、コンテンツの質と量を向上させていくためにも、人材の確保が急務となっています。

 真に公共性、公益性のある報道を目指すIWJに共感される方、お待ちしています!

<テキスト班>
 テキスト班では新メンバーを1名募集します。正社員として週5日フルタイム勤務のできる方を最優先で募集しますが、週3日などの変則勤務にも、優秀な方の場合、できるだけ対応いたします。

 テキスト班スタッフには、日刊IWJガイドの編集、記事や特報の作成といった業務がありますが、その中で最も重要な業務は岩上安身のインタビューで使うパワーポイントの作成です。リサーチをした上で、岩上と構成やディテールを詰め、パワーポイントに落とし込むという仕事です。資料を読み込み、読解してゆく能力が必要となります。

 パワポ作成など、番組制作のアシスト作業ができる方は時給1500円からのスタートとなります。

 インタビュー用パワーポイントの作成まではできないという場合には記者としての仕事が中心となり、その場合、時給は1300円からのスタートとなりますが、今回は上記の番組制作アシスタントの方を優先して採用します。

 今回は、岩上安身によるインタビュー番組だけではなく、時事問題の分析や解説などをする、岩上安身単独のYouTube番組もスタートする予定なので、そうしたアシストをする意識を明確に持つ方を求めます。

 知的好奇心が旺盛でリサーチ力のある方、地道に粘り強く仕事のできる方、気力・体力・機動力のある方、そして、チームワークを大事にできる方、何よりも、ジャーナリストとしての岩上安身のアシスタント、サポートをしたいという気持ちのある方、歓迎いたします!

<事務ハドル班>
 事務ハドル班は、中継スタッフやテキストスタッフと連携して、IWJの活動予定を組み立てて指示を出すという、重要な役割を担っています。翌日以降の中継・配信予定と、撮影後に記事化された動画の情報を整理し、翌日の日刊ガイドでの番組表へ反映させる、IWJのコンテンツ構成の要ともなる部署です。

 ご応募の資格は第一に穏やかな性格で、明るく協調性のある方。第二にトラブルなく対外的な交渉をできるコミュニケーション能力の高い方、そして第三にPCスキルがある方です。

 事務ハドル班は、時給1200円からのスタートとなります。もちろん、仕事の習熟に伴って、昇給していきます。

 皆さまのお知り合いで、ネットメディアの仕事に強い興味をお持ちの方などもおられましたら、ぜひお声をかけていただければと存じます。いずれのセクションも能力と実績によって順次昇給していきますが、2ヶ月の研修期間があり、本採用に至らないこともまれにはありますので、その点はご承知おきください。

 他の仕事と兼業したい、あくまで独立業者として関わりたい等のリクエストにも柔軟に応じて、パートタイム、兼業、業務委託、外注などの働き方もあります。お迷いの方も、ぜひご応募ください!

 ご応募は、以下のフォームからお願いいたします!

※【IWJレギュラースタッフ募集フォーム】
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXmrohCgSv4wxA-iWUk227Ber03r14GPhDoJgu4xyFyxKiCA/viewform

 それでは、本日も1日よろしくお願いします。

※日刊IWJガイドのフルバージョン(会員版)は下記URLより御覧ください。
https://iwj.co.jp/wj/member.old/nikkan-20210420

IWJ編集部(岩上安身、城石裕幸、六反田千恵、中村尚貴、木原匡康)

IWJ 株式会社インディペンデント・ウェブ・ジャーナル
岩上安身サポーターズクラブ事務局
公式サイト 【 https://iwj.co.jp/